- 1二次元好きの匿名さん26/06/12(金) 20:54:37
- 2二次元好きの匿名さん26/06/12(金) 20:56:14
手毬「実家に帰る…ですか?」
少しドキッとする。この前見たドラマでは、この発言は旦那に愛想を尽かした奥さんが出ていく時の発言だったからだ。
いや、いきなりプロデューサーがそんな事言い出すのはあり得ないと分かってはいるんだけど………
手毬P「正確には、『結果的に実家に帰ることになる』です。
ロケハンや先方との打ち合わせをするのですが……実家の近くなので、ホテルとか探すより実家に泊まったほうが安いんですよ。」
手毬「なるほどそういう……何もかもが嫌になって隠居するのかと思いました」
少し、安心。だから、冗談を言って誤魔化す。
手毬P「担当を一番星にした1ヶ月後に隠居するとか、変な都市伝説になりそうなので嫌です」
いつも通りの呆れた顔で彼はそう言うと、一瞬ノートパソコンに目をやって、また私の方を見る
手毬P「俺が居ない間の指示は送ってあるので、それに従ってください。不明点があればメッセージで連絡を、最悪電話でも構いません。
ただし、会議中等は即座の返答はできませんのであらかじめご了承ください」
手毬「そのぐらい分かってます!」
手毬P「そうですか。それは安心です
電話に出られなかっただけで、学園中走り回って担当プロデューサーを探し当てた逸話を持つ一番星もいるらしいので、少し警戒しすぎました」
手毬「もうそんな事しません!!」
手毬P「なら良いんですが」
一通りからかって満足したのか、プロデューサーはククッと笑って真面目な顔に戻った
最近のプロデューサーは、ちょっとだけ表情豊かになった気がする。
笑顔が見れるのは嬉しいけど、少し前までの仏頂面を知っている分、刺激が強くてドキドキする事があるから良し悪しだ
手毬「あっ……」
手毬P「はい?」
これは、単なる思い付き
でも、思い付いてしまったからには、もう止められない
手毬「私も」
あなたが何故、この道を選んでくれたのか
何故、私を選んでくれたのか
手毬「私も、連れて行ってください」
私はやっぱり、知りたいんです - 3二次元好きの匿名さん26/06/12(金) 21:06:40
皆様お久しぶり(?)です
コレまで何度か、手毬P広P千奈Pの三馬鹿を中心としたSSのような物をあげさせていただいていた者です
此度は、長編の様な物にチャレンジしてみたくスレを立てさせていただきました。
シリアス展開多めになる可能性がある上、捏造設定とかオリキャラとか出てきますので、人を選ぶものと思われます。(スレタイに書くべきかもと思ったのですが、掲示板素人故何と書けばいいか分からず……)
合わないなと思いましたら、どうかブラウザバックをお願いいたします。
ちまちま書いていきますので、更新頻度とかはあまり高くないかもしれませんが、どうかお付き合いいただけますと幸いです - 4二次元好きの匿名さん26/06/12(金) 21:08:16
たのしみ
- 5二次元好きの匿名さん26/06/12(金) 21:09:43
毎度ありがとう今回もよろしく
- 6二次元好きの匿名さん26/06/12(金) 21:10:26
お久しぶり(1日前)
ちょっと話題に出てた月村さん実家行きイベだー!!
楽しみに待ってます - 7二次元好きの匿名さん26/06/12(金) 22:04:48
ピーンポーン
ガチャ
P母「はーい……あらあらあらあら!」
P父「おぉ、これが噂の『月村さん』か!」
手毬P「なんだその反応…
まさか、写真見たこと無かったのか……?」
P父「いや、そういうわけじゃあ無いんだが……やっぱり、生で見ると違うなーと」
手毬P「なんだそれ……」
手毬「つ、つつ、つきむらてまりです、よろ、よろしくお願いします!!」
P父「はいはい、よろしくー」
手毬P「……月村さん、緊張し過ぎでは?
初対面の相手と挨拶なんて、これまでのアイドル活動で何度もあったでしょう…」
手毬「それは、そうなんですけど……プロデューサーの家族ってことは、その…つまり……」
手毬P「俺の家族、それ以上でも以下でもないですよ。仮に心証を損ねたとしても、たいした影響力はありません。」
手毬「そういう事じゃなくて…」
P父「………母さん」ボソッ
P母「ええ、分かってるわお父さん」ボソッ
P父「これは……来たのか?アイツにも」ボソッ
P母「来たのかもしれないわ、春が」ボソッ
手毬P「何をヒソヒソしてるのかは知らないが、浮ついた話ではないからな」 - 8二次元好きの匿名さん26/06/12(金) 22:11:09
乙です!
質問ですが、現状STEP4が実装されてるアイドル達のコミュのネタバレはあるのでしょうか? - 9二次元好きの匿名さん26/06/12(金) 22:18:42
手毬Pの過去にも触れることになるんだろうか
それこそ以前のBadend5を仄めかす過去とかさ… - 10二次元好きの匿名さん26/06/12(金) 22:23:22
- 11二次元好きの匿名さん26/06/12(金) 23:01:48
手毬P父母も愉快そうだな
- 12二次元好きの匿名さん26/06/12(金) 23:11:40
- 13二次元好きの匿名さん26/06/13(土) 00:10:06
激重手毬Pシリーズの新作だ!
