君はずっと輝いていて
天馬司、誕生日おめでとうございます。
誕生日なので、天馬司に捧げます。
体調不良作品です、はい。プロセカで書くのは初めてですね。厳密には演劇とショーは違うと思うので、まあ、齟齬あったりしても、寛容にお願いします。
初めて誕生日投稿した・・・
体調不良関連作品、すべて”すき!”が100を超えました。
本当にありがとうございます。うれしい限りです。
また今後も書きます。
ここからは読まなくても大丈夫です。
ずっと輝いているように見える彼もきっと悩んだりすることがある。それでもきっと彼は道を外れず駆け上がっていくんでしょう。弱みがないってつらくないですか。すこし彼の弱っている姿をみて、彼も人間だと思いたかった。役者って、夢にすがっているものなんです。一度折れたらしばらく立てないというか。僕も役者を目指してあがいている中で、応援しているんだけど、すこし、まぶしくなったんです。うらやましいと思ったんです。トルペでなやんでいるのを見て、身近に感じました。彼も、人間だ、役者で万能じゃなんだと。僕も頑張ろうと思いました。
誕生日ですね。トルペのイベント頑張って最終日にあがいてなんとか5万入りました。
ちょうど閑話の時期かと思って、供養させていただきました。
これからも推します。応援します。
僕も頑張ります。
誕生日ライブ見ました?もう大好きが止まらないwwwてんつか、君は間違いなくスターだ。
ちょ、クリスタルもう少しためてから一気に100連引くんでもうちょい待っててもろて。
88☆彡ずっと聞いてる。本当にもう、心にしみる。てんつかでああいうの来るなんて誰が想像したよ。エモ過ぎて、もう好き。
ちなみに、僕は燃え尽き症候群から脱出できたのは、劇団四季のオペラ座の怪人の舞台装置のおかげです。やっぱすげえなって思いました。
その間に書いたコメディ作品も、まあ成長は確認できたかなって感じです。
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ピアノ弾きのトルペ、なかなか役作りに悩まされたこの公演もつい先日終わりを迎えた。しばらくは、基礎練や台本を練る期間にしようと、数日の休みを設けた。休みが明けたら既成台本のショーをする。
トルペの公演の次の日、トルペと別れを告げ、終わったんだという気持ちでいっぱいで何も手につかず、明日からやろう、台本見返したり、プロットを詰めていこうと、そう誓って寝た。はずなのに、なぜ体が動かない。いや気力がない。幸いまだ休日だ。ショーを見てやる気をだそう。そうだ、いつも見てるあのDVD・・・
おかしい、やる気が起きない。何度見ても飽きずに同じ反応をしていたこのショーが、今日は何も感じない。面白くないわけじゃないんだが、心が動かない。ええい、やり始めればやる気も自然と出てくるだろう。そう思い自室に戻る。と、ふと気づく。今日はまだ一言も発していない。いつもうるさいといわれるくらいなのにどういうことだ。そういえば朝から誰も会っていない。時計を見るともう昼過ぎ、そういえば家族全員朝から出かけているんだっけ。せめてプロットだけでもと思い、ノートを開く。
「え・・・これ、どういうことだ」
過去の自分が書いたはずなのに、プロットが理解できない。右から左に流れているような、読めてもどういう意図かわからない。
「ていうか、最初の一言があれって、いいのかそれで・・・」
どうする、俺をスターにさせようとするあの原動力が消え失せている。この前までのあの力はどこへ行った。せめて何かショーに触れていたいと、ミュージカルのサントラを流す。聞きすぎて完璧に覚えたはずの歌詞も、失踪していた。
結局、次の日になっても俺の原動力は家出したまま。しかし、今日は学校がある。ショーで疲れていると思われ、今日の朝食は咲希が作ってくれた。おいしかった、がいつもの反応すら億劫で我ながら人見知りかと思うほど小さいリアクションをしてしまった。
学校についても、いつもならショーについてあれやこれやと忙しいはずなのに、頭が動かずやる気も出ず、なんならノートを置いてきてしまった。仕方がないから授業の予習をしていたら、クラスメイトに体調の心配をされてしまった。・・・俺っていつもそんななのか?
