STEP1. 告白
とあるアニメを見え、篤寛でイメージしてみたらいや全然アリだなと思ったので書いた話です。
初心者作品のため、暖かい目で読んでいただけると幸いです…!
誤字脱字、キャラ崩壊には目を瞑ってください。
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「アンタが好きだ」
シン、と静まる一室。
時刻はちょうど22時を少し回った頃。
学生や他の教員はとうの昔に帰宅し、今はそれぞれの任務を終えた二人だけが事務室で作業していた。
作業といっても日車は報告書を、日下部はソファに座り退屈そうに口に入れた飴をカラコロ音を立てて食べているだけ。
報告書はいいのかと日車が問えばもう勤務時間外でーすなどと言い明日朝イチやるからいーの、とソファで寛いでいた。
ならば帰ればいいだろうと喉まで出かかった言葉を日車は飲み込んだ。なんやかんや優しい性格なので日車は終わるまで待ってくれているのだろうと察したからだ。
それならばと急いでペンを走らせていたところ、日下部からの突然の告白に思わずペンが止まる。
部屋から物音が消え、まるでこの部屋だけ時間が止まったように思えた。
「すまない、もう一度言ってくれ」
「アンタが好きだ、日車」
「…聞き間違いでは無かったようだな」
ペンをカタリと机の上に置き、日下部の方へ椅子ごと向き直る。当の本人はというとソファに座ったまま背を向けこちらを向かない。
「それは、恋愛対象としてという意味で相違ないか?」
「逆にそれ以外ないでしょーが」
「いや、そうだな……」
かける言葉を探していると、日下部が突然立ち上がりズカズカと日車の方へ近づいてきた。
目の前に立たれて少し戸惑っていると、少し視線を泳がせポリポリと頭をかきながら口を開いた。
「あー、急に悪りぃな…。返事は別にいらねぇよ。アンタを困らせる気は無かったんだ。すまん。」
「あ………、」
じゃあな、とだけ言って日下部は部屋を後にした。
急な展開に頭の処理が追いつかずポツンと部屋に取り残されたことにしばらく経ってから気付いた。
書き途中だった報告書の内容なんて、忘れてしまった。
Comments
- 小夜双☆スカィWeb2 days ago