スレ主じゃないが、新規の人やおさらい用に過去スレも貼る
(もう6スレ目だしページを別建てすべきだろうか…?)
手毬P「契約解除ドッキリ…ですか」|あにまん掲示板「はっきり言って悪趣味が過ぎますね。彼女達アイドルにとって、プロデューサーとの契約は己の未来を決めてしまう重大事我々プロデューサーに『人生を賭けてくれた』という証が、この学園内におけるプロデュース契約…bbs.animanch.com手毬「プロデューサーに似合う季節?」|あにまん掲示板新聞部「はい!今回はプロデューサー科だけでなくアイドル科の皆さんにも見てもらう事になっていますので!是非!アイドル科の皆さんにプロデューサー科の生徒について聞きたいなと!!」手毬「それで1つ目が季節……bbs.animanch.com手毬P「尊敬する人、ですか」|あにまん掲示板手毬P「月村手毬です……?いえ、冗談とかではなくそうですね…『枢要徳』をご存知ですか?端的に言うなら、古代ギリシアから語られる『人や国家が持つべき美徳』です。『知慮・思慮・知恵』『勇気』『節制』『正義…bbs.animanch.com手毬P「待ち受けですか?」|あにまん掲示板星南「ことねよ!!」星南P「星南さんです」ことねP「俺も藤田さんではありますが……」千奈P「何故会長殿がここに……?あ、俺は倉本さん」麻央P「俺も麻央さんですね…大体皆さん担当の写真なのでは?」新聞部…bbs.animanch.com【HIF.ガラクタロードコミュネタバレ注意】手毬P(クールなアイドル、か)|あにまん掲示板『冷ややかな氷ではなく、超高温で完全燃焼する青い炎』それが、月村手毬の掲げる『クールなアイドル像』ならばプロデューサーである俺は、彼女が理想とする『クールなアイドル』となれる様導かなければならない。だ…bbs.animanch.com - 14二次元好きの匿名さん26/06/13(土) 01:55:52
衝動が出た
- 15二次元好きの匿名さん26/06/13(土) 03:59:31
- 16二次元好きの匿名さん26/06/13(土) 08:43:51
助かる
- 17二次元好きの匿名さん26/06/13(土) 09:19:54
手毬P「荷物はその辺に置いて、適当でいいのでその辺のクッションやらソファやらに座って寛いでいてください。俺は月村さんの寝床を確保しますので。
で、母さん、月村さんの寝る部屋はどこになる予定?」
P母「やあねぇ全く……あ・な・た・の・部・屋♡に決まってるでしょ?」
手毬P「はっ倒されてぇので???」
手毬「わ、私は!それでも大丈夫です!!」
手毬P「そんな訳無いでしょう、落ち着いてください月村さん」
P母「全く、相変わらず女心の分からない子ねぇ……
取り敢えず、こっちの部屋に寝てもらうことにするつもりよ。布団は敷いてあるけど……ベッドとか買いに行く?」
手毬P「必要ない。事前に布団で寝る了承は取った
というか、一回泊まるだけの月村さんの為にベッド買うで良いのかあんたらは…」
P父「なんだ、月村さん今回限りなのか?うちはいつでも大歓迎だぞ〜?」
手毬「ほ、ホントですか?なら是非」
手毬P「駄目です。担当プロデューサーかつ実家とはいえ、男の家に泊まってるこの状況はかなりの異常事態だと言っているでしょう。
そんな頻発させていては、変な報道をされかねません
そもそも今回だって、俺はしっかりとしたホテルを探すつもりだったのにあなたが」
P母「何よ冷たいわね〜
せっかく来るんだから、一緒にお泊まりしたいわよねぇ?」
手毬「は、はい!」
手毬P「頼むからそこで結託するのだけはやめてくれ……イガイタイ…」
P父「………なんだ、元気そうじゃないか」
手毬P「嫌味か????」
P父「いや?……ま、コッチの話だ。気にするな」
手毬P「…………?」 - 18二次元好きの匿名さん26/06/13(土) 12:54:48
この両親でどうしてこうなったんだ手毬P
- 19二次元好きの匿名さん26/06/13(土) 13:35:26
P母が恋愛脳、P父が厳格(P母によって開拓中)くらいだと、しばらく開けて帰ったらこうなってるかも
- 20二次元好きの匿名さん26/06/13(土) 16:31:12
手毬「ふぅ……」
お茶を飲んで、一息つく
プロデューサーは、私と彼自身の居住環境を整えるべくまだ何かしているみたいだけど……私が手出ししようとしたら、座っててと言われたのですることが無い
P母「ごめんねぇ手毬ちゃん。あの子、言い方がキツいでしょう?」
手毬「いえそんな事は……少し、ありますけど」
私の反応を見て、お母さんは優しく笑う
プロデューサーと比べると、随分と表情豊かなご家族だ。
P母「普段のあの子も、あんな感じ?」
手毬「はい。基本あんな感じです。
プロデューサー科のクラスメイト以外にタメ口使ってるのは、ちょっとレアですけど」
P母「……そうね。私達も、久しぶりに見たわ」
お母さんの言い方に、少し引っかかる
ご両親の立場ならむしろ、敬語のプロデューサーを見る方が新鮮なのでは?
