カフェインを摂取すると眠くなくなるのはなぜ?【Tarzan】
ついでに知っておきたい、ニコチンやアルコールの影響。
コーヒーと同じ嗜好品、タバコやアルコールが及ぼす睡眠への影響も考慮。 「日本は寝酒文化が根強く、睡眠薬に頼るよりお酒がいいと思っている人が多い印象です。アルコールは寝入りを早くしますが、眠りは浅くなる。さらに耐性ができるので、入眠効果を得ようとどんどん量が増えてしまいます」 ニコチンのリラックス作用を求め、夜の一服が欠かせない人も要注意。 「実はニコチンは覚醒系を活性化させる作用があるので、寝つきを悪くし、深睡眠を削り、夜中に目が覚めやすくなります。睡眠に悩みを抱える愛煙家には、夕方以降は吸わないようにとアドバイスしています」 嗜好品と睡眠の関係を知り、上手にコントロールしていこう。
●睡眠の質を上げるコーヒーマネジメント 1.摂取量は1日トータル200mg程度に。 2.朝の1杯のタイミングは、血中濃度のピークから逆算。 3.摂取は午後3時までとする。 睡眠時の血中カフェインが50mgより少なくても、深い睡眠が減ったり自律神経が変化するというデータもある。3つのルールを基に、自分の睡眠×カフェインの最適解を導き出そう。
取材・文/板倉みきこ 撮影/中島慶子 イラストレーション/荒木颯平 監修/石橋由基(睡眠プライマリケアクリニック池袋・院長)