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新提案!有機のチカラ流・秋どりトウモロコシ栽培 支柱いらずの混植術も

(撮影/谷山真一郎)
(撮影/谷山真一郎)

夏野菜の代表ともいえるトウモロコシですが、「里山菜園 有機のチカラ」では、あえて秋に収穫する栽培をおすすめ! 夏まき・秋どりには、育てやすさやおいしさにつながるうれしいメリットがあります。『やさいの時間』2026年6・7月号より、つるありインゲンとの混植アイデアとあわせて、一部を抜粋してご紹介します。

トウモロコシ栽培 秋どりのメリットとは?

4~5月にタネをまいて夏の盛りに収穫するイメージが強いトウモロコシ。じつは夏にタネをまき、秋に収穫する秋どり栽培が可能です。例えば中間地で6月下旬~7月下旬にタネをまいた場合、収穫は10月になります。 

秋どり栽培をすすめる理由は2つあります。発芽から生育期間を通してトウモロコシにとっては適温なので、発芽もしやすく、順調に生育するから。そして、実の太る秋には昼夜の寒暖差が大きくなっており、糖度が増して味わい深い実に育つからです。 

つるありインゲンとの混植にもメリットが!

今回トウモロコシと混植するのは、つるありインゲンです。 

マメ科のインゲンマメは、根に根粒菌(こんりゅうきん)という土壌細菌が共生して、土中の空気に含まれるチッ素を取り込み、インゲンマメに吸収できる形にして供給します。おかげでインゲンマメは養分を得られるため、トウモロコシと土中の養分を奪い合う心配がありません。
さらに、トウモロコシを食べるアワノメイガとインゲンマメの害虫のアズキノメイガは、2つの野菜を混植することで被害が減るといわれています。 

さらなるメリットは、つるありインゲン栽培に欠かせない支柱がいらないこと。草丈180cmにも伸びるトウモロコシの茎が支柱代わりとなって、つるありインゲンを支えます。インゲンマメがトウモロコシの茎に絡まって育つ様子も楽しいですよ!

放送とテキストで詳しく紹介します。

つるありインゲン(撮影/谷山真一郎)

▼放送予定
「やさいの時間」〈里山菜園 有機のチカラ〉新提案! 秋どりトウモロコシ
【放送】6月21日(日)午前8:00~8:24 Eテレ
【再放送】6月23日(火)午前11:05~11:29 総合テレビ
【再放送】6月27日(土)午前6:00~6:24 Eテレ

最新の情報は番組ホームページよりご覧ください。
やさいの時間 番組ホームページ(NHKサイトに移動します) >

NHKテキスト『やさいの時間』2026年6・7月号〈里山菜園 有機のチカラ〉新提案! 秋どりトウモロコシ より

●ここで取り組む有機栽培は、自然の仕組みに寄り添った、家庭菜園で実践できる栽培方法です。有機農産物を生産するための農法ではありません。

教えてくれた人

佐倉朗夫(さくら・あきお)
有機栽培研究家 元明治大学農場特任教授 
神奈川県農業総合研究所や民間企業等で、有機栽培の研究、普及活動に取り組んできた。できるだけ手をかけず、可能な限り自然にまかせる野菜作りを理想としている。『自然のチカラで育つ野菜づくり!有機の菜園12か月』(NHK出版)など著書多数。

やさいの時間 2026年6・7月号

【野菜もわたしも生きのびる号】あの手この手の暑さ対策をはじめ、真夏でも元気に育つクウシンサイや沖縄野菜、収穫を楽しみながら涼しさを運んでくれるグリーンカーテンの作り方など、猛暑から野菜と人を守るための工夫やワザを徹底特集。さらに、植えつけで差がつくサツマイモ"7つの増収大作戦”や、カノウユミコさんによる「夏野菜の乳酸発酵レシピ」など、夏の菜園ライフに役立つ情報をたっぷりお届けします。

instagram80.jpg NHK出版 やさいの時間(@nhkpb_yasai)

自然のチカラで育つ野菜づくり!有機の菜園12か月

いのちのつながりを生かした菜園で、草は取らない、土を耕さない、肥料を入れない野菜づくり。 土壌の生き物が生きやすいように耕やすことはせず、草を生かして栄養分とするので肥料はやらない。そうすると、畑にはさまざまな植物が育ち、生き物がすみつき、小さな生態系ができる。それを守りながら育つ、おいしい野菜の栽培法を、有機栽培研究家の佐倉朗夫さんが紹介。[著] 佐倉朗夫

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