手毬「もしかして……高校時代とか、帰省してないんですか?」
P母「確かに、あの子が帰省してきたのは今回が初めてね。」
手毬「なるほど……メディアに出る時は、基本敬語ですもんね」
P母「………そうね」
本当に、プロデューサーと比べると分かりやすい
何か思う所があるのだろう。そういう表情をしている
手毬「…………」
でも、今聞き出すのは時期尚早だ。プロデューサーの作業がいつ終わるか分からないし……
そもそも私は部外者だ。どこまで踏み入って良いのか、まだ分からない
デリケートな部分を聞き出すのは、もう少し後にすべきだろう
手毬(大丈夫。何日も泊まるんだから、時間はいっぱいある)
そんな事を考えながら、再度お茶に口をつけた - 21二次元好きの匿名さん26/06/13(土) 17:13:12
夕飯は、プロデューサーのお母さんがご馳走を作ってくれた
私の好物を知っていたのか(或いはプロデューサーが教えていたか)メインはトンカツ!
手毬「凄く美味しいです!!」
P母「ふふ、良かった♡」
P父「テレビで見てた以上に、美味そうに食ってくれるなこの子は」
手毬P「それが売りでもあるんで」
美味しいご飯を食べ終わってから、またも一息つく
そして、考える
少しだけ引っかかっていた、違和感についてだ
特に、お母さんの方。ご飯の時とか、部屋騒動の時とかと、プロデューサーのタメ口が云々みたいな話をした時。
ことねとか清夏とか、それこそプロデューサーみたいな観察眼があるわけじゃないから、自信を持って言えるほどではないけど……
なんというか、テンションが違う
私相手に、よそ行きの態度になるなら分かる。客人だし。
でも、どちらかと言うとこれは……
気になるのは、それだけじゃない
ご飯に夢中になってたから、こっちも確証があるわけじゃないんだけど………
プロデューサーがご飯を口に運んで……そう、確か『美味しい』って言った時だ
ご両親の会話が、一瞬途切れた
仲が悪いわけじゃない。プロデューサーは普通に接してる
なのに、ご両親の方が、距離感を掴みかねてるというか……
この違和感に、部外者の私がどこまで踏み込んでいいのかは分からない。
でも、『何かがある』と、私の直感が叫んでいる - 22二次元好きの匿名さん26/06/13(土) 22:28:31
そういや、学P高校時代にはロボットみてぇな状態だったんだよなぁ……
そりゃ、美味しいなんていったらびっくりするわな…… - 23二次元好きの匿名さん26/06/13(土) 22:33:46
月村さんのおかげで好きな食べ物の欄が書き込めるようになったんだもんな。
- 24二次元好きの匿名さん26/06/13(土) 22:35:09
あんな自傷的な生活してたら止めに入りそうなものだけど、この男のことだから親すら寄せ付けないような雰囲気だったんだろうなあ
- 25二次元好きの匿名さん26/06/13(土) 22:44:08
- 26二次元好きの匿名さん26/06/13(土) 22:47:11
- 27二次元好きの匿名さん26/06/13(土) 22:53:15
このレスは削除されています
- 28二次元好きの匿名さん26/06/14(日) 00:15:44
保守
- 29二次元好きの匿名さん26/06/14(日) 04:22:30
保守
- 30二次元好きの匿名さん26/06/14(日) 08:56:47
このレスは削除されています
- 31二次元好きの匿名さん26/06/14(日) 13:25:25
契約解除ドッキリの件って多分STEP3〜STEP4の間あたりだから、彼の感情は「月村さんと仲良くなりたい」くらいまでは進展してるはず……
- 32二次元好きの匿名さん26/06/14(日) 15:04:18
P母「行っちゃったわね〜。もう少し、ゆっくりして行けば良いのに」
手毬「……そうですね」
プロデューサーの実家に来て、一晩過ごして、二日目
プロデューサーは、朝食を凄まじい速度で食べきり、仕事に出かけた。今回は、私は行ってはいけないらしい。好都合と言えば好都合だが、若干の気まずさがあるのは否定できない
手毬(昨日の、あの違和感……聞いてもいい?それとも、まだ早い?
