クロサワ クロサワ
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サナエトークンを追跡してみた【追記】【追記】もうここで調査ストップします

仮想通貨(暗号資産)の世界では、価格が一日で数倍に跳ね上がることもあれば、一瞬にして無価値になる大暴落が起きることもあります。

最近、あるトークン(SANAET)で起きた大暴落について、「これは単なるパニック売りではなく、運営による計画的な持ち逃げではないか?」という疑惑が浮上しました。

これは決して暗号資産の技術的意味での負の側面ではありません。
ブロックチェーンの最大のメリットは、「誰が、いつ、どこに、どれだけの資金を動かしたか」という取引履歴(オンチェーンデータ)が全世界に公開されており、絶対に改ざんできないことです。

調べた内容は資料としてここに置いておきます
https://docs.google.com/spreadsheets/d/1cq4a1H8X04QEaMICx02sp7rJWlYonMFaqhq8cmIIy_c/edit?usp=sharing

これらは全て公開データであり、誰もが追跡可能です。
せっかくなのでこの強みを活かすべく追跡してみた結果、「運営が最初から売り抜ける目的で仕組んだと思えてしまうような不可思議な記録」が次々と見つかりました。

ただ、前置きさせていただきたいのは、私自身技術的なところにそれほど詳しい方ではありません。
金融や法律にも疎いです。
ただ、ブロックチェーンという技術が持つ可能性に希望を持っているだけの人です。
加えて以下は状況証拠に過ぎず何かを断定するつもりは一切ありません。
それらしい表現になってしまってるところはあくまで何か公的な判断を下す立場にはない個人が公開データから受けた感想として受け取ってください。公開データを各々が各々の判断材料にしていただくことを望みます。

お伝えしたいのは、ブロックチェーンはあまり知識のない私ですらその透明性を活用して監視や追跡が可能で、悪事ができないようになっている素晴らしい技術だということです。
世の中のために使おうと思えばいろんな可能性が考えられます。

今回は仮想通貨に詳しくない方にも分かるように、彼らの手口を4つのステップで解説します。



1. 「見せかけの人気」を演出する(ダミー口座の大量作成)

新しい仮想通貨を発行したとき、運営が最も避けたいのは「運営チームがトークンを独占している」と警戒されることです。
少数の人が独占していると、その人が売った瞬間に価格が崩壊するからです。

そこで彼らは「たくさんの人が少しずつ保有している、人気で安全なトークン」を偽装した可能性があります。

具体的には、プログラム(Bot)を使って自動で数十個のアカウントを一瞬で作成し、そこにトークンを均等に配りました。例えるなら、「アイドルのコンサートのチケットを、運営が用意したサクラ45人に買わせて満席に見せかける」ような行為です。


【オンチェーンの証拠データ】

  • 日時: 2026年2月24日 10:20〜10:56 (UTC)

  • 操作元: 運営の保管庫(75TpF4m...)

  • 事実: 新しく作成された45個のウォレットに対し、全く同じ「6,222,222枚(約622万枚)」のトークンが数秒間隔で機械的に送金された。これは手動ではなく、プログラムによる明白な工作です。

  • 実際の取引記録(45件のうちの1件):  https://solscan.io/tx/2cQV2JiRzKkCXD9AC5rfv6WpLbX9ZzfVZwURjDXWdF6X6ccHd6PdS9JxHV9SDBHbwMJL3RNXTmy2wrw7Zn75ue7J (全てをまとめたものは冒頭のリンクから)

なぜサクラの可能性を疑っているかというと、これらのウォレットは全て事前に運営サイドと考えられるウォレットから少額の別銘柄コインを受け取っていたからです。
ほかのことに全く使われていないウォレットが、あからさまにダミーだと思われることを避けようとしたのかもしれません。



2. 「私たちは売りません」というポーズ(金庫への隠蔽)

次に彼らは、投資家を安心させるための「見せ板」を用意しました。 総発行量(10億枚)の20%にあたる2億枚を、「マルチシグ」と呼ばれる強固なセキュリティの金庫ウォレットに移動させたのです。

これは投資家に対し「運営の保有分は鍵のかかった金庫にあるから、すぐに売り叩かれる心配はないですよ」とアピールするためのものです。しかし実際には、この金庫は単なる「おとり」でした。

【オンチェーンの証拠データ】



3. 裏ルートでの「怒涛の売り抜け」

表向きには「分散されていて、運営もガチホ(長期保有)している」ように見せかけながら、運営は全く別のアドレスを使って、一般投資家が買っている裏で大量のトークンを売り捌いていました。

一気に売ると価格が暴落してバレてしまうため、数万枚〜数十万枚という単位に小分けにして、何日にもわたって何十回も売り続けるという非常に狡猾な手口を使っています。

【オンチェーンの証拠データ】



4. 海外取引所を使った計画的な「資金の引き出しと逃亡」?

