『LGBTヒストリーブック日本編 平等を求めて声を上げた人々の闘い』のページをめくっていて驚いた。
私について書いてあるのだが、私がカミングアウトしたのは2017年と言うのだ。
これは完全な間違い。
私は、アナウンサーだった2000年代初頭に講演会を通してカミングアウトしている。
その事をキャッチした雑誌記者にスキャンダルとして報道されたという客観情報もある。
こうした事実は拙著にも書いているのだから、編者はわざと誤情報を載せたとしか思えない。
編者から私への取材は一切なかった。
どうしても保守の私を同性愛者の国会議員第一号にしたくないという執念を感じる。
ひょっとしたら、2017年にゲイとして選挙に臨むための記者会見を開こうとしたところLGBT活動家に阻止されたというエピソードをWikipediaで読んだのかもしれないが、それはカミングアウトとは関係ない。
Wikipediaの元となったのは産経新聞の記事だが、当時の秋田支局長からも誤報だったと謝罪を受けている。
編者には私のカミングアウトした年次についての訂正を強く求める。
そもそもこの『LGBTヒストリーブック日本編』は、日本のLGBTの正史として編まれたものだと聞く。
それが極めて姑息な方法で歴史改竄をしていることに憤りを感じる。
正史の編纂は権力であり、暴力である。
参政党や日本保守党や日本維新の会や自民党にもたくさんのLGBT議員がいるが、この本には保守のLGBT議員はまったく登場しない。
2000年代のLGBTパレードを盛り上げた、えぐりんやエドさんも登場しない。
都合の悪い人たちを透明な存在にし、LGBTの歴史にはいなかったことにする操作をやっているように私には見える。
仲間内だけで「あなた素晴らしいわね」「あなたこそ立派だわあ」と誉めそやすだけの本なのだから、多くのLGBT当事者がシラけるのは当たり前だ。
★私をゲイとして伝える画像の雑誌『新KEN』は2007年発行。
『同性愛?のよそ者(広島出身)松浦大吾が地元秋田の金田を喰うかも知れないという凄〜い選挙の激震と怒声』という雑誌が書店に平積みされた中で戦った最初の選挙。「秋田は生きづらい」と毎年多くのLGBTが県外に出て行きます。こうした地方の状況を変えたいとの思いでカミングアウトをしました。