プロデューサー本人がいない今が、間違いなくチャンス。でも、信用されてない状態で聞いたとしても……)
答えが出ないまま、思考がぐるぐると回る。
事前にシミュレーションはしてきたのに、いざ本番となると上手く出来る気がしない。でも、このままだと無駄に時間が過ぎるだけで…
P母「手毬ちゃん」
手毬「は、はい!」
P母「なにか、聞きたいことがあるんでしょう?」
手毬「………え」
これは、完全に想定外の状況
手毬「なん…で…」
手毬(バレてる!?なんで!?いやそれより、どう思われた!?急に来て色々詮索してくる女とか、絶対嫌がられる!!最悪追い出されたり、契約解除…とか…)
想定外の事態を前に、パニックになった……のを察されたようで、お母さんは微笑みながら続けた
P母「あの子に言われてるのよ。『月村さんに質問をされたら、なるべく正直に答えてあげてくれ』って」
手毬「…………バレて、たんだ」
P母「あの子、昔から観察眼鋭いのよねぇ」
手毬「……嫌がると、思ってました」
P母「それは、私が?それとも、あの子がかしら」
手毬「どっちも、です。プロデューサーは特に、自分の過去、話したがらないので」
P母「………そう。やっぱり、あの子のこと聞きたいんだ」
手毬「………はい」
P母「そっか………そっかぁ…」
この時のお母さんの表情を、多分私は生涯忘れない
嬉しそうで、ホッとしたようで、そして、少しだけ寂しそうで
『あぁ、この人は、息子の事を愛しているのだ』
と、理屈じゃなくて心で理解できる。そんな表情を浮かべたまま、お母さんはこう続けた
P母「あの子の事を、大事に思ってくれて、ありがとう」 - 33二次元好きの匿名さん26/06/14(日) 22:30:39
手毬「そんな、お礼を言われるようなことじゃ……寧ろ、私の方が大切にしてもらってる…というか」
P母「………そうね。あの子は、あなたの事をとっても大事に思ってる。きっと、この世の何よりも、あなたを大事に思っているわ」
手毬「………はい」
正直、今のを肯定するのは凄く恥ずかしい。
多分、クラスメイトとかに言われてたら、自分でもびっくりするぐらいの照れ隠しを発揮して、凄まじい失言をしていたと思う(自分から言い出したくせに)
でも、なんというか、まぁ、その、事実、だし
あの人は、いっぱい、私のこと、考えてくれてるし
何より、そんなプロデューサーの想いを
こんなに嬉しそうに話す人の前で否定するなんて、出来るわけがなかった
ので、凄く恥ずかしいけど認めざるを得なかった。
P母「だからこそ、あの子に大事にされてるからこそ、あの子の事を想ってくれる子で良かったって、私はそう思うの
あの子はきっと、あなたにどれだけ酷いことをされても、受け入れてしまったと思うから」
手毬「…………そう、でしょうか。別に、プロデューサーは、私のイエスマンとかでは無い、です」
お母さんも、私も、どう言葉を続けていいか分からなくなる
これは、完全に仮定の話
私が、プロデューサーの事を嫌いだったとか、どうでも良かったとか、そう言う感じだった場合の話
私は、今のプロデューサーしか知らない。お母さんな、昔のプロデューサーしか知らない。
こんな、絶対ありえないイフの世界を考えるには、情報があまりにも足りていないのだ - 34二次元好きの匿名さん26/06/15(月) 04:37:35
ほしゅ
- 35二次元好きの匿名さん26/06/15(月) 11:27:10
P父「………空気重いなおい」
手毬「あっ…おはようございます」
P父「おはよう手毬ちゃん
なんだ、俺が起きてくる前にもう始めたのか」
P母「だって、手毬ちゃん悩んでるみたいだったから…」
P父「なら気まずくなるなよ……といっても、難しいか。互いに、デリケートな話だもんなぁ
こうなるのを察して、とっとと家を出たアイツの判断は正しかったわけだ」
手毬「察して…ですか?」
P父「多分だけどな。『我が子』を心配してる母さんと、『プロデューサー』を慕ってる手毬ちゃんとじゃ、どうしたって解釈が分かれる。そりゃ気まずくもなるさ」
手毬「……確かに」
P母「実際、言葉に困っちゃったものねぇ……」
P父「だろ?だからこうなるのを察して、そこに自分がいたら更に拗れるから、出てったんじゃねぇかなぁ……
アイツ、自分がどう思われてるかについては割と自覚してるんだと思うわ」
手毬「…………」
P父「と、言うわけでだ手毬ちゃん。こっから話す話は多分、君の幻想を壊すことになる。
なにせ、アイツを『我が子』だと思って、『心配してる』人間が話すんだからな。当然、普通のことばかり話すことになるし、アイツのだめな部分や脆い部分にも触れるだろう
アイツが、完璧なプロデューサーなんかじゃない、ただの人間なんだと知ることになるだろう。
これまでの関係にヒビが入りかねない訳だし……正直、聞かずに終わりにするって手も」
手毬「大丈夫、です」
P父「………そうかい?」
手毬「はい、大丈夫です。
あの人が完璧じゃないなんて、とっくの昔に知ってます。
だってあの人は、私と『似た者同士』なんですから」
P父「………そうか。ホントに、幸せ者だなアイツは」 - 36二次元好きの匿名さん26/06/15(月) 17:05:14
保守
- 37二次元好きの匿名さん26/06/15(月) 22:06:11
保守
- 38二次元好きの匿名さん26/06/16(火) 01:02:41
保守
- 39二次元好きの匿名さん26/06/16(火) 05:49:25
前スレ?のリーリヤVSセンパイ妹のSSも見てみたいのは欲張りだろうか
- 40二次元好きの匿名さん26/06/16(火) 11:54:59
保守
- 41二次元好きの匿名さん26/06/16(火) 18:35:22
手毬Pも自分の過去を伝えてもらう覚悟してるのいいな
- 42二次元好きの匿名さん26/06/16(火) 22:29:52
P父「それで、結局聞きたいのはどういうとこなんだ?」
一瞬、考える
聞きたいのは、昔のこと。でも、昔の『何』を聞く?
