辺野古沖転覆事故、沖縄県「今回の事案は想定外」 自民PTが中間報告を議長に提出
沖縄県名護市辺野古沖で船2隻が転覆し同志社国際高(京都府)2年の生徒ら2人が死亡した事故を調査する沖縄県議会自民党会派のプロジェクトチーム(PT)は25日、関係者への聞き取り調査結果をまとめた中間報告書を中川京貴議長に提出した。 報告書によると、県文化観光スポーツ部の担当者は聞き取り調査に対し「平和学習における安全確認の仕組みに課題があり、今回の事案は想定外だった」と説明。修学旅行の安全性確保と政治的中立性の担保について県教育委員会と連携し対応するとの見解を示した。 県教委の担当者からは「沖縄県内の学校では抗議船への乗船や座り込みなど抗議活動への参加事例は確認されていない」との説明があった。 報告書は「教育的中立性・適正性が担保された平和学習プログラムの再構築には、調査だけでなく県議会での横断的な議論が必須だ」と指摘。PTによる任意の聞き取りを中心とした調査では再発防止策の樹立は厳しいとして、調査特別委員会の設置を提案している。