地図製作を手がける出版会社が「破産手続き開始決定」負債総額は5860万円…デジタル化浸透で苦戦、コロナ禍後は書店での売り上げ低迷、生産コスト増加も〈札幌地裁〉
地図の製作や出版を手掛ける北海道札幌市の地勢社が事業を停止し、札幌地裁から破産手続き開始の決定を受けたことが分かりました。民間の信用調査会社、東京商工リサーチによりますと、負債総額は債権者22人に対して5860万円だということです。 地勢社は2003年に設立。北海道内に特化した各地の道路地図をメインに市街図などを出版し、2007年8月期には約8000万円の売上高を計上していました。 しかしカーナビなどのデジタル化が浸透し、紙媒体の需要が縮小していくのに伴い売上高も減少。さらに特にコロナ禍以降は書店での地図の売り上げも低迷していました。 最近は物価高で生産コストもかさみ資金繰りが悪化、2025年8月期の売上高はピーク時の4分の1の、2000万円ほどまで減り収益面で赤字となっていました。 今後の業績回復の見通しが立たず、5月27日に事業を停止し、29日に札幌地裁へ破産を申請、6月11日に破産手続き開始の決定を受けました。
UHB 北海道文化放送
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