プロローグ「伏線」
アンケートの結果、今作からは【頑張りすぎだよ、司くん。(司くんが過労で倒れる話)】を連載?することが決まりました!(2、3話になるかもしれないし、5話以上になるかもしれない)
何話続くは未定ですが、中〜長編になるのは確定です。ワァ─٩(๑>∀<๑)۶─イ
アンケートに答えてくださった皆様、ご協力ありがとうございました!2番目以降もゆっくり書き進められたらいいな〜と思っているのでご安心ください!
特に司くんが誘拐されてしまう話はコメントでもどっちの始まり方がいいかまで聞いたので並行しては難しいけど近々書きます!
今作すら確定事項が何をどう書くか、シリーズにするかどうかくらいしかないので、次回作は何を書くかしか決まってません(ノ≧ڡ≦)☆
ところでエイプリルフール限定のセカイ見た?あれ衝撃的だったよね!1日限りの学校作っちゃうなんて面白いことするよね!どのクラスも好きだけど、司とまふゆの絡み見れたのが嬉しすぎた!東雲姉弟のケンカかわいい。それに挟まれる寧々もかわいい。ピュアハートの一歌、雫、冬弥の並びが好きすぎてスクショ撮りまくった!えむの走るモーションのかわよさはなんなの……めっちゃかわいい!奏と同じクラスで喜んでるミクかわいい、宮女の制服もよく似合っててかわいい。
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前回の投稿のアンケートに答えてくださった方へ、ご協力ありがとうございました!
結果と今後の予定(変更する可能性大)をキャプションに記載しました。気になった方はぜひ読んでみてください。
視点があっちこっち動いて読みずらかったらすみません!
小説内にトゥウィッターが出てきますが、筆者はトゥウィッター初心者でどこに何があるとか把握しきれてないので間違いがあるかもしれません。
天馬母のキャラは原作の記憶があいまいでほとんど想像です。ご了承ください。
エピローグ〜あの日の伏線〜
「はあ.......参ったな……熱か……?身体が…重い……」
眠りから覚めた少年は大きなため息をして天井を見上げた。その少年がこの物語の主役、天翔るペガサスと書き天馬!世界を司ると書いて書いて司!その名も!天馬司!である。
「ゔーむ。今日は休むべきか?いや!しかし!練習に穴を開けるわけには……!」
「司〜!咲希〜!ご飯出来たわよ〜降りて来なさ〜い!」
「はーい!」
元気な声が隣の部屋から聞こえる。咲希の声だ。今日も元気そうだな。
「オレも行くとするか……」
重い足取りでリビングのある1階へ向かう。階段を降りる途中、段差を踏み外してしまった。
「どわ?!」
ものすごい物音を立ててベルトコンベアのように滑り落ちた。
「ゔっ……痛い……」
その大きな物音に気づいたのか足音が近づいてきた。
「司!今すごく大きな物音聞こえたけど大丈夫?怪我してない?」
「かかか階段から滑り落ちるなんてしてないからな!大丈夫だ!」
少しフラつきながら答える。
「少し触らせてもらうわよ。」
母が司の顔や首を確かめるように触れる。
「熱いじゃない。階段から滑り落ちたんでしょ?本当にどこも痛くないの?」
「ここが痛い……」
腰のあたりをさする。
「とりあえず今日は安静にしてなさい。ご飯は食べられるの?」
「少し食べる……」
「今朝はちょうど雑炊だから食べやすいと思うわ。」
「お薬飲んでしばらく寝てなさい。」
薬とコップ1杯の水を渡された。
「……ゴクッ」
「体温測って」
ピピピ ピピピ
「え……まあ、これだけ高いとしんどいわけだわ。」
「今日は休日だから、お母さん1日中家にいるわ。」
「すまん……」(ぅʓぅʓ)
「泣かないで、大丈夫よ。」
「今日はショーの練習あるの?お母さんが休みの連絡入れようか?」
「自分で出来るから大丈夫だ。」
「そう。じゃあ、お昼になったらまた様子見に行くわね。」
「わかった」
「お兄ちゃん大丈夫かなーしんどそうだったから心配だよー」
「今日は特にしんどそうだったわね。階段から滑り落ちたって聞いたときは肝が冷えたわ。」
