「生き地獄から解放されたい」元検事正からの性的暴行訴えた女性検事を苛む『二次被害』の実態は 職場で実名拡散…生きがいの仕事に辞表
「検察組織」のために被害を公表しないよう求めてきたといいます。また、相手は大阪地検のトップで適正な捜査がされるのか心配もあったと話します。 (ひかりさん)「大スキャンダルだから本当に検察がもみ消そうとするのではないかという怖さも当然あった。だからそんなリスクを負って、今、被害申告して意味あるのか、すごく悩んだ」 ■「私は5年前から止まったまま…」PTSDと診断され被害申告を決意 被害申告が出来ない中でなんとか仕事を続けていたひかりさんですが、事件から5年後、PTSDと診断されます。その時ようやく、決心しました。 (ひかりさん)「家族とも笑って暮らせなくなってたから。何でそうなのかと考えたときに自分の尊厳を踏みにじった北川被告を処罰していないから。だから私は5年前から止まったままなんだって思ったんで、そこでやっと決心した。自分のね、検事としての正義感ももあったし、自分の被害がないことになるものやっぱり辛かったので」 ひかりさんの心の支えになったのは、子どもが書いてくれた手紙の数々でした。 (ひかりさん)「子どもは母が検事であることに誇りを持っていて、ママの仕事かっこいいからって応援してくれていて」 ■事件から6年後に被害申告 北川被告は逮捕・起訴されるも… そして事件から6年後、ひかりさんはおととし4月、検察上層部に名前を伏せるよう求めた上で被害を申告。北川被告は逮捕・起訴されました。 これに対し北川被告側は「ひかりさんが抵抗することが著しく困難な状態であったという認識はなかった。また、同意があったと思っていたため犯罪の故意がない」などと無罪を主張し、裁判は長期化の様相を見せています。 ■申告で思わぬ代償…職場での二次被害に「もう誰も信用できない」 また、6年越しの被害申告はひかりさんにとって思わぬ代償も伴ったといいます。職場での二次被害です。 PTSDだと診断され休職していましたが、被害を申告し元検事正が逮捕・起訴されたことを受け、復帰に向けて準備を始めていました。
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