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501に始まり、501で終わった“渋カジ”

90年秋頃にキレカジとハードアメカジの二派に枝分かれした渋カジの流れは、91年の春頃になると混沌とする。スケーター、モッズ、ダンサー、サーファーなどのライフスタイルが背景にあるファッションが台頭し、渋カジとひと括りに呼ぶのが不可能な状態になってしまったのだ。
そんな渋カジの最後のムーブメントが、91年の秋に顕在化したデルカジ(モデルカジュアルの略)。日大豊山高校のカリスマ高校生たちが生み出したこのスタイルは、モノトーンを基調としたスタイルで、彼らが選択したのはグレーに色落ちしたブラックの古着の501だった。
この特集以降、キレカジとデルカジは衰退していく。
92年の春頃になると、デルカジの流れは一気に衰退し、渋カジは完全に実体を失う。渋カジはリーバイス501に始まり、501で終わったのである。
 
増田海治郎=文

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2022.06.30

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カットソー3型のみ。気鋭ブランド「ルイ・ハルカ」の無地Tが超ハイスペックだった!


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ド定番すぎていくつも持っているけど、「心から満足できる無地Tに巡り合ったことがない」という人、多いのでは?

この夏こそ、一切の妥協なくTシャツを選びたい人に注目してほしいのがコイツだ。
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「WORK」1万3200円/RUE HARKHA。サイズ:S,M,L,XL

サイズはS,M,L,XLを展開。「WORK」1万3200円/ルイ・ハルカ https://rueharkha.com


昨年6月にスタートしたばかりの気鋭ブランド「ルイ・ハルカ」(RUE HARKHA)のTシャツである。

ブランド名はヒンディー語に由来し、“ルイ”は素材であるコットン、“ハルカ”は「糸車」や「原点に帰る」という意味を持つ“チャルカ”から来ている。

「心から満足できる無地Tがほしい!」という想いから、「アメトーーク!」などでディレクターだったテレビマンと、MHLの企画デザインを担当していた藤内裕司氏がタッグを組み、生地からデザインまでこだわり抜いたTシャツを製作。

これが噂に違わぬハイスペックな1枚に仕上がっている。

「WORK」1万3200円/ルイ・ハルカ

「WORK」1万3200円/ルイ・ハルカ https://rueharkha.com


ラインナップは非常にシンプルだ。主にメンズ向けの2型(「WORK」と「PLAY」)、ウィメンズで1型(「CHILL」)の計3型で、カラーも白と黒の2色のみ。

とはいっても、突き詰めれば結局、それで十分。大切なのはディテールだ。



生地はインドの超長綿に特殊加工を施した、“究極に毛羽の出ない”コットン100%で、何度洗ってもヘタらないタフさが魅力。

加えて、シルクのような肌触りの良さやドレープ感もあり、デイリーウェアの素材として十二分なスペックを備えている。



ほのかにVネックに見える襟ぐりのデザインも秀逸だ。首元までしっかり詰まった「ラウンドVネック」というこだわりのディテールで、一般的なVネックを敬遠しがちな人にこそおすすめ。

171cm、71kgの編集部員が実際に着用。コチラは「WORK」のMサイズ。タイトながらも透け感はまったく気にならない。

171cm、71kgの部員が実際に着用。コチラは「WORK」のMサイズ。タイトながらも透け感はまったく気にならない。

コチラはLサイズ。ややゆとりがありながら、ルーズさは皆無。

Lサイズの「WORK」はややゆとりがありながら、ルーズさは皆無だ。


型ごとのディテール差にも触れておこう。オーソドックスなレギュラーフィットの「WORK」は、前後身頃はもちろん、袖まで生地を二重仕立てにすることで、着心地の良さと同時に透けない安心感を実現している。

ラウンドした後身頃の裾が特徴的。

ラウンドした後身頃の裾が特徴的。

裾の両サイドにはスタイリングのアクセントにもなるスリット入り。

裾の両サイドにはスタイリングのアクセントにもなるスリット入り。


裾の仕様にも注目。フラットな前見頃に対し、後ろの裾はラウンドさせることで、しゃがんだ時などの見栄えを考慮したデザインに。動きの多いワークスタイルにはピッタリのディテールだ。