……あの日私が話したのは、私がアイドルに憧れた時のこと。だったら、私も
手毬「彼がプロデューサーを志した理由、とか…知りませんか?」
P父「ふぅむ…」
P母「そうねぇ……」
手毬(………あれ?)
……なんか、思ったより反応が良くないというか…え?
手毬「知ら…ないんですか?」
P父「……すまん」
P母「あの子、高校を決めた時に初めて『プロデューサーになる』って言ってきたのよ。
しかも理由を話さないで、今後の進路と……私達が払ってきた、あの子の食費とか学費とかを返すまでのプランを話してきて……」
手毬「嘘でしょ……」
P父「俺たちも、「親に金返す必要なんかねぇ!!!」って言うのにかかりきりで、他の部分は全然聞きだせなくてな…」
P母「しかもあの子ったら、イマイチ納得してなさそうで……」
P父「今回帰ってくるって聞いた時も、『一部だけでも今返す』とか言い出すんじゃないかと一瞬警戒したもんだよ…」
手毬「……お、お疲れさまです」
P父「……申し訳ないんだけどよ、もし本当にアイツが返済しに来たら、手毬ちゃんにも説得頼んでいいか…?多分君の今後にも関わると思うからさ……」
手毬「流石に、そんな事に…は……」
なるかも
手毬「………協力、させていただきます」
P父「すまんな……」 - 43二次元好きの匿名さん26/06/16(火) 22:32:59
P父「本当にすまん…こんだけ引っ張って『知らない』としか答えられないとは…」
手毬「いえそんな……寧ろ、あの人の解像度は上がりました
少なくとも、彼が自分のルーツを語らないのは私だからじゃない。ってことは分かったので……」
そうだ。彼は、自分のルーツを知られる事を極端に避けている。
その対象は私だけじゃなくて、両親もだった。
つまり、私と出会ってからではなく、かなり昔から自分の内心を語ってないことになる。
となると、2つの疑問が生じる
『プロデューサーは、両親が私の疑問に答えられないことを知っていたのか?』
答えは、間違いなくYESだ。なら、次の疑問
『プロデューサーは、「どうせ空振るから答えさせてもいいや」と思って、両親に素直に答えろと言ったのか』
これは、恐らくNOだ。
根拠は2つ。
一つは、『そんな事をしても意味がない』から。
ここで私が空振れば、間違いなくプロデューサー本人に何かしらの矛先がいく。更に質問攻めをされるか、「初めから教えるつもりなんてなかったんですね!」とか詰められる……程度のことは彼も想像するはず。
寧ろこの場面は、両親が答えを濁す事で『答えてくれなかった両親』に私の矛先が向かうよう仕向けるほうが、プロデューサーらしいやり方な気がする。
もう一つは……正直、根拠と呼ぶほど確固たる理屈はないんだけど
『どうせ空振るから答えさせてもいい』と思っていたなら
わざわざ両親に連絡をして、私に『何か聞けるかも』なんて期待を抱かせる様なやり方は、しないと思う。
つまりこれは(私の考えすぎでなければ)彼からのメッセージ
『両親から何かを聞き出せるはずです』
という、メッセージ
手毬「ふぅ〜……」
お母さんが淹れてくれたお茶を飲んで、深呼吸をする
大丈夫、何も成果がなかったわけじゃない。
手毬(なんか、考え方まであの人に似てきたかも)
今回の質問で、本題の方に特に進展がなかったのは事実だけど、収穫はあった
一つは、彼からのメッセージに気づけたこと
そしてもう一つ。次の質問が、決まった
手毬「プロデューサーって、もっと幼い頃からからあんな感じなんですか?」 - 44二次元好きの匿名さん26/06/16(火) 23:28:43
保守
- 45二次元好きの匿名さん26/06/17(水) 03:41:43
真夜中保守
- 46二次元好きの匿名さん26/06/17(水) 06:54:04
保守
- 47二次元好きの匿名さん26/06/17(水) 11:09:58
一方、その頃の手毬P
ピロンッ
手毬P「ん、月村さん何かあっ……秦谷さん???」
美鈴『まりちゃんがそちらの実家にお泊りしているようですが、私はまりちゃんと何度も何度もお泊り会をしています
あまり、調子に乗らないでくださいね』
手毬P「……………」
ピロンッ
美鈴「まぁ、もう返信が……」
手毬P『俺は今朝、月村さんに「いってらっしゃい」と言われましたが、あなたは?』
美鈴「…………………」
美鈴P「ヒェッ」
手毬P『「気をつけてね」とも言われましたが、あなたは??』
美鈴「………………プロデューサー
私、少し用事が出来てしまいました」
美鈴P「直接敵地に乗り込もうとするのはやめてください……」 - 48二次元好きの匿名さん26/06/17(水) 14:12:28
美鈴Pカワイソス(でもこいつデータ盗んだ前科あるしな)
- 49二次元好きの匿名さん26/06/17(水) 19:02:12
これ時系列によっては美鈴Pの家に行く前に手毬Pの家に行くことにならないか?