昼休みの類の嬉々とした表情や語りを見て、いつもなら触発されるだろうアイデアもテンションも鳴りを潜めていた。(野菜はいつも通り交換した)類もさすがに実験に付き合えとは言わなかったが、出てくるアイデアを時間いっぱい俺に話してくれた。
久々ということもあり、今日のワンダーステージの練習は、発声と本読み。そしてトルペを観た。ダメを取るために鉛筆を握るも、結局その手が動くことはなかった。寧々の毒舌も今日は少なめだった。えむの明るい声に、ふっと笑うだけしかできなかった。俺は保護者かと突っ込めるくらいにはそんな笑い方だった。でも、さすがにワンダーランズ×ショウタイムとしての活動も再開したことだし調子も回復するだろう。と、淡い希望をもって、その日も眠りについた。
「ねえ、類。司どうしたの。トルペがまだ抜けないわけ?あれから何日たったと思ってんの」
「司君、ずっとしょぼーんってしてるね。ショーのことお話しても、全然楽しそうじゃない・・・」
「学校でも、おとなしくてね。さすがの僕も実験に付き合ってくれと言い難いんだ。」
「何が起きてるの・・・」
「咲希ちゃんも、家で全然ショーの話しないって。おとなしいままで心配って言ってた。」
練習を再開して一週間、依然として司の調子は戻らなかった。今日もそそくさと司は帰ってしまった。
「台本を書いてるノートも久しく見てないね。」
残った三人は、われらが座長の不調について話し合うも、状況も原因もつかめずにいた。
「どうするの。明日から動くんでしょ。もうそろそろショーも再開させたいんだけど。」
「寧々、あせらないで。とりあえず、セカイに行ってみないかい?カイトさんに聞けばなにかわからないかな。」
「トルペが終わってから、ずっとあんな調子でね。司君自身もよくわかってないみたいなんだ。」
「あれから司クン、ぜーんぜんセカイに来てくれないんだ・・・ミク、はやく司クンとショーのお話したいのにー!」
「そっか・・・ねえ、どうするの、類」
「司君のためにショーする?あたし、司君のキラキラ取り戻したい!」
「・・・じゃあ、明日、セカイで作るかい?」
「え、練習は?」
「司君もあの調子だし、彼の休息も兼ねて休みにしよう。」
「ミクも手伝う!」
「じゃあ、放課後セカイに行くね!」
“前日に済まないんだけど、明日の練習を休みにしてもいいかな”
“ロボットが不調でね。原因を探りたいんだ”
・・・よかったのか、よくないのか
“かまわないが、学校は休むなよ”
“わかっているよ”
と、自分で言いながらも、あれから不調は心身共に現れている。ずっと身体は重いままだし、声も弱くなっている。柔軟もしばらくしていないから、再開後どうなっているかが怖い。なのに、動けないのだ。数日前からうっすらと頭痛が続いているし、食欲も落ちた。何も言われないが、号令の声だって明らかに張りがない。ぼーっとする時間も増えたし、急に立ち上がったりするとクラっとすることもしばしば。まずい、非常にまずい。いつもの自信はどうした、スターはどこへ行った、俺は天馬司じゃなかったのか。早く回復するためには寝なければいけないのに、眠れなくなって、その状況が焦りに拍車をかける。
「おはよう、司君」
「朝からどうした。」
「いやあ、本当に来てるのか疑われそうだし、たまには迎えにいくのもいいかなって」
「・・・いや、寧々もいるから。どうしたのかと」
「べ、別にいいでしょ。類に誘われたの」
「・・・まあ、そうしておこう。どうせだし一緒に登校しないかい?」
「ちょっと待ってろ、すぐ行く。」
そう言って司君は一度家の中に戻ってしまった。
「ねえ、顔色やばくない?」
「ちょっと注意しておかないとだめかもねえ。」
「・・・昼休み、私も行っていい?」
「いいけど、めずらしいね。」
「さすがに心配すぎる。それに、ほっとけないし・・・」
「ふうん・・・・」