ここまでの話だと「運営が売ったのではなく、たまたま初期にたくさん買った部外者が売ったのでは?」という言い逃れができてしまいます。

しかし、実行役たちの「活動資金(手数料)の出所」と「最終的な利益の行き先」を追跡したところ、非常に計画的な行動が見えてきました。 実行役たちは、身元がバレにくい海外の巨大な仮想通貨取引所(Gate.ioなど)を経由して活動資金を用意し、数千万〜億円単位の利益を出した後、再び同じ取引所に資金を送金して「現金化(利確)」して逃亡していたのです。

【オンチェーンの証拠データ(逃れられない資金ループ)】

  • 取引所(Gate.io)と思われるアドレス: u6PJ8DtQuPFnfmwHbGFULQ4u4EgjDiyYKjVEsynXq2w

  • 始まり(資金提供): 活動開始の数時間前に、海外取引所のウォレット(u6PJ8...) から売却実行役(AhGdB...) へガス代(約27 SOL)が引き出され、セットアップ完了。

  • 終わり(利益回収・逃亡): 実行役たちが市場で売って得た利益(SOL)が、集金所(5sezVds...)を経由して、再び 取引所(u6PJ8...) へと送金され、現金化されている。

    • 2/26 換金目的の送金:約 1,038 SOL

    • 2/28 換金目的の送金:約 214 SOL

    • 3/2(暴落日)換金目的の送金:約 257 SOL

先述のサクラ疑惑もこの流れが見えたからこそのものです。
何らかのキャンペーンやステークホルダーに対する見返りの配布という風にはどうにも見えません。
単なるパニック売りであれば、複数の別々のアドレスが同じ集金所を経由して、計画的に取引所へ資金を逃すような一糸乱れぬ動きにはなりません。身元を隠すために取引所を出し入れに使っている点からも、計画的に見えます。
ただし、あくまで暗号資産の流れを追跡したに過ぎないため、そこにどんな意図があったのかや悪意の有無などは断定できません。
あくまで私が調べた結果を私が判断すると私にはそう見えるというお話。



追跡の限界

資金は海外の大手取引所(Gate.io)に送金されたことが確認できました。
ここまでが私個人による追跡の限界でしたが、
これはつまり、捜査機関や弁護士を通じて事件性が認められるようなことがあれば、情報開示請求を行えば取引所のKYC(本人確認)情報から実行役の身元を特定できる状態にあるということでもあります。



まとめ

私にはこう見えました。

  1. 事前にダミー口座を大量に用意して人気を偽装し

  2. 表向きは「売らない」というポーズをとりながら

  3. 裏で何十回にも分けてトークンを売り捌き

  4. 最終的に海外取引所を経由して数千万〜億円単位の利益を換金し、逃亡を図った

最初から最後まで、売り抜けることを前提に設計された悪質なスキームだったのではないかと疑っております。
仮想通貨への投資は自己責任と言われますが、公開されたブロックチェーンのデータは嘘をつきません。
しかしながらそれを確認するのはちょっと骨が折れたのは確かなので、今後のこの世界の発展に期待という段階ですかね。
このような手口が存在することを考慮し、甘い言葉や見せかけのデータに騙されないよう注意が必要かと思います。



追記

運営側から「運営管理のウォレットから売却しているという事実は一切ない」という声明が出ました。

では、改めてオンチェーンデータで確認してみましょう。

※一部AIに任せてしまった部分があるので、注意して確認したつもりですが事実誤認が含まれていたらすみません


運営の保管庫から、SANAETトークンが配られていた

運営が「①ディストリビューター(配布用ウォレット)」と自ら公表したアドレス(75TpF4m...)のトランザクション履歴を見ると、SANAETトークンが運営管理下のウォレット群に大量配布されていたことが確認できます。

▶ ディストリビューターのウォレット全履歴: https://solscan.io/account/75TpF4mDTC888MJC5Y7GFriibSQvGKePAhLrnZP9mwPx

