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発音記号を知らないまま育った中学生の8割が抱える“英語の壁”

こんにちは。音見です。

発音記号ってご存知ですか? 英語の辞書で単語の横に必ずついている記号のようなもの。 

iː ɪ æ ʌ ɑː uː こんな感じのものです。

これ、発音記号って言います。

日本では発音記号の読み方をあまり教えません。

発音記号とは?

発音記号は、アルファベットの読み方をガイドしてくれる補助輪ような役割をします。自転車が乗れない時につけるあの補助輪です。これがあるだけで転ばない!っていう安心感があって。。。。

実は、発音記号ってアルファベットの補助輪なんです。

これを教わらないということは、いきなり自転車に乗れ!と言われているようなもので、うまく乗り方がわからないと転んでしまう。

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発音記号をしらないのは、補助輪なしで自転車に乗る時の感覚と同じ


これが今の日本の英語発音教育の現状です。


なぜ発音記号を教えないのか?

こんなに大事な音の補助輪なのに、なぜ中学校やもっと早い段階で教えないのか? 大きな理由が3つあります。

教える人材不足

教員採用試験(英語)では、発音記号を読み書きする問題はほとんど出題されません。大学の教育課程においても音声学音韻論といった理論を学ぶにとどまります。

一方、アメリカの教員免許取得のための大学の教職課程(国語 Language arts)では、フォネミック・アウェアネスは必修となっており、基礎的なスキルの一つとして、専門的に扱われています。

つまり、英語を教える教師自体のカリキュラムに発音教育に対する大きな違いがあるのです。


日本語で説明するハードル

日本ではカタカナ英語なんて言葉があります。発音を説明する時も、

/iː/ 「イー」(長く伸ばす) 唇を横に引き、歯を少し開けて発音
eat /iːt/ 「イート」

こんな表記の説明。これこそが大きな分岐点だったのです。

実は、「音」を文字化してしまうとすでに日本語になってしまいます。なぜなら、そもそも日本語にない音を文字にするのですから、文字すら存在しないものを無理やり文字にすれば、誤表記になるわけです。

自分の母語にない音は、絶対に自分の母語の文字では説明できない。

というわけです。

構造の違い

ここで一つ皆さんにテストしますね。手元にタイマーを用意してください。

「か」と言ってみてください。 (簡単ですよね。誰でもすぐ言えます)

では、

タイマーを押してから、以下の質問に答えてください。

「か」から「あ」の音をとって言ってみてください。

終わったらタイマーを止めてください。

……. スクロールして結果⤵️をみてくださいね。

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「火」から「あ」を取るテスト


結果発表

すぐ言えた人(1秒以内)
おめでとうございます。恐らく英語が話せる人でしょう。

10秒以内に言えた人
正しいトレーニングで、発音が早期に改善できる人です。

30秒以内に言えた人
理屈を外し正しいトレーニングをすれば、改善できます。

1分以上かかった人
日本語英語でかなり凝り固まっています。でも時間をかければ必ず上達できます。

いかがでしたでしょうか? 周りのお友達にも試してみてくださいね。

じつは、このテストを英語圏に住んでいる人や英語が得意な日本人に行うと、即答します。(迷いもなくすぐ k  といいます。)

「か」から「あ」をとる。つまり、音の最小単位という感覚を無意識に持っているのです。

日本語と違う英語の音の最小単位

このテストでは、日本語と英語の音の最小単位の「音素」の認識の違いを実感してもらうことができます。これを理解すると、発音に関する凝り固まった考え方が解されるので、まずはゆっくり理解してくださいね。

多分これまで一度も考えたこともない、「目から鱗」の情報です。

Ready? まず、

「か」というのは、1文字1音ですよね。

当たり前のことを言っています。そう1文字1音と考えるのが日本人です。(日本語はそうなっているので当然です。皆さんが正しいんです。)

しかし、アルファベットで表記すると Ka となり、2文字2音なんです。

つまり、分解しきれないと思っていた「か」のなかには、見えない2つの音で構成されていたのです。知らず知らずのうちに1音として扱っていたこの音が、音の最小単位を分解できる英語圏のネイティブには、2音に聞こえるのです。

日本人にとっては、1音でも英語圏では2音に聞こえる。

つまり、英語圏の音の感覚では、k と a は分解できるんです。つまり音の最小単位は、k と a の2つあるということです。

ちょっと難しくなってきたのですが、ついてきてくださいね。このコンセプトがわかると、皆さんの英語力がグンとアップしますから。。。

次回は、この音素の数とカタカナ英語のカラクリを解き明かしてゆきます。多分、今まで考えたこともなかった「衝撃の情報」ですよ。

お楽しみに!

■ 英語が変わる仕組み

英語は、音のカテゴリ(phoneme categories)によって処理されます。
この仕組みを理解すると、英語の学び方が変わります。

なぜ「ふぉねむず」で英語の土台ができるのか?
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なぜ「的当て」で発音が改善するのか?Auditory Training学習の仕組み
英語の音は脳でどう作られるのか?|音のカテゴリ形成(phoneme categories)の仕組み



ふぉねむず|音が見える英語発音教材
英語言語学・音素学・心理学・脳科学の知見を活かした、特許出願中の独自メソッドで開発中。特許出願番号:2025-109818(日本特許庁)

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