周回遅れの仏買春処罰法を絶賛する朝日新聞
◉朝日新聞が、2016年にフランスで制定された買春処罰法と、それを成立させた立役者とモード・オリビエ元議員を、絶賛していますが。何度も書いていますが、新聞が文学青年崩れのような情緒的な文章を書くときには、ある種の政治的誘導の意図や、陶酔があります。今回はその典型例ですね。書いたのは、大久保真紀編集委員。
【買う人がいるから売る人がいる 仏の買春処罰法の立役者が語る性売買】朝日新聞
「お金で体を買うのはレイプと同じ。暴力です」
フランスの元国会議員、モード・オリビエさん(72)は断言する。
2016年にフランスで制定された「買春処罰法」を成立させた立役者。処罰法は、性売買の「買う側」を処罰する一方で、「売る側」を被害者と位置づけて保護し、性売買からの脱出を支援することを規定する。性教育や予防の強化も盛り込まれている。
ヘッダーはnoteのフォトギャラリーより、メイプル楓さんのイラストです。
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■周回遅れの悪法?■
詳しくは、上記リンク先の全文をぜひ、お読みいただくとして。そもそもの発端は、11月11日の衆院予算委員会で、衆院会派・有志の会の、緒方林太郎議員(無所属)の質問に答える形で「売買春にかかる規制の在り方について必要な検討を行う」ように、高市早苗総理が平口法務大臣に指示を出した、という流れです。
しかし、2016年にフランスで制定された買春処罰法は、売春行為そのものではなく、買春行為を処罰する点が特徴です。この法律は、売春を「性暴力の一形態」と捉え、需要を抑制することで売春撲滅を目指すという理念に基づいています。しかし、この法律には多くの問題点と反動が指摘されています。noteのAIがまとめてくれましたので、加筆して以下に。
売春の隠蔽化と危険性の増大: 買春者が処罰されるため、摘発を逃れるために売春が行われる場所がより人目につかない場所へと移り、売春婦が暴力や搾取に遭うリスクが高まっています。→アンダーグラウンド化の本末転倒
売春婦の経済的困窮: 買春者の減少により、売春婦の収入が減少し、生活が困窮するケースが報告されています。→立法目的の本末転倒
支援団体の活動の困難化: 売春婦への支援活動を行う団体は、買春を助長していると見なされる可能性を恐れ、活動が制限されることがあります。→困難女性支援の本末転倒
効果への疑問: 法律制定後も売春が完全に撲滅されたわけではなく、その効果に疑問の声が上がっています。→目的と結果の乖離という本末転倒
これらの問題点に対し、セックスワーカーや支援団体からは、法律の廃止や見直しを求める声が上がっています。彼女たちは、売春を犯罪としてではなく個人の選択として捉え、セックスワーカーの権利保護や安全確保のための政策を求めています。また、買春者の処罰ではなく、セックスワーカーへの経済的支援や職業訓練の提供など、根本的な解決策を求める意見も出ています。
このように、フランスの買春処罰法は、その御立派な理念とは裏腹に、セックスワーカーの状況を悪化させる可能性や、人権侵害のリスクなど、多くの問題を抱えていることが、指摘されています。朝日新聞が手放しで絶賛するような、実態ではないのです。すでに問題が指摘されているものを、周回遅れで採用してしまう愚を、また日本の政治は繰り返すのか?