配布先は2種類です。

ひとつ目は、運営が「ハッキング対策のために移動させた派生ウォレット」と説明している②のアドレス群。2026年2月24日の10時37分〜10時56分のわずか20分間に、52件すべてへ数秒おきに機械的に配布されています。

▶ 派生ウォレットへの配布(代表例): https://solscan.io/tx/2KNHcF6WVG5KG2QZAVNd4hMZrMxniaAnmfP1hNSyPjAAmAdA7vRqaEw2TKC446pKzJVzMX6pvqe7YC2TVSUZWgq8

ふたつ目は、運営が「外部の協力者」と説明している③コントリビューター(6件)。こちらにも同様に配布されており、運営は「売却制限をかけていない」と説明しています。

▶ 外部コントリビューターへの配布(代表例): https://solscan.io/tx/2unzZE1m6nWJhJgi6osD6ELP6eHQM43xNM4xmTuPFXcAfJMFNUu6mVmYJtdWi9r4pj22PQqKvUK7HeN85UwpVLoZ

配布されたSANAETトークンは市場で売却され、SOLに換金されていた

ここが核心です。

以下は、運営が「②ハッキング対策のための派生ウォレット」と自ら公表したアドレスのひとつ 7WFJ9jv... の記録です。

まず、運営の保管庫(75TpF4m...)からSANAETトークン100兆単位を受け取ります。

▶ 保管庫 → 派生ウォレットへの配布TX: https://solscan.io/tx/5hy3sgukuEtkTLcRZrGf9rcK9cAJFdFSg1aSbKLmMA7b5wrQvpmdRMdxuGyDwdCBxXmzdK4HVuYXbCX7LHcdMQJw

次に、受け取ったSANAETトークンをPump.funの市場で売却し、SOLを受け取っています。

▶ 派生ウォレットによるSANAET売却TX(換金額 約$52,724): https://solscan.io/tx/xQEJcMRC4gaevRHVi5SuzUUkvzYnEVXsr1KBvKKHiQnegsj2Kxcb9UZHk74ocPEVgmzUGbpkrhmMyEL4cMMAmZj

▶ 派生ウォレットによるSANAET売却TX(換金額 約$13,694): https://solscan.io/tx/2x7adktQLfCx8BRqzRBfp271v98zFuvZZisN5Y5JAgdExBNJ2F7DP1oaWuavxeRPxhSiWdzLpS4DYSx1RhsTPyg2

少なくとも運営公表の派生ウォレットの1つ(7WFJ9jv...)だけでこの規模の換金が確認されました。
そして運営が公表した②派生ウォレットは運営公表の一覧では約50件(52件程度)あります。


さらに遡ると:このSANAETトークンはどこから来たのか

ではそもそも、ディストリビューター(75TpF4m...)はこのSANAETトークンをどこから受け取ったのでしょうか。

トランザクションを遡ると、2026年2月23日午前4時37分、XkW4p5p... というウォレットがSANAETトークンを発行(新規作成)していたことが確認できます。

▶ SANAETトークンの発行(MINT)トランザクション: https://solscan.io/tx/icqMCuHKZyRDrNHa1BX67DUrB15eW47vsf3w6SEgzTUn8fkS1B15YRLPwDDXEZxfots3TzCyJzTfMnxFcgPMB16

そして発行からわずか20分後、その全量がディストリビューター(75TpF4m...)へ送付されています。

▶ ディストリビューターへの全量送付: https://solscan.io/tx/z5ij4AnhR724U3EFTZ6XAD54ZdTosEXgUpHMT2b3fiUGZGr1AwXWdNcYtWRsELAZti6qciY4u7NQtA6AF9Wts1x

つまり流れをまとめると以下の通りです。

発行(MINT)→ ディストリビューターへ全量送付 → 派生ウォレット・外部協力者へ配布 → Pump.funで売却・換金 → 集金所を経由 → Gate.ioという海外取引所(u6PJ8Dt...)へ送金

換金されたSOLの行き先

換金されたSOLは、Pump.fun売却直後に複数の派生ウォレット(7WFJ9jv...を含む運営公表の②アドレス群)から集金所ウォレット(5sezVds...)へ集約されています。
例えば、売却益SOLの流入タイミングが売却TXと一致し、一方向の大量集約が見られるため、無関係の投資家によるものとは考えにくい構造です。
(集金所ウォレット全履歴:https://solscan.io/account/5sezVds17S5hpd7tABJhcQfXiWUd9jEVajbQPDvrvhr4

