ロンジェビティとは? 健康寿命をのばすために今日からできること
2.心の健康もロンジェビティに関係している
健康というと、食事や運動をイメージする方が多いかもしれません。しかし、ストレスや孤独感、不安などの「心の状態」も、体の健康に大きく影響します。 無理を続けることだけが健康につながるわけではありません。年齢を重ねるほど「心を整えること」も大切になっていきます。
(1)「なんとなく元気が出ない」は大切なサイン
50代以降になると、以下のような変化を感じることがあります。 ・やる気が出ない ・外出がおっくう ・人付き合いが減った ・好きだったことを楽しめない これらを「年齢のせいだから仕方ない」と我慢してしまう人も少なくありません。もちろん加齢による変化はありますが、強いストレスや疲労、孤独感などが原因となっている場合もあります。 また、「以前のように頑張れない自分」を責め続けることは、さらに心身を疲れさせてしまいます。ロンジェビティの視点では、無理を重ねることよりも「自分の状態に気づき、整えること」が大切です。
(2)人とのつながりが健康寿命を支える
近年は、「社会的孤立」が健康に与える影響についても注目されています。人と会話することや地域活動・趣味などに参加することは、脳や心への刺激につながります。 具体的には、以下のような小さな交流でも意味があるとされています。 ・散歩中に近所の人と挨拶する ・趣味の集まりに参加する ・家族や友人と電話する ・カフェで店員さんと会話する このように、特別に社交的になる必要はありません。大切なのは「孤立しすぎないこと」です。人とのつながりは、気持ちの安定だけでなく生活リズムや活動量の維持にもつながり、結果として健康寿命を支える力になります。
3.ロンジェビティのために今日からできること
ロンジェビティというと、最先端医療や高額なサプリメントをイメージする人もいるかもしれません。しかし実際には、毎日の生活を少し整えることの積み重ねが、健康寿命をのばすことにつながります。完璧を目指すよりも「無理なく続けられること」を意識してみましょう。 (1)バランスの良い食事を意識する 年齢を重ねると、食事量が減ったり簡単なもので済ませたりすることも増えてきます。しかし、たんぱく質不足や栄養の偏りは、筋力低下や疲れやすさにつながることがあります。 特に、肉や魚、卵、大豆製品などのたんぱく質は意識して摂ることが重要です。 栄養状態は体だけでなく、気分や意欲にも影響します。完璧な食事を目指す必要はありません。まずは「一品増やしてみる」くらいの感覚でも十分です。