■審議会ハッキング■
そもそも、現在の売春防止法では、買春行為は罰則の対象外なんですが。売春行為もまた、対象外なんですよね。理由はいろいろありますが、売春という手段まで禁止してしまうと、貧困や突発的な事態で困難な状況に陥った女性の、選択肢を奪ってしまい、本当に危険な状態に追い込んでしまうから、というのがあります。
なので、この買春処罰法には保守派からも革新派からも、疑問や批判が出ています。AV新法や不同意性交罪に続く、一方側からの言い分を聞いて成立した悪法が、また誕生する危険性。でもなぜそんな、浅薄な法案が通ってしまうのか? その原因を伺わせる投稿を、立憲民主党の杉尾秀哉議員が𝕏(旧Twitter)にポストしていました。
今朝は8時の内閣部門会議からスタート。個人情報保護委員会の国会同意ヒアリングと、女性支援の民間団体からヒアリングと意見交換しました。売買春の買春側への罰則の問題や、12歳のタイ人少女の人身取引事件に見る課題などについて立法作業の必要性を検討します。 pic.twitter.com/AGqZgPuoAT
— 杉尾ひでや 参議院議員【公式】 (@hideyaemma) November 13, 2025
今朝は8時の内閣部門会議からスタート。個人情報保護委員会の国会同意ヒアリングと、女性支援の民間団体からヒアリングと意見交換しました。売買春の買春側への罰則の問題や、12歳のタイ人少女の人身取引事件に見る課題などについて立法作業の必要性を検討します。
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はい、大炎上。しかも呼ばれてるメンツが塩村あやか立憲民主党議員に、PENLIGHT賛同人にして一般社団法人Colabo代表の仁藤夢乃女史や、NPO法人ぱっぷす金尻カズナ氏など、AV新法やWBPC問題で、おなじみの顔が……。でも、米山隆一議員や前田喜平元文部省事務次官は呼ばれていない不思議。元官僚のお二人が、批判しています。
完全に「困難女性対策」なるものが利権化していて、
— 宇佐美典也 (@usaminoriya) November 14, 2025
「野党議員に陳情して、スケープゴートを国会で槍玉に挙げさせて、意味のない規制、法律を作らせて、一部NPOと弁護士の仕事を無理やり作る」
って構造ができあがってるんだよな。 https://t.co/qIgqhRzG01
完全に「困難女性対策」なるものが利権化していて、
「野党議員に陳情して、スケープゴートを国会で槍玉に挙げさせて、意味のない規制、法律を作らせて、一部NPOと弁護士の仕事を無理やり作る」
って構造ができあがってるんだよな。
まさに、困難女性利権。上野千鶴子御大の〝娘のフェミニズム〟の延長線上にある、女性被害者史観に立った、片務的な思考がベースにあります。だってそれ、男性加害者史観と、表裏一体ですから。そのベースには、カール・マルクスの共産主義思想の、虐げられた労働者と虐げてきた資本家という、一神教由来のルサンチマンがありますから。
この駒崎弘樹氏が語る手法は非常に効果的で、政府の多くの審議会等が彼や彼の同志らにハックされ、この数年でとんでもない政策が数多く成立してしまいました。… https://t.co/TCVhzOXH9r
— 渡辺やすゆき (@tokyo7ku) November 15, 2025
この駒崎弘樹氏が語る手法は非常に効果的で、政府の多くの審議会等が彼や彼の同志らにハックされ、この数年でとんでもない政策が数多く成立してしまいました。
私が官僚を辞め国会議員を目指す一番大きな理由は、この駒崎氏らにハッキングされた政府を正常化するためで、残念ながら官僚のままでは対応できないためです。
今話題の、NPO法人フローレンスの駒崎弘樹元会長。10年ぐらい前からイロイロと批判されてきたのですが。違法性が発覚したら、さっさと会長を退き、説明責任も果たさず後任に押し付けるという、幹部の覚醒剤使用が発覚した日本駆け込み寺と同じ動きをし。Instagramでノーダメージアプールの写真を上げるなど、大学院生リンチ事件後の旧しばき隊界隈ムーブをかまし。同じ穴の狢 なんですかねぇ?
■反社のシノギ化へ■
売買春の犯罪化は、非合法な売春を暴力団による収益活動化する=アングラ化による、治安悪化を招くという意見もあり。この件に関しては、AV業界の当事者で、AV新法の被害を直接・間接に受け、成立前から批判を続けてきたた荒井貞雄氏のポストが、簡潔にして的確ですね。以下に引用します。こういう専門家は、絶対に呼ばないんですよね。
さすが朝日と言うべきか、浅はかすぎてあまりに現実が見えていない
— 荒井禎雄(専業主夫を志望するフリーライター) (@oharan) November 16, 2025
女が身体を売るケースしか想定していない点もアホかと思うし、商品うんぬんについてもそう
業者や商品を罰する、客(買春者)を罰する、どちらも一方だけでは、見逃された方に逃げ道が作られる… https://t.co/xXryLyfett
さすが朝日と言うべきか、浅はかすぎてあまりに現実が見えていない
女が身体を売るケースしか想定していない点もアホかと思うし、商品うんぬんについてもそう
業者や商品を罰する、客(買春者)を罰する、どちらも一方だけでは、見逃された方に逃げ道が作られる
そしてそれはより危険なアウトロー、文字通り "社会秩序の外側" に作られる
この程度の話くらい理解しろよ、仮にも大新聞社なんだから。この数十年、お前らは何を見てきたんだと言いたい
下手に法律で規制すると、それは遵法精神のカケラもないヤクザ者にとっては、おいしいシノギの素にしかならんの
— 荒井禎雄(専業主夫を志望するフリーライター) (@oharan) November 16, 2025
簡単に喩えてやる
モザイクによって性器を隠すことが義務付けられているからこそ、ヤクザは無修正DVDをシノギに出来たんだよ
こんな簡単な話をしてもまだ分からないかね?