「えぇー!お兄ちゃん階段で転んだの?!痛かっただろうな……」
「少しでもよくなることを願うわ。」
部屋に戻ったオレはスマホを手に取り、メッセージを送った。
『すまん今日の練習は休ませけれ』
熱で頭がぼーっとしている状態で送ったため、誤字脱字が混じっている。送信先を間違えて、青い鳥の全体公開にしてしまった。
数分後に通知が連続して鳴り響き、起こされてしまった。
「……なんだなんだ。うるさいな。」
ロックを解除し通知を開くと、コメントがたくさん付いているのがわかった。
「読んでみるか」
『ここ青い鳥だよ?間違えたのかな?』
『え?古文の授業?』
『何があったのかは分からないけど、ゆっくり休んでね。』
『元気になって戻ってくるのを待ってるよ!』
『休止の伏線か……?!』
「……っ?!ここはチャットじゃないのか!しまった……!間違えてしまった!どどどどうすればいいんだ?!」
「ゔ……少し休むか。画面を見てたら気持ち悪くなってきた……」
短時間で多くの動きがあったおかげで一瞬トレンド入りもしてしまった。そうなるとワンダショの3人にも伝わるのは早かった。
〜寧々の部屋〜
「家出るまであと少しあるし、青い鳥でも見てよ。」
「今のトレンドはー」
「えーっと、新作発売日……ああ、えむが言ってたやつね」
「新シリーズ発表……欲しい……」
「ん?天馬司……え?司?気になる……なんだろう……」
『すまん今日の練習は休ませけれ』
先程の話題のトゥウィートが表示された。
「ツッコミどころ多いけど……まず、どこに送ってんのよ。休みの連絡はグルチャにしなよ。あと語尾が変だし。」
「あ、そろそろ行く時間だ。」
〜フェニラン〜
「寧々ちゃーん!おはよー!」
「寧々、おはよう。」
「えむ、類おはよ。」
「司から連絡あった?」
寧々が心配そうに聞く。
「個別にはなかったよ。でも、青い鳥の投稿にそれらしきものはあったね。」
「類も見たんだ。」
「あたしもさっき類くんから聞いたよ!」
「司くんはきっと、僕たちのグルチャに『すまん!今日は休ませてくれ!』と送ったつもりだと思うよ。」
「そうだと思うけど、うっかり間違えることなんかある?」
「あるよ!あたしもメモのつもりで書いてたらうっかり投稿してたことあったし!」
「考えられるのは……本当にうっかり送信先を間違えた、もしくは司くんの身に何かあってアプリを探している場合じゃなかった、とかじゃないかい?僕は句読点も感嘆符もない文章に違和感を感じたから後者だと思うけど……」
自分で言っておいて後半からどんどん顔が曇っていった。
「ととととりあえず!司くんに直接確認しよ!電話かけるね!」
(📞^o^)トゥルルルルル…
えむ「あっ!司くん!!」
司「うっ……いきなり大きな声を出すな。」
弱々しい声が電話の向こう側から聞こえた。喉から必死に絞り出したような苦しさを感じた。
えむ「ごめんね。司くん、このくらいなら大丈夫?」
司「大丈夫だぞ。」
えむ「休みの連絡ちゃんと届いたよ。」
司「良かった。送り先間違えたと思って焦ったが、合ってたか。」
えむ「ううん、間違えて全世界に向けて発信してたよ。」
司「なぬ!?それはいかん!しかしえむたちにも届いたなら問題ないな!」
寧々「ファンの人達にも届いて、心配の声も沢山届いてたよ。」
司「心配させてすまん……」
寧々「まあ、その人達が拡散したから私達にも届いたんだけどね。」
寧々「ツイ消しはしなくていいから。また誤タップで騒ぎになるのも大変だし。」
類「司くん、青い鳥とチャットの見分けもつかないほどの何かがあったのだろう?」
司「い、いやぁ寝ぼけてただけ……だが?」
類「誤魔化さないでくれるかい?」
司「……熱で頭がぼーっとしてて……感覚を頼りにやってたんだが……その感覚もあてにならなかったってことだ。」
類「そうだったんだね。今日はゆっくり休むんだよ。」
司「ああ、わかってるぞ。」
類「……司くんが休めるように電話切るね。またね。」
司「あまり心配するなよ。1日寝込めば治る……と思う」