- 50二次元好きの匿名さん26/06/17(水) 19:16:36
この時の手毬Pを手毬が見たら、仏頂面なのにどこかドヤの雰囲気を感じる顔してそう
- 51二次元好きの匿名さん26/06/17(水) 21:27:35
こんなこと言うと広Pがしっとりしそうだけど、対美鈴だと手毬Pの精神性が素の幼さを見せてる気がするんだよね……
- 52二次元好きの匿名さん26/06/18(木) 00:16:54
床に就く前に保守
- 53二次元好きの匿名さん26/06/18(木) 07:17:13
いいなこの喧嘩友達感
定期的にこんな感じで煽りあってるのかな - 54二次元好きの匿名さん26/06/18(木) 12:30:06
- 55二次元好きの匿名さん26/06/18(木) 19:56:40
ほしゅ
- 56二次元好きの匿名さん26/06/18(木) 21:15:33
あの手毬Pの自己肯定感を0から1に引き上げる女
- 57二次元好きの匿名さん26/06/19(金) 00:20:06
朝向け保守
- 58二次元好きの匿名さん26/06/19(金) 06:56:11
保守
- 59二次元好きの匿名さん26/06/19(金) 12:52:13
保守
- 60二次元好きの匿名さん26/06/19(金) 17:24:56
保守
- 61二次元好きの匿名さん26/06/19(金) 21:59:53
保守
- 62二次元好きの匿名さん26/06/19(金) 22:41:10
保守
- 63二次元好きの匿名さん26/06/20(土) 01:14:15
保守
- 64二次元好きの匿名さん26/06/20(土) 04:27:46
保守
- 65二次元好きの匿名さん26/06/20(土) 06:12:28
このレスは削除されています
- 66二次元好きの匿名さん26/06/20(土) 12:37:31
プロデューサーが、両親からなにか聞き出させようとしてるなら
それは多分、両親しか知らない事を話させたいから
じゃあ、具体的に何?そこは、分からない。
でも、『何?』は分からなくても『いつ?』は分かる
学校の友人とか、私とかが知らなくて、ご両親は知っている時期
つまりは、幼少期だ。もっと具体的に時期を絞るなら、赤ちゃんの頃〜中学生ぐらいまで……かな?
で、中学生の頃にはもうご両親も内心をはかりかねてる。となると、もっと昔の話(つまりは赤ちゃんの頃〜小学生かな?)を聞き出すのがベターなはず……
と、色々考えた末の質問だったのだが……上手く、行くだろうか
これでもし、『あんな感じだった』で話が終わったら……
P父「いや、そんな事は無かったぞ?」
手毬(来た!)
内心、ガッツポーズ。
これなら、ここから更に何かヒントを聞き出せるはず!
P母「そうねぇ。もっとゆったりしていたし……寝るのが好きな子だったわね」
手毬「寝るのが好き………?」
想定の斜め上からの返答に、絶好調だった脳みそがフリーズする
P母「そうよぉ。今じゃ考えられないけど、あの子色んな所でしょっちゅうお昼寝してたの」
手毬「お、お昼寝……??」
信じられない。あの徹夜常習犯なプロデューサーが、お昼寝!?
P父「ははは!そりゃそんな反応にもなるか!」
P母「今のあの子、全然寝ないものねぇ」
P父「昔はしょっちゅう昼寝してたのになぁ」
手毬「そ、そうなんですか…」
……まずい、話についていけない
お昼寝をしているプロデューサーとか、まっっったく想像つかない! - 67二次元好きの匿名さん26/06/20(土) 13:43:29
P母「寝顔も可愛かったわよねぇ……」
手毬「あ、それは分かります!可愛いですよね寝顔!」
P母「えっ?」
P父「寝顔、見たことあるのか」
手毬「………あっ」
しまった、分かる話が出てきたから、つい反応してしまった。
手毬「えっと……その…はい…」
P父「母さんこれは…」ヒソヒソ
P母「やっぱり春が…」ヒソヒソ
手毬「ちがっ!そういうあれじゃないです!!ただ、風邪引いてたから看病してあげただけで!」
P母「ふふふ…」
P父「そうかそうか、アイツがねぇ…」
P母「あの子、人に寝顔見せるの嫌いなのにねぇ」
P父「小3ぐらいからか?寝てる時に部屋入ると、すぐ起きるんだよなアイツ」
手毬「………そう、なんですか」
P母「そうなのよぉ。せっかく可愛い寝顔してるんだから、見せてくれてもいいのにねぇ」
P父「手毬ちゃんには見せたのかぁ。随分信頼してんだなアイツ」
手毬「ふ〜ん……」
ご両親にすら見せない寝顔を、(若干脅迫したとはいえ)私には見せてくれた。
「いかないで」って(寝言だけど)甘えてきたのも、ご両親は知らない、私だけが知ってるプロデューサー
なんか、うん、ちょっと嬉しい
P父(ニヤけてるなぁ…)
P母(愛されてるわねあの子) - 68二次元好きの匿名さん26/06/20(土) 18:00:20
ほしゅ
- 69二次元好きの匿名さん26/06/20(土) 22:05:54
Hoshi
- 70二次元好きの匿名さん26/06/20(土) 22:21:22
保守
- 71二次元好きの匿名さん26/06/21(日) 07:00:13
保守
- 72二次元好きの匿名さん26/06/21(日) 08:40:37
ほし
- 73二次元好きの匿名さん26/06/21(日) 14:38:18
ほしゅ
- 74二次元好きの匿名さん26/06/21(日) 22:38:50
保守
- 75二次元好きの匿名さん26/06/21(日) 22:42:25
手毬「ふぅ……」
一通り話を聞き終わって、部屋のベッドで横になる
手毬(なんか、凄く疲れた)
こんなに頭を使ったのは久しぶり……どころか、もしかしたら人生で初めてかもしれない。
手毬「……プロデューサーが帰ってくる前に、纏めないと」
起き上がって、机に向かう。
ノートを広げて、これまでに得た情報を纏めることにした。
手毬「気になったのは……」
『1.プロデューサーとご両親の距離感』
これの答えは、「プロデューサーがあんな感じになってから、コミュニケーションが取りにくくなったから」なのかな?
