子ども数増加、増築検討 大熊の教育施設「学び舎ゆめの森」

2026/06/15 08:00

 福島県大熊町の吉田淳町長は11日、町内の教育施設「学び舎(や)ゆめの森」について、増築の必要性の検討に入る方針を表明した。特色ある教育内容が注目を集めて子どもの数が増加し、施設が手狭になる可能性が出てきたため。校舎は設計当初から将来の増築が可能な配置と構造になっており、増築か敷地外への整備かを含め、学校の理念や基本計画を踏まえて検討する。

 同日の6月議会一般質問で答えた。同施設は認定こども園と義務教育学校が一体となっており、0~15歳が一緒に学ぶ。町教委によると、現在の子どもの数は130人。さらに増える見通しで、現在の傾向が続けば、2030年ごろには当初想定していた150人規模に達する可能性がある。

 23年に完成した現校舎は250人ほどを受け入れられるが、吉田町長は「想定人数に達してからでは遅いため、早期に将来を見据えた検討を進めることが重要だ」との認識を示した。

 町教委と学校が施設の活用状況の精査や教室利用の最適化を進める一方、将来の人口を見据えた校舎配置や必要な機能、整備費用などを詰める方針。

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