今っぽいビッグシルエットが特徴の「PLAY」(Mサイズ)も試着。

今っぽいビッグシルエットが特徴の「PLAY」(Mサイズ)も試着。1万2100円/ルイ・ハルカ https://rueharkha.com

「PLAY」の裾は前後ともフラットなボックスシルエット。

「PLAY」の裾は前後ともフラットなボックスシルエット。


メンズのもう一型、「PLAY」はオフのリラックスシーンに最適なワイドフィット。

こちらは前身頃のみ生地を二重に、後ろ身頃と袖は一重にして、汗抜けの良さや涼しさを考慮したつくりになっている。

あれば何かと便利な胸ポケットを装備。

何かと便利な胸ポケットを装備。

背中にある縦一本の縫い目は「WORK」「PLAY」共通のディテール。「いつも背すじを伸ばして自分らしく」というブランドメッセージが込められている。

背中にある縦一本の縫い目は「WORK」「PLAY」共通のディテール。「いつも背すじを伸ばして自分らしく」というブランドメッセージが込められている。


胸ポケのワンポイントをはじめ、実用的ながらもさりげない遊び心が利いた一枚だ。

 無地Tに求められる要素を洗い出して厳選し、それらをシンプルな足し算で組み合わせた「ルイ・ハルカ」のTシャツ。ベーシックで廃れない新定番として、今から押さえていて損はないだろう。

[問い合わせ]
ルイ・ハルカ 
https://rueharkha.com


【店舗詳細】
「RUE HARKHA CONNECT SPACE 代官山」
住所:東京都渋谷区猿楽町23-8
営業:12:00〜18:00 月・水・金曜定休 
※毎月4週目のみ平日は水・金曜営業
※最新の営業スケジュールはウェブサイトもしくは、Instagramよりご確認ください。

外山壮一=文

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2022.06.30

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買い物前に必読!業界の「パタゴニア」マニアが夏の永久指名アイテムを大公開


「業界のパタゴニアン・パパラッチ」とは……
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「夏のパタゴニア」といえば、多くの大人たちを虜にしてきたバギーズショーツが真っ先に思い浮かぶ。

田村貴之さんも御多分に洩れずだが、どうやらそれだけではないらしい。お馴染みの“アレ”から意外な“アレ”まで、田村さんが永久指名するパタゴニアを大公開!
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田村貴之●アンヌ、エイチ・ユニットなど様々なブランドのプロモーションを行うT-PLANNINGの代表。移動手段は主に自転車というサイクリストで、時間があればランニングにも勤しんでいるとか。

田村貴之●さまざまなブランドのプロモーションを担うT-PLANNINGの代表。移動手段は主に自転車というサイクリストで、時間があればランニングにも勤しんでいる。


ブランドの力はロゴに宿る! “ボックスロゴT”



まず、パタゴニアのTシャツと聞いて真っ先に思いつくこのデザイン。大胆にプリントした、クライマーの聖地ともいわれるフィッツロイ山群をモチーフにしたパタゴニア・ロゴである。

「昔は“ロゴ”が苦手だったんですよ。もうタグすら取りたいぐらい。メゾン マルジェラのタグすら取ってたほどですから(笑)。ただ、ブランドのプロモーションをやっていくにあたり、そのロゴがどれほど大事かを実感したんですよね。以降は大事にしています」。



そして今ではステューシー(Stüssy)やシュプリーム(Supreme)、ラルフ ローレン(Ralph Lauren)など、さまざまなロゴTを所有。改めて思うのは、ブランドのパワーはロゴに宿るということ。

「やっぱり印象に残りますよね。だからずっと僕のワードローブに残り続けるのかもしれない。もちろん、パタゴニアもそう。ボックスロゴのデザインなんて、一時代を築き、今も世代を問わず人気だし、それだけでもすごいことですから。

このTシャツは、とあるメディアの編集部がフリーマーケットをやっていて、そこで購入しました。当時はシーン的にも’90sリバイバルで、ボックスロゴデザインが再燃していました。そんなノスタルジックな部分も背中を押してくれましたよね」。

