山口県岩国市周東町獺越(おそごえ)の旧周東野外活動センター近くの里山で、ササユリの花がひっそりと咲いている。6月中旬ごろまでは楽しめるという。
ササユリは日本特産で梅雨の時期に花が開く。葉の形がササに似ているのが名の由来。種が発芽してから花を咲かせるまで7年ほどかかる。
地元住民らは閉校した旧川越中の学校林の下草を刈るなどして自生するササユリを守り続け、今季も6月初めに咲き始めた。
住民らでつくる川越地区体育文化振興会は9日に花見会を開催。木漏れ日の下、かすかな芳香を漂わせ、うつむき加減に咲く白や薄いピンクの花を散策しながら楽しんだ。
長年保護活動に取り組み、振興会保存部会長の林聖文さん(75)は「花が増えるにつれ、見に来てくれる方々も増えた。みんなで守っていきたい」と目を細める。問い合わせは周東川越公民館(0827・86・0116)。【大山典男】
あわせて読みたい
Recommended by