NHK・廣瀬智美アナが巨人球団職員へ異例の転身 近く退局し入社 「サンデースポーツ」「のど自慢」など豊富な経験評価
NHKの廣瀬智美アナウンサー(44)が近く退局し、巨人の球団職員へ転身することが19日、スポーツ報知の取材で明らかになった。廣瀬アナは「ニュースウオッチ9」のスポーツキャスターや「サンデースポーツ」のメインキャスター、「NHKのど自慢」の司会などを歴任し、確かなアナウンス力に定評のある実力派。巨人での業務内容は未定だが、球団内では豊富な経験を評価し、様々な可能性を模索している。女子アナからプロ野球球団への転身は異例中の異例で、巨人に新風を吹き込む。
女子アナから球団職員という超異例の転身が明らかになった。スポーツ報知の取材によると、廣瀬アナはNHKを近く退局して巨人に入社する方向で調整が進められている。スポーツ関連番組などを中心に長年、エースアナとして活躍してきた中で、新たな挑戦となる。
廣瀬アナは中学時代は卓球部に所属。04年にNHKに入局し、最初の赴任地の鹿児島で高校野球、サッカーに魅了され、スポーツアナ志望になった。大阪放送局でスポーツコーナーなどで経験を積んだ。
09年から東京アナウンス室に所属。看板番組「サンデースポーツ」のキャスターに抜てきされた。当時は「責任を感じます。WBCはもちろん、バンクーバー五輪、サッカーW杯も翌年に控え、歴代の先輩のようにアスリートに食い込んでいきたい」と意気込んでフル回転し、11年まで2年間務めた。
その後は15年まで「ニュースウオッチ9」のスポーツキャスターを務め、12年のロンドン五輪開会式、14年の冬季ソチ五輪開会式の中継で実況を担当するなど、確かなアナウンス力で幅広く実力を発揮した。23年から今年3月までは隔週で「NHKのど自慢」の司会も担当。持ち前の明るさで視聴者に元気を届けてきた。
そんな廣瀬アナの巨人入りは異色の転身となるが、米大リーグでは近年、女性スタッフの活躍が目立っている。21年にはマーリンズでメジャー史上初の女性GMが誕生。女性の社会進出、躍進への注目度が急速に高まり、育成部門の責任者やデータアナリスト、コーチなど様々な重要ポストに女性が就任している。
廣瀬アナの巨人での業務内容は今後調整していく見込みで、現時点では未定だが、様々な分野で培った人脈、豊富な経験はかけがえのない財産だ。仕事に対して常に全力で一生懸命。どんなことにも前向きに積極的に取り組むタイプで、多くの可能性がありそうだ。
巨人はこの日、中日に敗れて貯金5でセ・リーグ3位に転落した。首位で並ぶ阪神、ヤクルトと上位3球団が0・5差にひしめく大混戦となっている。2年ぶりリーグ優勝、14年ぶり日本一を目指す中で判明した女子アナの電撃入団。現場、フロント、球団職員も一体となって頂点を目指す上で、大きな戦力が加わることになる。
◆廣瀬 智美(ひろせ・ともみ)大分県出身。2004年、NHK入局。初任地の鹿児島で高校野球、サッカーなどアマチュアスポーツを取材。大阪放送局を経て、09年から東京アナウンス室で「サンデースポーツ」を担当。五輪は5大会、現地取材。ほかに「NHKのど自慢」「ダーウィンが来た!」などを担当。趣味は書店めぐり、ゴルフの打ちっ放し。父が転勤族で10回以上の引っ越しを経験。
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