埼玉県三郷市で6月3日に車を無免許運転したとして24日、さいたま地検が起訴し、県警が別の日の無免許運転容疑で再逮捕した鄧洪鵬容疑者(43)は、昨年5月に小学生4人のひき逃げ事件を起こしたのと同じ車で無免許運転を繰り返していた。県警は鄧容疑者が常習的に無免許で運転していたとみて、全容解明を目指す。
捜査関係者によると、鄧容疑者は昨年11月、ひき逃げ事件の有罪判決により免許を取り消された。しかし、県警には今年4月、鄧容疑者が無免許運転している可能性があるとの通報が寄せられた。鄧容疑者が6月3日に現行犯逮捕された際、運転していた車は昨年5月に小学生4人をはねたのと同じ高級スポーツタイプ多目的車(SUV)だった。
この車は、ひき逃げ事件の際に証拠品として県警が押収したが、その後返却されていた。「事件の処分が出れば通常、押収物は返すことになる」(捜査関係者)ためだ。
有罪確定なら強制送還か
鄧容疑者はひき逃げ事件の判決の際、「二度と車を運転しない」と反省していることなどが考慮され、刑の執行を猶予されていた。