▶ 集金所からGate.ioへの送金(2/26): https://solscan.io/tx/3C8AngfsAaeucvgkG1mLmTB4mzv2BwKaLSNWc5wtjEHSLAcbG4HD9xZsnymfGWzgLjWBGid17UratS9YFVTSVyz7

▶ 集金所からGate.ioへの送金(2/28): https://solscan.io/tx/5XRBt2Ugs8YRV6XzuPxjjAjGTuJWY5WErnBY13Eta2AMQD6kCq5DGNQzBtdGvmyCXLqNiE53zeSdXxkiswmBAqQ3

▶ 集金所からGate.ioへの送金(3/2): https://solscan.io/tx/26kH6aL4Buxug9SzMHnVPBvmF38okHvqoMMJPyRuRpphgehiiC45rHTBS9hbaUhDU8C5jCN7aH2Le9mdBsTxGh9C

「運営管理のウォレットから売却していない」という主張は、やはり僕にはかなり不自然に思えました。

ブロックチェーンは「誰が発行し、誰に配り、どこで換金し、どこへ送ったか」まですべて記録しています。「売っていない」という説明の正否より、「何が起きたか」という事実そのものが、誰でも確認できる形で永久に残っていることが重要です。



更に追記

〜〜〜〜
SANAET発行前の2月13日に、運営が作成したテストトークンと見られるものが存在します。
https://solscan.io/token/BRosC1DoEtxs9qZmG7NTeWw9x4typuEYnc2UHMNRybmf
8se4rQhEEocwicJzKh5zNgZkfhv67DojQG5Yuqjd1iReというウォレットがそのテストトークンの保管庫です。
なぜこれがSANAET関連のものであると言えるかは後述します。

2026年2月24日
そのテスト保管庫から94HsYriFXD2ubwSWwLx5xf5TVU8Lzg1AkrZJzXVHRHXCというウォレット(以降 関連者A)にテストトークンを送金している履歴があります。
https://solscan.io/tx/5sBhvoTJiZ5q9UqeTZbjiSMVsb5jiUoJvU3yXDAV3pkATBKyiGvZemgEKy9qaGVj9LqBgGLadh4tRsaFyXBXwkyz

2月25日
SANAET運営が公開した「②ディストリビューターウォレットから移動させた派生ウォレット」のリストの一番最後に、
7WFJ9jvNbejgzrsK2BKpaBAy6XDFCXKNmeFRgLKqATNwというウォレット(以降 関連者B)があります。
このアドレスにCNwDF3pM1h4VuwytyjojGGefu1gKBkPT2m23wgWv8R3xというウォレット(以降 謎の金庫)から
以下の3回に分けて800 SOLが提供されています。
07:28:10(1 SOL)https://solscan.io/tx/4cJmPHDAVw8WqZHFyYCAUyqs7FvbGq2YTDgTieFMgSCbPEPC4MnrVNH1yzriPVTgVWuieh8WAVZ369JWG9MsMx9x
07:45:03(400 SOL)https://solscan.io/tx/3swduEyVsYZuNd3Cm1wJw4Uhn6n4kc1oLPM7CeRSNzfoUjFP6KBKJFF8ZWSHmSr9SSkwQUcvwTwyn6c1QEBNQFhH
08:01:29(399 SOL)https://solscan.io/tx/5utskKMAu1xD6u71cvrQtK3DyLfqMkyv7noEp88DJ9o7Zwiji6gDNbbudi9qj3V1hRfimNPtgDo5SSu9gW3bbjb1

2月26日〜27日
関連者Aも謎の金庫から資金提供を受けていることが確認できます。
5回に分けて合計1,400 SOLです。
すべてのトランザクションの内訳を時系列で整理すると以下のようになります。

