日テレ「世界仰天ニュース」で放送 常磐道あおり運転「ガラケー女」デマ騒動とは

日本テレビ

16日21時から放送の日本テレビ系「ザ!世界仰天ニュース」2時間スペシャルで、かつて日本中を震撼させた「常磐道あおり運転殴打事件」の裏で起きた、ネットデマ騒動が取り上げられる。SNSで飛び交った憶測とネット特定班の「正義感」が暴走し、事件とは全く無関係の女性が加害男性の同乗者「ガラケー女」として祭り上げられたデマ騒動だ。スマートフォンやSNSの普及により、誰もが被害者に、そして加害者になり得る恐怖。実際の事件の顛末と、デマと闘い続けた女性の真実を振り返る。

番組の公式X(旧ツイッター)アカウントは同日17時、「常磐道あおり運転殴打事件。事件を撮影していた『ガラケー女』がネットで大炎上!しかしネット民から誹謗中傷を受けたのは、事件とは全く無関係の女性だった。匿名の投稿者たちと闘うため人生を懸けた女性の真実に迫る」と予告。

「あおり運転犯」と「ガラケー女」の顛末

そもそも、デマ騒動の発端となったのが2019年8月に茨城県守谷市の常磐自動車道で発生した「常磐道あおり運転殴打事件」だ。高速道路上で被害男性の車を加害男性が無理やり停車させ、顔面を複数回殴打した。

一歩間違えれば多重事故などの大惨事になりかねない極めて危険な状況下で執拗な「あおり運転」を繰り返した加害男性の姿は、被害男性の車のドライブレコーダーが録画しており、テレビのニュース番組などで連日のように映像が報じられ、ネット上でも拡散された。

さらに世間を戦慄させたのが、加害男性を制止することなく、被害男性をガラケー(携帯電話)で不気味に撮影し続けていた女性、通称「ガラケー女」の異様な姿だった

加害男性は、強要や傷害などの罪に問われ、2020年10月に水戸地裁で懲役2年6カ月、保護観察付き執行猶予4年(求刑は懲役3年8カ月)の有罪判決を受けた。同乗していた女性も犯人隠避(いんぴ)などの疑いで逮捕され、その後、罰金30万円の略式命令を受けている。

事件そのものは法の下で一応の決着を見た。しかし、この事件が引き起こした「もう一つの悲劇」があった。

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