1枚で勝負! 遊び心タップリの“タンクトップ”



ここ最近はめっきりインナーとしてのポジションに落ち着きがちなタンクトップだが、田村さんの場合は違う。



「僕はタンクトップ好きなんですよ。平気でタンクトップに短パンでもいけるおじさん(笑)。一般的なショートスリーブのTシャツもヘビロテしますけど、極端に暑い日はもうダメ……(笑)。

やっぱりタンクトップの方がラクでいいんですよ。肌寒くなってきたときにはその上からカーディガンを羽織るぐらいでちょうどいい。中でもパタゴニアのタンクトップが大好きなんです」。

毎シーズン、リリースはされるもののバリエーションは少なめ。その中でも、機能面はもちろん、ちょっとしたデザインにも心がくすぐられるとか。



「ロゴのタンクトップは昨年に購入したもので、お魚の方は2年ほど前にネットで購入しました。さりげない感じがいいでしょ? デフォルメされた姿がカワイイんですよ。そんな遊び心もパタゴニアらしいですよね」。

これらの下にタイトなヘインズのタンクトップを仕込み、レイヤードさせるのが田村さんの夏のお決まりである。
2/2

夏の永久指名“バギーズ・ショーツ”


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田村さんの夏にショートパンツは欠かせない。その着用率たるや「100%」と豪語するほどである。

「もう、4月から9月いっぱいまではショーツ一択です(笑)。ポロ ラルフ ローレンの総柄に、RRLのチェックやカーゴタイプなど、色も柄も丈もさまざまで、一冊本が作れちゃうぐらい持っています。もちろん、パタゴニアのバギーズも!」

バギーズといえば、言わずと知れた夏の大定番。ご多聞にもれず田村さんも大好物で、その着用歴は20年以上。もはや永遠のワードローブである。
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20年前は、とあるブランドのプレスとして活躍していた田村さん。当時は勤めていたブランド自体が“黒推し“だったこともあって、バギーズもほとんど黒しかはいていなかったというが……。




「その反動か、今となっては色モノや柄モノに目がいっちゃいますね。機能面もブランド力も、さすがの安定感。ポケットが深いのでモノが飛び出ることもないし、濡れてもすぐに乾き、しかも軽い。

プールや海、その後の街にもこれひとつで行けちゃうオールマイティさは健在ですよね。その利便性を経験したら、ほかのものはなかなか履けません」。

今では毎シーズン、見知らぬ柄が目に留まると思わず食指を伸ばしてしまうというが、その中でも変わらないモノがある。



「やっぱり僕は7インチの丈感がベストですね。足が細い方なので、5インチだと恥ずかしい部分もある。なんなら膝が隠れてもいいぐらいだし、ワイドなやつがいいんですよ。以前はSサイズをはいてましたけど、今はMをはいてます」。

“キャップ”はサイクリングでも、ランニングでも



田村さんは、主に移動手段として自転車を用いるサイクリストであり、東京マラソンを完走するほどのランナーでもある。そのため、キャップは常に携行している。

「やはり走っているときや自転車に乗っているときは、日除けのためによく被りますね。特にパタゴニアのキャップは風が吹いても飛ばされないし、機能面がしっかりしているので、安心感が違います」。



例えば、このメッシュのキャップは、東京マラソンでも活躍してくれました。後ろについてるバックルは、フィット調整もスムーズでラクなんです」。

選ぶ際も田村さん独自の基準がある。



「あまり深く被らず、だいたい少し前髪を出しながら被るので、浅めのものが多いかもしれません。あとはトリコロールカラーを選ぶことが多いですね。僕にとってはハズしとして使うケースが大半で、ハイブランドの緊張感をほぐすのにもいいんですよ。

あとは、ミニマルなアイテムを合わせた着こなしに変化をつけたいときに、アクセントとして取り入れることもありますね」。


田村さんのコレクションを見るにつけ、改めてパタゴニアのラインナップの幅を実感。今夏に向け、追加投入をお考えなら、参考になること請け合いである。

河野優太=写真 菊地 亮=取材・文

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