「延期理由の説明が不十分」相次ぐ反対意見で否決 米沢市の中学校統合は予定通り2029年度開校目指す
米沢市が6月議会で提案していた新たな中学校の開校時期を延期する議案が18日、賛成少数で否決されました。統合される中学校は予定通り2029年度の開校を目指します。
議決「原案の通り決するに賛成の議員はご起立願います起立少数でありますよって否決されました」
米沢市はこれまでに市内の第一中学と第七中学を統合し2029年度に、新たに「東成中学校」として開校する方針を示していました。しかし、市の財政状況を考慮して、また、熱中症対策として市内全て、4つの中学校の体育館にエアコンを設置する事業を優先することなどを理由に、開校時期を3年遅らせる条例改正案を現在、開会中の6月議会に提案していました。
米沢市議会総務文教常任委員会委員長 島貫宏幸議員「起立採決を行った結果賛成少数で否決すべきものと決した」
会期中の6月9日に開かれた常任委員会では賛成少数で否決されていました。
18日の本会議でも議員から「延期理由の説明が不十分」「統合が進んでいるほかの学校との格差が生じる」などとの意見が出て、条例改正案は賛成少数で否決されました。
近藤洋介米沢市長「令和11年度2029年度の統合に向けてしっかりと準備していくエアコンの整備など教育環境の改善については厳しい財政状況のなかなので簡単ではない知恵を絞り努力したいと現時点では考えている」
本会議での否決を受けて、米沢市は、当初の予定通り2029年度の開校を目指すことにしています。一方、全中学校の体育館にエアコンを設置する計画は当初、再来年度までを予定していましたが市は、東成中の整備とエアコンの設置を同時に進めることは困難との認識を示しています。
市民「ちょっと残念。本当は一緒がいいんだろうけど予算の関係とかいろいろあるみたいだが」
市民「最近の暑さはちょっと異常エアコンは必要と思う」
エアコンの設置時期について近藤市長は18日、「なるべく早く設置をしたい」と述べるにとどめました。