「生き地獄から解放されたい」元検事正からの性的暴行訴えた女性検事を苛む『二次被害』の実態は 職場で実名拡散…生きがいの仕事に辞表
元大阪地検の検事正から性的暴行を受けたと訴えている女性検事のひかりさん(仮名)。4月、地検に辞表を提出しました。 【画像で見る】性被害者の実態「声を出せない被害者と二次被害」 ひかりさんはなぜ、生きがいに感じていた「検事」の仕事を辞める決心をせざるを得ない状況に追い込まれたのか…そこには、申告や相談によって引き起こされる『二次被害』という性被害の思わぬ代償がありました。 ■「今まで生きて頑張ってきたこと全部否定…とにかくみじめで」 (ひかりさん)「今まで生きて頑張ってきたこと全部否定されて…泥水で汚されてしまって、グチャグチャにされてバラバラにされているような。とにかくみじめ、みじめで」 言葉を詰まらせながら当時のことを振り返る女性。ひかりさん(仮名)は、検察官として性被害や虐待など数々の事件を担当してきました。 そのひかりさん自身が被害者となる「事件」が起きました。 ■自分の身に起きたことを受け止められない…きっかけは8年前 元大阪地検・検事正の北川健太郎被告(66)。北川被告は8年前、検事正としての影響力に乗じ酒に酔うなどして抵抗できないひかりさんに性的暴行を加えたとして準強制性交の罪に問われています。 懇親会の後、泥酔した部下のひかりさんをタクシーに押し込んで官舎へと連れて行ったとされています。 ひかりさんは自分の身に起きたことを受け止められなかったといいます。 (ひかりさん)「目が覚めたらレイプされてるという、衝撃的なことが起きてしまったことで、現実として受け止めきれなかったんです。完全に心と体が分離してる状態だった」 ■「検察がもみ消そうとするのではないか」被害申告に悩み そんな中、北川被告は手紙などで「口止め」をしてきたといいます。 【北川被告から送られてきたとする手紙より】 「今回の事件が公になった場合、私は絶対に生きてゆくことはできず、自死するほかないと考えている。大阪地検の検事正による大スキャンダルであり発覚した場合、私のみならず検察組織に対しても強烈な批判があることは明らかです。あなたも属する大阪地検のためということでお願いします」
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