ロンジェビティとは? 健康寿命をのばすために今日からできること
(4)楽しみを持つ
ロンジェビティでは、「生きがい」や「楽しみ」も大切な要素です。 ・趣味を始める ・旅行に出かける ・新しいことを学ぶ ・誰かと食事をする ・小さな予定を作る こうしたことは、心の活力につながります。「もう年齢的に遅い」と感じる必要はありません。むしろ人生後半だからこそ、自分のための時間を持つことが大切なのです。
(5)柔軟さを大切にする
健康のために何かを始めても「続けなければ」「完璧にやらなければ」と思いすぎると、かえって負担になってしまいます。ロンジェビティは我慢し続ける健康法ではありません。柔軟さを持つことも、長く健康を保つためには大切です。 ・疲れた日は休む ・できない日があっても気にしすぎない ・自分に合う方法を探す 実際の診療では、とても真面目で責任感の強い人ほど「毎日運動しなければ」「理想的な生活を続けなければ」と、自分を追い込みすぎてしまうことがあります。しかし、体調や気分には波があります。うまくできない日があるのは自然なことです。 そのため、筆者は「続けられない日があっても大丈夫です」「7割くらいできていれば十分ですよ」と伝えています。完璧を目指し続けるより、疲れたときに休める柔軟さのほうが、長期的な健康につながることが多いです。 ロンジェビティとは無理を続けることではなく、「年齢や状況に合わせながら、自分らしく続けていくこと」なのだと思います。
4.ロンジェビティは「自分らしく生きる」ための考え方
ロンジェビティとは、単に寿命を延ばすことではなく、「健康で、自分らしく、無理なく生きること」を大切にする考え方です。 また、高額な医療や特別な健康法が必要なわけではありません。「少し体を動かす」「よく眠る」「誰かと話す」「好きなことを続ける」といった行動の日々の積み重ねが、これからの人生を支える力になります。 将来への不安がある時代だからこそ、長く生きるだけではなくどう生きたいかを考えることが、ロンジェビティにつながっていくのではないでしょうか。 (編集協力:スタジオユリグラフ 渋谷 彩)