【謎の金庫 → 関係者A】への送金(合計 1,400 SOL)
謎の金庫は「2月26日」と「2月27日」の2日間に分けて、関係者A(Bot司令塔)へピッタリ 700 SOLずつ 送金しています。
1日目:2月26日(計 700 SOL)
09:33:11(1 SOL) https://solscan.io/tx/5fdjsTTCbY5Fa1yEyDSsQfLyBo9LadbAJW8fMhPnUDtAwnXZMD4UqGZF7ZrmEtJdERe9XPQYZDG926MMyiaRcTsm
09:51:44(699 SOL) https://solscan.io/tx/4mtd4imFe1bSjJeDcXZvwj3dGVqzfjEZwyHM2LQsK458DRXpWPCu6CG84mjaH4yBbWTnzKa3ujgD5DMehKqX56ZN
2日目:2月27日(計 700 SOL)
09:22:23(1 SOL) https://solscan.io/tx/5AxCAx74r8KSxPntTUhYfNURTYLZv6AQuHwLfs1avpZR8V7oEFLLhjjvWAJ3fSG5JC37RbDTrigtpG8UWUqxwAH6
09:30:39(300 SOL) https://solscan.io/tx/2nWCioxdyRaGzhPZgZLMmUuyBKDmjG4S2GwKin4gb6av2CEpGHkgCDw3sJgYM3ZfJHb5tPTyZEquSk5Qh6gi7kXD
09:33:52(399 SOL) https://solscan.io/tx/2Dupryyw4cQzA9a5QmZ1hGSKaNvbXhjYY5w7F8evAZhyYpVuzsvSoKbKTrMiRPguDxX6A8sTdz4gJWB6HSCBt3ER

関係者AとBは共通の金庫から資金提供を受けていることになります。
つまり、SANAET運営が関係者であると明言した者を含むこの3者は全てSANAET関連者であるといえるかと思います。

呼称としてわかりやすいように「関係者」や「金庫」などとしておりますが、
それぞれウォレットアドレスのことなので、実際に別人格かどうかは不明です。
別の人間が管理する別のものかもしれませんし、一人の人間や単一の組織が使い分けているだけかもしれませんが、
少なからずこれらの間で資金的なやり取りが確認できるということは確かです。

2月26日〜28日
関連者Aは1,400 SOLを以下に細かく分散送金しました
2sHEpZ3AKd7mKVE4fMpuxER1jkZvoevJvgLNPXBXRG5K (約230.0 SOL)
xmqXfWgaxoy4PUAQV8WYwxHQUTmf3BfYVTuD2EK8cJ9 (約199.0 SOL)
3AGBv2prJmz7mxdaQtjfJLNJPX8iXQsYg4mjXf1fRJTt (約184.9 SOL)
3XkzdEDcuw7psKkjhLaJvhvzNJpAgNhoUYeX7mQGc2vL (約170.0 SOL)
E3DZLPs8EvehHjyVq4VAHQ2PGb5ekTUMAGYWddVKw9a4 (約150.0 SOL)
7mEj8MoiiJJT6ogELGmB6NF7zZjZ5zuk51gozxrE92o5 (約130.0 SOL)
J95p8XpxZTYwcjANAq4YBXcjTbusyqSANJgGj4oPc2N8 (約120.0 SOL)
FkHKtnBbZwkw6LhAn8QeDCCh92eP2PDjaF4V32qG24Jk (約90.0 SOL)
GbnvWcJAFa48aAsChpXBv1y3CgSDcCeWGJZAYJ2e8uJL (約85.0 SOL)
8Nuos1vqXtzzUPD7hHExqXp9hDUkmsU3jYkxLdBKryUk (約35.0 SOL)
詳しくはこれらのウォレットのトランザクションをぞれぞれご確認いただければと思いますが、

2月28日
最もSOLの提供を受けた2sHEは、大量のSANAETを購入しています。
https://solscan.io/tx/2UR17Cr22CE68MZ72kfSdGTC5em8L9XDLcWukAkKvbF5QzZQgnpdvWUdLsSsxRvRvpZUyNtBjNpDteWZe5sehwAQ

