オリックス・若月健矢「石塚選手の無事を祈っています」決勝の1号ソロにも笑顔なし…岸田護監督も「心配ですね。本当に心配です」
(パ・リーグ、ソフトバンク0-5オリックス、8回戦、オリックス6勝2敗、23日、みずほペイペイ)今季168打席目で飛び出した豪快な一発で先取点を奪い、好リードで強力なソフトバンク打線に反撃を許さなかった。オリックス・若月健矢捕手(30)が攻守に躍動。決勝の1号ソロに、扇の要として今季6度目の零封勝ちに導いたヒーローだが、快勝後、笑顔はなかった。 「打てたことはうれしいですけど、本当、きょうは最後、ああいう終わり方になってしまった。石塚選手の無事を祈っています」 5-0の九回2死で守護神のマチャドの投球が石塚の顔面付近を直撃し、危険球退場。石塚は頭部を固定したまま担架で運ばれ、そのまま救急車で病院へ搬送され、まさかの事態に球場が騒然とした。それだけに勝利を喜ぶことはできなかった。 若月にとっては森友が負傷離脱後、ジェリー(前ジャイアンツ)とはバッテリーを組んで3試合目で初勝利。新助っ人を6回無失点と引っ張り、攻守で今季3勝目をおぜん立てした。 また、チームも連敗を2で止めたが、岸田監督は開口一番、「(石塚選手が)心配ですね。本当に心配です」と口にし、若月も「本当に石塚選手の無事を祈っている」と繰り返した。 リーグ戦再開の西武3連戦(京セラ)は負け越しスタートとなったが、この日の勝利で2位ソフトバンクとは2ゲーム差。石塚の無事を願い、目の前の一戦一戦を全力で戦う。(西垣戸理大)