「そ、それより、遅くない?司、制服着てたよね。まだかばん準備してなかったとか?」
「どれだけ不調か、伺えるね」
結局、時間に余裕もあったから、司君のペースに合わせて、僕たちはいつになくゆっくりと登校した。よくよく観察するといつも張られている肩が、巻き肩っぽくなっていたり、少し体が揺れていたり。それでも決定的な不調はないように見えた。
今思えば、階段で息切れしてる時点でかなりやばいと気を引き締めるべきだった。昼休み、寧々と合流して司君の教室に行けば、教室はざわめいていて、動揺していると司君の友達が駆け寄ってきて
「天馬、今保健室にいて。三時間目に倒れたっていうか、動けなくなってたから。」
「・・・ありがとう。寧々、行くよ。」
感謝を伝えてから、すぐに保健室に向かった。
「ちょっと貧血っぽいのと寝不足と・・張り詰めた糸がきれたのかしらね。ちいさい不調が重なった感じね。今、ベッドで寝てるから、静かにね。」
そういって保健室の先生は、司君のところへ通してくれた。少し足をあげて、静かに寝ている姿を見て、言葉が出なかった。
「最近、ずっと元気がなくて」
「何か、大きい出来事とかあった?」
「あ、トルペ?」
「すこし、大きい舞台を終えたばかりで。」
「もしかしたら、燃え尽き症候群かもね。やり切った反動でしばらく何もできなくなるの。」
調べてみると、確かに最近の司君みたいだった。
「少しずつ回復していくか、何かの拍子でもどるか。わからないけど、あなたたちがそばで、天馬君をしっかり支えてほしい。そうすれば、また、もどるわよ、きっと。」
「・・・ありがとうございます。」
「とりあえず放課後まで休ませるつもりだから、放課後にまたおいで。」
「ありがとうございます。よろしくお願いします。」
それから一か月、えむにも話をして、いつもよりは少し優しく、でもこの前までの日常みたいに、ショーをしたり練習をしたり。倒れた日から一週間もすれば、司は、練習の時だけスイッチが入ったみたいにキラキラとしていてスターを目指す天馬司になった。練習が終われば、どっと疲れが出るみたいで、少しおとなしくなった。私たちは司に歩幅を合わせながら、その日の練習を振り返ったりショーのことについて話した。覇気はなくても、司から出る言葉は紛れもなく司のいつもの調子の言葉だった。
三か月後、たまたまチケットが取れたため、自分の劇場を持って定期公演をうつような劇団の舞台を四人で見に行った。その舞台は、なによりも美術とセットが素晴らしかった。未来の廃れた劇場から栄華を極めていたころの劇場にかわる最初の場面は圧倒された。どうやって機材を組んだのか、素材は、操作は、袖の配置は。三時間ほどあるその舞台に僕は釘付けになった。
終わった後、興奮が冷めず言葉を失っていると、誰かが口を開いた。
「類、えむ、寧々。この後時間あるか。俺は今すぐ稽古がしたい。」
司君だった。
「自分の未熟さを感じた。俺はこの数か月何をしてたのか。調子を崩している場合じゃないのに。すまなかった。心配と迷惑をかけた。」
感化されたのは同じだったようで、燃え尽き症候群から抜け出せたように見えた。
喜ばしいことだ。うれしかった。この舞台を見てよかったと思った。そして、同時に嫉妬した。悔しかった。
レベルや資金や環境や対象、すべてが違うというのに、仮にも演出として、錬金術師として、装置を作ったりしている身として悔しかった。その顔は僕がさせたかった。
僕たちはまだ未熟だ。たかが高校生、やれることは限られている。でも、君をそうやって興奮させたり、魅了させるのは、僕が、僕たちがいい。おこがましいかもしれない。でも、君のそばで、司君を一番輝かせる存在でありたい。もう、燃え尽きないように、ずっと燃料を与えてあげるよ。だから
きみはずっと輝いていて
え?この短文で…?神やん…(本音)