類「うん。また掛けるね。」
(通話を切った音)
類「思ったより元気そうだったね。もっとぐったりしていると思ってたよ。」
寧々「うん。司が休むほどだから、会話もまともに出来ないかもってちょっと思ってた。」
えむ「司くんと話せて良かったなー!」
類「さて、騒ぎを収めるために公式から発表しないとね。」
『心配をかけてしまってすまない。司くんに確認が取れたからお知らせするよ。まず、先程のトゥウィートはメッセージに送ろうとしていたものだと言っていたよ。次に司くんの体調について、熱が出ているらしくてね。あまり心配するなと言っていたよ。明日には治ってると思うと言っていたから、安心して欲しいな。』
類「これでどうだい?」
寧々「いいと思う。」
えむ「みんなでお見舞い行こうよ!」
類「今はまだ辛いと思うから、3時くらいに行かないかい?」
寧々「いいよ、行こう。」
〜その頃の司は……〜
体温計とにらめっこをしていた。熱が一向に下がらないのだ。それどころか少し上がってきている。
「司、にらめっこしても温度は変わらないわよ。ほら、早く貸しなさい。」
母が手を伸ばして体温計を手に取る。目を見開いて驚きの表情を見せる。
「全然下がらないわね。むしろ上がってるわ。まさかとは思うけどショーの練習で身体動かしたりは……」
「してない。起き上がるのもやっとだからな。」
「そうよね……お薬効いてないのかな。」
「病院に連れて行くにしても、歩けないんじゃ……」
「母さんよりオレの方が重いから、担ぐのは無理だと思うぞ……」
「ごめんね。今日は耐えてもらうしか……」
「母さんは悪くないぞ……」
オレはそこで眠りについた。
「往診かオンラインなら歩けない心配はないけど、かかりつけ医じゃないから……今はそんなこと言っている場合じゃないわね。」
「予約取るから待っててね。」
母は司を優しく撫でてから部屋をあとにした。
予約の時間になったのでスマホを持って司の部屋に入る。
「司、ごめんね、診察の間だけ起きてて。」
「うん……」
眠い目をこすりながら、むくりと起き上がる。
(📞^o^)トゥルルルルル…
医師「えーご利用ありがとうございます。初めまして医師の〇〇と申します。」
「初めまして、天馬です。子供が歩けないほど弱ってしまってどうしようかと思っていたところ助かりました。」
医師「それでは診察を始めましょうか。」
天馬親子「よろしくお願いします。」
医師「君が司くんだね。」
司「はい……」
医師「調子悪いなーって感じたのはいつから?」
司「昨日……昨日の夜からです」
医師「そのときは熱なかったんだよね?」
司「微熱っぽい感じはありました……」
医師「今朝は37.8℃……10時頃に測ったのは38.2℃……薬飲んだんだよね?上がってるけど……」
司「朝だけ飲みました。横になって安静にしてました。」
医師「相性が悪かったのかなぁ」
医師「熱あり、頭痛あり、喉の痛みあり、息苦しさあり……咳やくしゃみはたくさん出る?」
司「今のところあまりないです……でも、具合悪いときによく過呼吸気味になるので……」
医師「そのお薬も出しておくね。高熱で辛いのにいろいろ話してくれてありがとう。早く良くなるといいね。」
医師「診察はこれで終わりです。お大事にしてくださいね。」
母「はい。ありがとうございました。」
【診察が終了しました。またのご利用をお待ちしています。宜しければご意見、ご感想をお聞かせください。】
母「ふぅ……終わった。お疲れ様、よく頑張ったわね。」
ゴッ
鈍い音が横から聞こえた。司が壁に頭をぶつけた音だ。よく見ると目がうるうるしている。
「大丈夫?」
「痛い……っ……」
「あらら。処方箋は今日中に届くらしいわ。」
「それじゃ、お昼になったらまた来るね。」
「わかった。」
ガチャ(ドアが閉まる音)
「はあ……疲れたから休むか……」
「汗でパジャマが張り付いて気持ち悪いな……しかし横になったばかりなのにまた起き上がるのは嫌だな……」
「寝よ……」
〜午後1時〜
コンコン🚪
ん?誰だ?