『2.プロデューサーを志したきっかけ』
コレについても、進展があった。
P父『手毬ちゃんは、アイツがプロデューサー志望になった理由が知りたいんだよな?』
手毬『はい、そうです』
P父『なら、さっきちょっと思い出したことがあるんだが…』
手毬『本当ですか!?』
P父『あぁいや、そんな大層なことじゃないんだ。
アイツがプロデューサーを志した「時期」は、多分「小6の夏頃」だ。』
P母『そうなの?』
P父『多分だけどな。
うちが契約してるサブスクあるだろ?いろんな番組とか見れるやつ
アレのオススメしてくる番組の中に、そんぐらいの時期からアイドルのライブ映像とかアイドル特集みたいのが増えたんだよ。そんぐらいの時期に』
P母『そうだったかしら…?』
P父『間違いない。同僚と「ビッグデータとやらも大したことがない」って話で盛り上がったからな』
手毬『覚え方が酷い…』
具体的なきっかけは分からなかったけど、コレはヒントになるかも知れない。 - 76二次元好きの匿名さん26/06/21(日) 22:43:37
『3.寝顔について』
プロデューサーの寝顔は、昔から可愛かったらしい。
というのはさておき、重要なのは多分こっちかな?
『4.小3頃から寝顔を見せない』
思い当たる節が無い訳じゃない。
風邪のプロデューサーを看病した時、彼は魘されていた
もしこれが、あの日だけではなく、毎晩のように魘されていたのだとしたら?
寝顔を見せない理由は、多分『魘されているのがバレて心配されたくないから』
なら、なんで魘されるようになったんだろう
手毬「………分かんない、な」
結局、彼は両親にも自分の内心を話していなかった
何も晒していなかった。私に対してと、同様に
『ありがとう』
手毬「………いいや、違う。
全部じゃないけど、見せてくれてる。きっと、これだけ色々集めて問い詰めれば、答えてくれ」
コンコン
手毬「………どうぞ」
P母「手毬ちゃん、ちょっとだけいい?」
手毬「………?はい」
空気が、重い。
お母さんの表情が暗いだけじゃない。なんだか、覚悟を決めたような雰囲気というか…
P母「本当は、話すつもりじゃなかったんだけど…
あの子、あなたの事とっても信頼しているみたいだし、あなたも、あの子の事を本気で考えてくれてるみたいだし……」
手毬「………はい」
あぁ、この表情は、知っている
P母「何のヒントにも、ならないかもしれないけれど…あなたには、話しておかなきゃかも…って…」
自分の過ちを、責めている顔だ - 77二次元好きの匿名さん26/06/21(日) 22:48:51
あの日は、雨が降っていた
豪雨と言うほどではないけれど、かなり強い雨
あの子が、傘を忘れて行ったことに気付いたのは、あの子が雨に打たれた後だった
あの子は昔から聡い子だった。欠点といえば、よく寝る事と、少しだけ口が悪い事。
あの年にして、もう立派な皮肉屋。お友達を怒らせることもあったみたいだけど、あの子が優しい子なことは分かっていたから、気にしていなかった。
色んなものを真っ直ぐ見つめて、自分が正しいと思う答えを、しっかり持っている子。確固たる自我を持った、しっかりした子
「………………………おかあ、さん…………」
そんな考えが間違っていたことを、突きつけられた
「あ……あぁ………」
雨が、強くなってきて
あの子が、傘を忘れたことに気付いて、学校に電話した。
その時にはもう、あの子は歩いて帰り始めていたみたいだから、傘をさして、タオルを入れたカバンを持って、急いで迎えに行った
少しずつ、豪雨へと近づいていた天気の中、待っていたのは
「……………ごめ……………なさい………」
まるで、輪郭がぼやけたかのような
この雨に、今にも溶けてしまいそうな
生気を失い、光を失い、表情を失い
心が、壊れてしまった、愛しい我が子の姿だった
「───っ!!」
傘も、カバンも
全てを放り出して、私は駆け出した
そうしなければ、今すぐにでも、あの子が消えてしまうと思ったからだ
「大丈夫!大丈夫だからね!!お母さんがいるからね!!!」
何が起きたのか、どうしてこうなったのか、何も分からないけれど
大切な我が子を失いたくなくて、私は必死に抱きしめた
「大丈夫!大丈夫だから!!」
何が大丈夫なのか、私にも分からないけれど
私にも、この子にも
そう言い聞かせるしか、なかったのだ - 78二次元好きの匿名さん26/06/21(日) 22:50:21
P母「………本当は、あの子が落ち着いてから、「何があったの?」って聞くべきだったの。だけど、私は
怖くて、聞けなかった」
手毬「…………………」
P母「あの子が寝顔を見せてくれなくなったのは、それから……
