未解決事件ファイル
| 石垣浩史さん失踪事件(2017年8月) |
2017年8月13日、埼玉県越谷市の石垣浩史さん(当時24歳)が、「お盆休みが取れたから帰省する」と静岡の両親にLINEで連絡を入れたあと、1人暮らしをしていた自宅アパートから失踪した。
4日後の8月17日、職場から浩史さんが無断欠勤しているとの連絡を受けた父・安敏さんが様子を見にアパートに向かったが、そこに浩史さんの姿はなかった。安敏さんその足で警察に捜索願を出したが、警察は事件性がないと判断。積極的な捜査には至らなかった。
安敏さんが17日に部屋を訪れた際は部屋が散らかった状態だったが、鍵は窓も含めて閉まっていたという。素人から見ても事件性があるようには見えなかった。警察の判断も同じだったが、もう少し重大に受け取って欲しいと思うような対応だったという。
浩史さんは1993年3月1日生まれ、身長171センチのやせ型。血液型はB型。英語が堪能で、山梨県の大学を卒業後、2016年4月に越谷市の機械メーカーに営業職として就職した。
失踪当時はまだ研修期間中で、仲が良かった同僚は「真面目な性格で、ギャンブルや酒もやらず、大きな借金もなかった。人付き合いは良かったが、彼女がいたという話は聞いたことがない。仕事や私生活での悩みも聞いたことがないし、失踪する理由が分からない」と話している。お盆休みに実家に帰ることを高校時代の友達にも連絡していたという。
SNSなどでも情報を発信していた両親の元に、2017年11月、横浜のコンビニから「似たような人が来ていたようなので、防犯カメラを確認してみますか?」との連絡が入った。浩史さんは横浜ベイスターズのファンであることから横浜にいる可能性もあると考え、安敏さんが映像を確認したところ、映っていたのは間違いなく浩史さんだったという。
こざっぱりとした上下白の恰好をしており、新興宗教の服装のような印象を受けたという。他にも町田の駅前や横浜の馬車道、横浜スタジアム内のショップでの目撃情報があったが、現在も浩史さんは見つかっていない。
安敏さんは浩史さんがキャッシュカードを利用している可能性があることを考え、浩史さんの口座に入金を続けたところ、概ね1週間以内に引き出されることが分かった。銀行に情報提供を求めたが、個人情報保護の観点から親であってもATMの映像を見ることはできないという。安敏さんは今も安否確認の意味を込め、月に2回、1000~3000円程度の振り込みを続けている。