下手に法律で規制すると、それは遵法精神のカケラもないヤクザ者にとっては、おいしいシノギの素にしかならんの
簡単に喩えてやる
モザイクによって性器を隠すことが義務付けられているからこそ、ヤクザは無修正DVDをシノギに出来たんだよ
こんな簡単な話をしてもまだ分からないかね?
正論。まさに正論。こういう悪法は、反社会的勢力の収入源を増やし、困難女性支援を逆に増やし、その支援という名目で、公金にたかる連中を増やすだけです。ひょっとしたら最初から、それが狙いかもしれませんが。元々、左派の言説は欧米の動物愛護と同様の、浅薄さが根底にあり。コチラのやん氏のポストの指摘も、重要です。
この記事を書いた大久保真紀はかつてColabo仁藤夢乃を取材し、メイドカフェをJKビジネスと混同させるオタク文化の女性を否定する差別的なデマ記事を書いた記者です。当時のメイドカフェは人気でJKビジネスと関係ないものとはすぐにわかったはずです。昨日のアド街アキバの30年でもわかる話です。 https://t.co/Z5w5fE1HDo
— やん (@skd7) November 16, 2025
この記事を書いた大久保真紀はかつてColabo仁藤夢乃を取材し、メイドカフェをJKビジネスと混同させるオタク文化の女性を否定する差別的なデマ記事を書いた記者です。当時のメイドカフェは人気でJKビジネスと関係ないものとはすぐにわかったはずです。昨日のアド街アキバの30年でもわかる話です。
朝日新聞の買春記事の問題は、売る側には女性以外、買う側にも女性がいることが忘れらて安易な男女の対立、分断目的の記事なっていることも挙げられます。Colabo仁藤夢乃は日本の女子高生の13%が売春という国連ブキッキオデマがあった時に割合ではなく1件でもあることが問題だと主張しました。
北原みのりのように若い男性を買うことを自慢してきた人もいます。
そう、審議会のメンバーが素人で、マスコミが共犯関係にあり。批判し立法を急ぐ側が、ダブルスタンダードなんですよね。そして、その批判自体が昭和の時代に生まれた、ステレオタイプのテンプレート批判で。ハッキリ言えば、女性は被害者という強固な前提に立った〝凡庸な物語〟であって。現実を見ていない面があります。
でもそれ、日本とは比べ物にならないレベルの男尊女卑や、一神教系由来の宗教的倫理観のある欧米の、借り物の思想であって。歴史も文化も環境も異なる日本に、無理やり当てはめるには、齟齬があるんですよね。それは、共産主義思想も同じなのですが。ここら辺に興味がある方は、こちらのnoteもどうぞm(_ _)m
■状況を変えるには■
この件に関しては、文化放送『おはよう寺ちゃん』の、サブチャンネルで、郵便学者の内藤陽介先生が、買春処罰法の問題点を分かりやすく指摘し、解説されています。保守派論客として、歯に衣着せぬ舌鋒で、滅多斬りという感じ。文化放送が、『おはよう寺ちゃん』の放送時間を短縮し、武田砂鉄氏を起用するなど、左傾化が気になりますが。
思えば暇空茜氏が、一般社団法人ColaboとWBPC問題を指摘して、3年が過ぎました。暇空茜氏は論語で孔子が言う狂狷の人ですから、粗も多々ありますが。でも、関西の突破者として、その問題提起と蟻の一穴は、大きな意味があったと思います。実際、WBPCの背後関係を洗うと、芋づる式にいつものメンバーが顔を出し。
10年前の2015年初頭に、前年12月に起きた旧しばき隊界隈による大学院生リンチ事件が発覚し。そのことを批判した自分は、旧経営陣にシャドウバンされたようで。インプレッションは増えず、フォロワーの増加率は鈍化し、3000人の増加に6年10ヶ月弱もかかる状況に陥り。でも、イーロン・マスクの買収で、状況は一変しました。
10年経てば旧しばき隊界隈は、野間易通尊師の極右ネット荒らし時代の言動が発掘され、選挙妨害するならず者のイメージが一般化しつつあるようで。批判する候補は当選・応援する候補は落選が多く。駒崎弘樹氏も、違法行為が指摘され。10年あれば、状況は変わるんですよね。買春処罰法を阻止し、AV新法も不同意性交罪も、変えていかないと。
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売春は国家が管理した方がいいと思う。見習うなら取り敢えずドイツを見習おう。
貧困ゆえの売春という時代は変わりつつあり、今の時代に見合った制度や法律が必要ですね。