あの子は、勝手に立ってしまったの。本当は、私達が、頼らせてあげなきゃいけなかったのに
きっと、あの日何があったのかを、私はもう聞き出せない。どれだけ聞いても、教えてくれないと思うの。」
甘かった
いや、別に私が悪いわけじゃない。
こんなの、想像がつく訳がない
彼の過去にはきっと、私が想像していた以上の大きな傷がある
彼が頑なに過去を語らないのは、それが理由なのかもしれない
P母「だから…」
手毬「私でも、多分無理です。」
お母さんが、少しだけ驚いた顔をした
きっと、私ならって思ってたんだと思う。でも、無理だ。私が一番
手毬「あの人は、弱くて、完璧じゃない過去を知られて、嫌われたくないから
そして何より、心配させたくないから、隠すんだと思います。
だから、私が一番、無理だと思うんです。」
P母「………そう、ね。あの子は臆病で、とても優しい子。」
手毬「………はい。」
あの人の傷に、きっと私は触れさせてもらえない
手毬「………でも」
知ったことか
手毬「あの人には、私の全てを曝け出したんです。いろんな事を勝手に知られて、私の抱えてた問題を全部、無理矢理解決されたんです。」
触れさせてくれないなら、私から無理矢理触れてやる
あの日、あの人は手を差し伸べてくれたから
手毬「絶対、聞き出します。時間は、かかってしまうかもしれませんけど」
今度は私が、手を差し伸べたい - 79二次元好きの匿名さん26/06/21(日) 23:19:45
はたしてどんな過去があったのか……
- 80二次元好きの匿名さん26/06/22(月) 00:27:45
手毬P「で、何か進展ありました?」
手毬「…………」
手毬P「………いや、そんな唖唖然とされても困るんですけど…」
手毬「普通、それ、聞きます?」
手毬P「別に、俺があなたの思惑に気付いてる事には気付いてるでしょう?なら、変に気を使っても無駄です」
手毬「ふ〜ん?それなら、変に気を使った隠し事をせず、今から色々教えてくれるんですか?」
手毬P「イヤです」
手毬「なんでですか」
手毬P「双方にメリットがありません。百歩譲って、俺に限界が来ていてその治療法を探る……とかならまだ多少は意義がありますが、そうですらない。この通り、今の俺は史上最も調子がいいです。ので、単純に無駄な労力です。」
手毬「恥ずかしいんですか?」
手毬P「はい」
手毬「やけに素直……」
手毬P「あなたに無駄な心労をかけることになりますし、俺個人の感情としても『イヤ』です。
なので、探るならご自分で探ってください。
まぁ誰にも話してないので、多分誰からも聞けないと思いますけど。そして俺は話す気がないので、不可能だと思いますけど」
手毬「……なら、プロデューサーを根負けさせて自白させてみせますよ」
手毬P「不可能です。凄くイヤなので」
手毬「さっきからイヤイヤばっかり、子供みたいですね」
手毬P「そんな挑発には乗りません。
真面目に、オススメしませんよ?俺の過去なんて、楽しくも面白くも無いし、タメにもなりません。漫画のように世界の真実が明らかになるわけでも、次のステージで勝つためのヒントがあるわけでもありません。」
手毬「それでも、知りたいんです。
私、あなたの事好きなので」
手毬P「………………そうですか。では、非協力的な立場ながら応援しています。」
手毬「はい。絶対聞き出すので、覚悟してください。」
手毬P「善処します。後、明日の打ち合わせは折角ならあなたも参加して欲しいとのことです。可能ですか?」
手毬「問題ないです。」
手毬P「了解しました。先方にもそう伝えておきます」 - 81二次元好きの匿名さん26/06/22(月) 00:48:12
頑張れ手毬……!!
- 82二次元好きの匿名さん26/06/22(月) 07:59:34
このレスは削除されています
- 83二次元好きの匿名さん26/06/22(月) 08:01:21
やっぱりこの2人良いなぁ…
- 84二次元好きの匿名さん26/06/22(月) 12:38:48
・深い心の傷を負った時期
・手毬に姿を重ねたかつて世話した鳥
・プロデューサーとしてのオリジン
これ全部別物なのか…… - 85二次元好きの匿名さん26/06/22(月) 20:01:52
保守
- 86二次元好きの匿名さん26/06/22(月) 21:20:40
保守
- 87二次元好きの匿名さん26/06/23(火) 02:34:09
保守
- 88二次元好きの匿名さん26/06/23(火) 10:09:18
ほしゅ
- 89二次元好きの匿名さん26/06/23(火) 17:15:02
ホントこの2人可愛くてかっこいいな…