納豆は脂肪肝・糖尿病予防に最適だが…医師が「付属のタレの代わりに」と話す「どの食卓にもある調味料」
■血糖値の上昇をゆるやかにする「酢」 酢と納豆の組み合わせは脂肪肝や糖尿病の予防にすすめたい食品です。私が雑誌などで紹介したところ、脂肪肝や糖尿病の数値が改善したという報告がたくさん寄せられました。 酢が食後血糖値の上昇をゆるやかにすることはよく知られています。酢には血糖値スパイクを抑える働きがあります。 一方、納豆は食物繊維が豊富で、水溶性食物繊維と不溶性食物繊維がバランスよく含まれています。 とくに水溶性食物繊維は、食べると水に溶けてゲル状になり、糖を包み込んで吸収をゆるやかにします。つまり、納豆にも血糖値スパイクを防ぐ働きがあるのです。 ■最強の血液サラサラ食品 さらに納豆には、ナットウキナーゼという成分が含まれています。ナットウキナーゼは、たんぱく質分解酵素の一種で、血液をサラサラにします。そのサラサラ効果は強力で、血栓を溶かす作用も確認されています。 血栓を溶かし、血糖値スパイクを防ぐ酢納豆は、最強の血液サラサラ食品です。 私の患者さんたちは、ほぼ全員が食べています。 酢納豆の作り方は簡単です。納豆1パック(40〜50g)に対して、酢を大さじ1杯(15mL)入れて、かきまぜればできあがりです。 ただし、納豆に付いてくるタレは使わないでください。タレには果糖ブドウ糖液糖が添加されているからです。 もう1つ添加されているカラシは加えてかまいません。塩味がほしいという人は、しょう油を少し垂らすとよいでしょう。 もう1つ、酢納豆は食べ方の大事なポイントがあります。それは食事の最初に食べるということです。酢納豆ファーストですね。 食事をとるとき、最初に食べるのが酢納豆です。酢納豆もよくかんで、ゆっくり食べましょう。あたたかいごはんに納豆をかけると、熱で酵素の一種であるナットウキナーゼの活性が低下します。その意味でも、酢納豆だけを先に食べるほうがよいのです。