3月1日(SANAET暴落前日)
11:50〜15:00にかけて、
2sHEは数分おきに「6 SOL」「8 SOL」「12 SOL」「20 SOL」といった単位で、DEXに対してひたすらSOL/WSOLを送信しています。
総額は約206 SOLです。
それと同時に、億〜兆単位のSANAETを市場から「買い上げ(流入)」ています。
この日だけで18回購入していますので代表的なトランザクションをおいておきます。
11:56:40(約406億枚の購入)https://solscan.io/tx/3YV3W8mkbEUJRSMJLP9LNTa9QoTqVqJiBNeUHivyUUnSvrVDX9tKNk9j8YFwA5PJhgb83uXwW9CDRnUNbGdE23aE
11:58:43(約271億枚の購入)https://solscan.io/tx/1nVn2vAM7RZTPBtAzW3PDk6vC4bb7xe5nnWijBQNkwy8zUEqwfQzeuKHuqPJ1V6UQ41dJy8Chqr59iFTdVL1c7Q
13:09:09(約540億枚の購入)https://solscan.io/tx/5hqeGkpLQ9yMFMknogC87XDhAj1PsZG9Qc85HpsqUVLWJZ8uxEGSdjbYxXGr5mrDMbQVHsU4Vr9tAE15y43L3Cgj
これはチャート上で人為的に価格を高騰させ、取引高を水増しする典型的な手法です。
これらの取引を見ると、2sHEからDEXへ数SOL〜数十SOLが送られ、
その直後に膨大なSANAETトークンが2sHEの手元に返ってきているフローが明確に確認できます。
以降手に入れたSANAETを売る動きは見せずに動きを止めています。
関係者Aから資金提供を受けたウォレットのうち、
xmqXfWga...と3AGBv2pr...も確認しましたが、それぞれ時間差で似た挙動をしていたので、
これらのウォレットはSANAETの価格を吊り上げるための相場操縦用のBotウォレットだったと考えるのが自然かと思います。
つまり関係者Aの役割はBotの司令塔だったということでしょう。

ここまでで、少なからず運営が自身のものであると認めているウォレットと取引履歴のあるウォレットが意図的に価格相場を吊り上げているということまでは言えます。
このことは、暗号資産界隈では日常的に行われていることだという主張もありそうです。(それに対する道徳的問題や法的問題については私は詳しくないので明言は避けます。)
この一連の流れを以降「吊り上げムーブ」とします。

価格を意図的に釣り上げた理由はなんであったか。
1.プロジェクトを盛り上げたい
2.釣り上げた上で売り抜けたい

2については運営や関係者が明確に否定していますが、
1の目的があったという旨の発信は私にはまだ観測できていません。
他の理由も考えにくいので、やはり2について調査を続けようと思います。

追記以前の記事で既に怪しいと睨んでいたウォレットのうち、
AhGdBZ6aSBN46DuyGdK5KivMcyk95WSf6vSTZphixHbH
について軽くおさらいしますと、
 Gate.io(海外の巨大仮想通貨取引所)
 ↓ガス代(2月25日 07:32)
 AhGdBZ6...(他にも複数)
 ↓
 SANAETを上手いタイミングで仕込んで上手く売り抜ける
 ↓(利益SOL)
 5sezVds...(なぜかここに集約されていく)
 ↓
Gate.io
って流れがすごくいいタイミングで発生してるのってなんだかあやしく感じるなぁ。
と言うことでした。
この流れのことを以降「出口戦略」とします。
「出口戦略」と「吊り上げムーブ」の関係者の繋がりが見えればいいわけです。

3月3日(SANAETが暴落した日)
釣り上げムーブに使われていた謎の金庫(CNwDF3pM...)に、約3,576 SOLが流れ込んでいます。
この流入元は以下の2つあります。

1つ目【ASTyfSima4LLAdDgoFGkgqoKowG1LZFDr9fAQrg7iaJZ】
02:59:02(700 SOL)https://solscan.io/tx/NDh35igZgMJQHfN32fNUikXjvL7WAxpkjYqAkcqsPzUiEteMcUdG156b1QTpGQj1dDgFjR9SCjiHMdjNUmCE87q
03:19:01(600 SOL)https://solscan.io/tx/586tNNxH12RmfAcgPtT4f3E5G26bVBPXsGigqYZDvqpUvL6Fgaw4JW9g8r3N4HYY8PVetZ2efrVQDEW9VBXGtYGV
これはMEXC(大手海外仮想通貨取引所)のホットアドレスのようなので以降MEXCとします。

