子どもの早寝は「親がラクになる育児」でもある
「19時に寝かせるなんて、どうやってるの?」
「そんなの無理!お風呂も夕飯も間に合わない!」
これまで何度も、そう言われてきました。そのたびに私は、「確かに最初はそう思うよね」と思いながらも、声を大にして伝えてきました。
早寝は、子どもだけじゃなく、親にとっても救いになる。
なぜなら、子どもが早く寝てくれたら、その後の時間はまるっと自分のもの。ゆっくりご飯を食べたり、お風呂に浸かったり、仕事をしたり。「自分の時間がある」だけで、育児へのストレスは本当にグッと減ります。
さらに驚くのは、子ども自身もどんどん落ち着いてくること。癇癪やぐずりが減って、朝の機嫌もいい。園や学校の先生にも「落ち着いてますね」と言われると、早寝に挑戦した方からたくさんの報告をいただきます。
早寝は、子どもを強制的に寝かせることではなく、子どもを本来のベストな状態に戻すこと。子ども自身を楽にしてあげることなのです。
少数派でも、胸を張って!!
今の日本では、19時に寝ている子どもは確実に『変わり者』です(笑)「なんでそんなに早く寝るの?」「かわいそうじゃない?」なんて声をかけられることもあります。でも私は、こう確信しています。
5%の少数派でも、間違ってなんかいない!!
むしろ、この5%こそが『当たり前』になる未来をつくっていきたい。他人の「普通」は、わが子の「幸せ」とは限らない。正しさや愛情は、誰かの価値観の中にあるのではなく、わが子の笑顔と安定した日々にこそ宿るものだと思います。
とはいえ、「19時に寝かせること」が必ずしも全員の正解というわけではありません。我が家にとってはそれがちょうどよかっただけで、ご家庭によって最適な時間は違って当然です。お仕事や生活スタイルの都合で、どうしても帰宅が19時や20時になるというご家庭も多いです。
私が伝えたいのは、誰もが『19時消灯』を目指すべき、ということではありません。大切なのは、「今より少し早く」を意識すること。それだけでも、子どもたちの毎日は驚くほど変わっていきます! その可能性を、たくさんの方に知ってほしいです。
22時消灯が習慣のご家庭なら、まずは21時半。21時消灯なら20時45分を目指してみる。たとえ15分、30分だけでも早く寝られるようになると、子どもたちの様子が変わってくるのを実感できるはずです。
睡眠が子どもを、そして社会を変える
今、日本の子どもたちの睡眠時間は世界ワーストクラス。それはつまり、集中力・学力・メンタルヘルスなど、あらゆる面で「不利なスタートライン」に立たされているということです。
でももし、親たちがもっと「睡眠の力」に気づいて、実践し始めたら? 子どもが元気に登校・登園できるようになったり、家庭でのイライラが減ったり、親自身がもっと機嫌よく過ごせるようになったら?
それは確実に、家族を、学校を、そして社会全体を少しずつ変えていくはずです。
子どもたちの「当たり前」を変えていこう
このコラムを読んでくれたあなたが、「ちょっと早くお風呂に入れてみようかな」「絵本を読んだら、そのまま部屋を暗くしてみようかな」そんなふうに思っていただけたら嬉しいです。
それが、子どもたちの未来を変える「はじめの一歩」になるかもしれません。子どもたちの眠りが守られ、笑顔が増える未来を目指して、今後も発信を続けていきたいと思います。
そんな願いを込めて書かせていただいた書籍『育児の悩みスッキリ解決!子どもの早寝メソッド』は、子どもの早寝を叶えるための方法がギュッと一冊にまとめてあります。
ぜひ、この本を手にとっていただき、子どもの睡眠時間の確保にお役立ていただけたら幸いです。
【Profile】れーこ(@reikojitan)
小6、小3、小1の3姉妹の母。小学校教諭から専業主婦を経て、現在フリーランス。 『子どもの睡眠時間』と『ママの自分時間』の確保をすることで『子どももママも毎日ご機嫌』が叶うのではないか?と考え、3年前から19時消灯を実践。19時消灯のための時短術、小学校入学前後の情報、早寝早起きをすることのメリットをInstagramで発信中。