続・レンギョウとヤマブキって遠目ではよく似てますね(?)。ま、似てるって事にしときましょうよ、と再度
レンギョウ じぃじ 万葉集 万葉のこころ 万葉の人々 犬養孝 齋藤杏花facebook Facebook 齋藤杏花 (さいとうあんな) 齋藤杏花 妹に似る 草と見しより 我が標めし 埜邊の山吹 誰れか手折りし 京人に贈る歌二首 ヤマブキ 三月十九日に、家持の庄の門の槻の樹の下にして宴飲せる歌二首 置始長谷 山吹は 撫でつつ生さむ ありつつも 君來ましつつ 插頭したりけり 右の一首は、長谷花を攀ぢ、壷を提げて到来り、是に因りて、大伴宿祢家持のこの歌を作りて和へたり。 我が背子が 屋戸の山吹 咲きあらば 止まず通はむ いや每年に BL 大伴家持
今日は7日、あと2日でじぃじの忌日となります。
三回忌と七回忌はあるのですが、五回忌ってのはないのですね。
秘かに、家で偲ぶことにしましょう。
アイコン画像もその一環、じぃじの葬送に縁が出来てしまったレンギョウです。
この通り、時期を同じくして咲き誇って居ります。
さて、日曜万葉噺は、レンギョウとよく似た(?)ヤマブキの歌をやることになってましたね。
早速参りましょう。
巻十九に越中時代の家持の、京人(みやこひと)に贈る歌二首というのがあります。
その最初の方の4197にヤマブキが登場します。
妹に似る 草と見しより 我が標めし 埜邊の山吹 誰れか手折りし
そうですよ、これ、シリーズ初回の4184に答えた歌ですよ。
意味が分りやすいから、余計、色々裏を読みたくなります。
巻二十にもヤマブキの歌が出てきます。
三月十九日に、家持の庄の門の槻の樹の下にして宴飲せる歌二首 と題司のある4202-4203、先ずは最初の4202は、置始長谷の歌です。
山吹は 撫でつつ生さむ ありつつも 君來ましつつ 插頭したりけり
作者は伝不詳、荘園の宴に集った者のひとりという以外は分りません。
そうすると、君 とは家持の事になります。
後の4203がそれに応える大伴家持自身の作です。
我が背子が 屋戸の山吹 咲きあらば 止まず通はむ いや每年に
はい、左注に、
右の一首は、長谷花を攀ぢ、壷を提げて到来り、是に因りて、大伴宿祢家持のこの歌を作りて和へたり。
とありますから。
お馴染み、また 背子 ですわ。
けどね、今回はBLではありませんね、何故ならどっちの歌も女視線ですもの。
定めし、女の気持ちを代弁した、余興の即興歌ということになりましょう。
さて、こうしてみると、黄泉でダークイメージのあったヤマブキの花、なかなかどうして艶っぽく詠まれてるもんですね。
時代の変化からかな?
一口に万葉集と言っても第一期から第四期までは、百数十年の間がありました。