2つ目【3knCKvkCrFeucRvsgLVW2vf85vwgauD9i5NiLN8oHvsC】
02:02:21(100 SOL)https://solscan.io/tx/4KoUD2yjtWfhjCeWij1X848wrbUhGnt216YMktPG4mucrojTShmWZ3WhbXJKJNasnQprJ68Prob95CH76SVGNTbo
02:19:11(1,200 SOL)https://solscan.io/tx/5Wk98ATg2jgxY8uJyKLYEBzLfRoq8u85N6FmQcRSUbJekyCCEmUHDxwKiRzmdbygHW76dJeajuEA2nKXF7XGmWDm
03:44:21(976 SOL)https://solscan.io/tx/chGpVVLgmUJjjS61tQUFQ49Vjxkp8Z4CgQYWrzztNZusPX2aDC6KAmnPw6duz5MbVenxBHEkUV2ANrJ6kCveruc
などTransfersを確認していただければ一目瞭然ですが、
https://solscan.io/account/3knCKvkCrFeucRvsgLVW2vf85vwgauD9i5NiLN8oHvsC#transfers
このウォレットの全トランザクションはわずか14件しかなく、そのすべてがSANAET暴落当日の「3月3日の深夜 01:56 〜 03:44」というたった2時間弱の間に集中して発生しています。
取引内容は全てSOLで
・MEXCからの入金
・CtUBg...(略)からの入金
・謎の金庫への送金
つまり2箇所から集約したSOLを謎の金庫に納める係のようです。

ではこのCtUBgvNmNfr42VNv4LvTyU3S3uXFQ1EZZ9PDA7H91T2Pとは何者か。
どうやらなかなかのキーマンのようなので以降「中継役」とします。

2月26日〜27日にかけての吊り上げムーブに遡ります。
謎の金庫から関係者A(Botの司令塔と判明済)に対し
総額1,400 SOLが小分けに送信されていたと先述しました。
2日目の2月27日(計 700 SOL)に再注目してみます。
09:22:23(1 SOL)https://solscan.io/tx/5AxCAx74r8KSxPntTUhYfNURTYLZv6AQuHwLfs1avpZR8V7oEFLLhjjvWAJ3fSG5JC37RbDTrigtpG8UWUqxwAH6
09:30:39(300 SOL)https://solscan.io/tx/2nWCioxdyRaGzhPZgZLMmUuyBKDmjG4S2GwKin4gb6av2CEpGHkgCDw3sJgYM3ZfJHb5tPTyZEquSk5Qh6gi7kXD
09:33:52(399 SOL)https://solscan.io/tx/2Dupryyw4cQzA9a5QmZ1hGSKaNvbXhjYY5w7F8evAZhyYpVuzsvSoKbKTrMiRPguDxX6A8sTdz4gJWB6HSCBt3ER

そのわずか2時間前、
中継役が謎の金庫に対してSOLを送金しています。
100 SOLずつ、4回に分けて合計400 SOLです。
07:19:30(100 SOL)https://solscan.io/tx/5i3Qq1V9n1H9KFJFFS7QEVCtNFYz2kYYUm6BYMWEBKqcakfpvtMPkibAFo2ANBdMdCgDvUENA1uiWMvWCBNTNvef
07:24:45(100 SOL)https://solscan.io/tx/4B2iohyeEPqmcDFJMy8zy6tsxic5W5scckBNAx7HoSohoPdLzundHLEWYdDRtRbhedV6hKuVYfsYai9TwNyrz2ak
07:28:45(100 SOL)https://solscan.io/tx/38hPezzBdDDy8u1PKC45T2p6xoovKNSX1wv7iwtTM2KJALLVfWG37yTyuvXMUFmYdisfMXnfExkLumHgwtqyWecU
07:32:46(100 SOL)https://solscan.io/tx/3QE7VimALrmmT1MEBm9ku2qdby5PC42yygSUYNEHrRoMkUdfUta35oLfvFa2eNP9K9h9KfFjNmEbPUCFwswpcayH

ちょっと情報が多くて疲れてしまいました。
そろそろこの調査は終わりにします。
なんだか運命的ですね。

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コメント

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QASH_NFT

CtUBgvNmNfr42VNv4LvTyU3S3uXFQ1EZZ9PDA7H91T2P はZoomex Hot Wallet で取引所っぽいですね https://orbmarkets.io/address/CtUBgvNmNfr42VNv4LvTyU3S3uXFQ1EZZ9PDA7H91T2P/history?hi…

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クロサワ いいね
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クロサワ

なるほど! 元より状況証拠の積み上げでしかなかったですが、CtUBが取引所となるとここから生じる疑念は一部ぼやけますね。 他方、ぼやけるだけでぼやけたこと自体をどう見るかみたいなこ…

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クロサワ

本文では色んなリスク考えてあまり僕の憶測は入れつつ断定避けたつもりで、やや奥歯に物が詰まっていたのですが 以下、状況証拠からの超憶測 吊り上げボット群は少なからず運営が関与し…

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サナエトークンを追跡してみた【追記】【追記】もうここで調査ストップします|クロサワ
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