知人女性になりすまし卑わい送信40回超 容疑の経産キャリア逮捕

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 仕事で知り合った30代女性になりすまし、出会い系サイトを通じて多数の相手に卑わいなメッセージを送ったとして、警視庁は24日、経済産業省のキャリア官僚、伊藤正雄容疑者(53)=横浜市青葉区=を名誉毀損(きそん)容疑で逮捕した。女性の本名や電話番号と共に「自分はマゾです」といった虚偽の紹介文を40回以上、知らない相手に送ったといい、警視庁は女性を困らせる目的だったとみている。

 警視庁人身安全対策課によると、女性の元には、知らない多数の男性から百数十回にわたって卑わいな文言の電話があった。女性は3月中旬、警察署に「『掲示板を見た』という電話がかかってきている」と相談。通話やメールの記録を調べたところ、伊藤容疑者の関与が浮上したという。

 伊藤容疑者は、複数の出会い系サイトに女性を装って自己紹介文とメールアドレスを投稿。興味を持って連絡をしてきた相手に対し、この女性の写真や本名を送っていたという。メールアドレスは伊藤容疑者が作ったもので、相手とのやり取りには漫画喫茶のパソコンを使っていた。

 逮捕容疑は3月9~27日、知人女性を装って、多数の人物に対し、この女性の本名や住所、電話番号と共に虚偽の性的嗜好(しこう)を盛り込んだメールを送ったとしている。容疑を認めているという。

 経産省によると、伊藤容疑者は1996年に旧通商産業省に入省。1月から経産大臣官房付になり、横浜市で来年3月に始まる国際園芸博覧会に派遣されていた。6月3日に本人から「警察の捜査を受けている」と報告があったという。【春増翔太】

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