「お兄ちゃーん、入るよー」
咲希か……入っていいぞ……
「起こしちゃってごめんね。お昼ご飯食べる?」
布団からひょこっと顔を出している司を見て言った。
「……食べる」
「分かった!持ってくるね!」
「あぁ……」
足音が近づいてきた。カランカランと箸が揺れる音を立てて。
「おまたせ。お腹に優しいものをと思って、卵とじうどんとりんごを持ってきたわ。」
「あと、これ。処方箋さっき届いたからお皿に乗ってる分は食後に全部飲んで。それと、着替えとタオルもあるわよ。」
「ありがと……」
「しばらくしたら下げにくるから、食べ終わったらそのままでいいわよ。」
「うん……」
あ……行っちゃった……
「いただきます……」
うどんを1口食べる。優しい味がした。
「ふふっおいしい……」
「汗いっぱいかいたから拭いてから着替えよう。」
「うわ……びっしょびしょ……」
脱いだパジャマを持ち上げてつぶやく。
新しいパジャマに着替えるとさらさらで気分が良かった。
「入るわよー」
「どう?うどん食べれた?着替えはした?」
「うん、できたよ」
「具合はどう?少しは良くなった?」
「悪くはなってない……変わらない……」
「そう……まあ、ゆっくり待ちましょ。」
「何かあればいつでも呼んで。お母さんは1階にいるからね。」
「うん……」
〜午後3時〜
えむ「練習終わりー!司くん家行こー!」
寧々「その前にスーパー行こ。ゼリー買っていかない?」
類「いいね。そうしよう。」
えむ「あたし桃ゼリーにする!寧々ちゃんと類くんは?」
寧々「えっ私も?じゃあ、グレープフルーツゼリーがいいな。」
類「僕はぶどうゼリーにするよ。」
えむ「司くんはミックスフルーツにしよっか!いろいろなフルーツ入ってて美味しそうだよ!」
\ピンポーン/
母「はーい!あら、えむちゃんに類くん、寧々ちゃんまで」
えむ「司くんのお見舞いに来ました!」
類「急に押しかけてすみません。」
寧々「あ、あの、司を笑顔にしたくて」
母「お見舞いは構わないけど、寝てたらごめんね。」
母「どうぞ上がって。」
えむ、類、寧々「お邪魔します。」
コンコン🚪
母「お友達来たわよ。」
ガチャ(ドアを開ける音)
母「起きてる?」
司「今起きた……」
むくりとゆっくり起き上がる。
母「あとは任せたわよ。」
えむ「はい!任せてください!」
えむ「司くーん、お見舞いに来たよ。」
病人の司を気遣って、いつもより小さな声で言った。
司「ありがと……嬉しいぞ……」
涙をぽろぽろ流してえむに抱きついた。
えむ「司くんからぎゅーしてくれるなんて嬉しいな!あたしからもぎゅー!」
嬉しくなって声の大きさがいつも通りに戻ってしまった。
寧々「ちょっと……私達もいるんだけど……」
司「寧々……!類……!嬉しいなぁ……みんないるんだ……」
類「そうだよ。ここまで喜んで貰えると来た甲斐があったね。」
司「だってぇ……寂しかったんだもん……親はずっと家にいたけど……暗い部屋に一人は心細くて……」
類「そっかぁ」ニマァ
寧々「何ニヤニヤしてんのよ。」
類「僕たちがお見舞いに来ただけで泣いて喜んでくれたんだよ!司くんが可愛くて仕方ないよ!」
えむ「そうだった!司くん、ゼリー買ってきたからあげる!」
司「……いいのか?」
えむ「もちろん!司くんのために買ってきたんだよ!」
司「ありがとう……お腹空いたときに食べるか……」
えむ「朝、電話で話してたときより元気になったよね!」
司「あぁ……少しは元気になったかもな……」
類「それは良かった。」
寧々「司、スマホ貸して。ツイ消ししよう。公式発表したからもう消して大丈夫だよ。」
司「……あ!そんな事もあったな……迷惑かけたな……すまん……」
寧々「いいのいいの。」
司「はい、開いておいたぞ。」
寧々「えーっと、これね。削除っと。」
寧々「これでやっと鎮められそうだね。」
司「今回はコメントの付き方が炎上並で怖かった……次はどこに送るかよく見るようにする……」
類「うん。そうして欲しいな。」
司「今朝のことが気がかりだったから解決出来たと思うと……力が抜けてく……」
くらっとめまいがして前に倒れる。それを類が咄嗟に受け止める。
類「……よ、良かったぁ」
司「助かった……顔からぶつかるところだったな……」
類「そうだよ……危なかったね……」
司「朝は後ろから倒れて痛かったからな……」
類「後ろから……ね。気をつけるんだよ。怪我しなくて良かったね。」
(危なっかしい……僕(私、あたし)が守らなきゃ……!)
僕「僕たちはそろそろ帰るね。」
司「あ……あぁ……来てくれてありがとう……気をつけて帰れよ。」
寧々「まだ帰って欲しくないの?」ニヤニヤ
司「ぅ……暗くなる前に帰ったほうがいいぞ」
えむ「元気になったらまたフェニランで会えるよ!」
司「そうだよな。明日は行けたらいいな。」
僕「いつでも待ってるよ。じゃあ、また明日。」
えむ「バイバ〜イまた明日!」
寧々「じゃあまた明日、ね。」
司はどこか寂しさを感じる表情で静かにバイバイと手を振った。
可愛い兎に角司くんが可愛い、性癖にこうー( '-' )ー>グサっと刺さりましたね! 続き楽しみにしてます( *´꒳`* )