LPガスボンベの耐圧検査しなかった疑い、「大内田産業」書類送検…30年前から不正か「罪悪感が薄れていた」
LPガスボンベの定期検査を行う会社「大内田産業」(福岡県飯塚市)が耐圧検査を行っていなかった問題で、福岡県警は18日、法人としての同社と社長の男(68)ら4人を高圧ガス保安法違反容疑で福岡地検に書類送検した。県警によると、ボンベの検査所に対する同法違反容疑での摘発は全国で初めて。 【写真】福岡地方検察庁
発表によると、4人は共謀して2024年12月と25年1月、飯塚市内の同社の検査所で、県内のガス販売会社から依頼を受けたボンベ計45本の耐圧検査をせず返却するなどした疑い。
4人とも容疑をおおむね認め、一部は「不正行為を長年黙認していた。罪悪感と抵抗感が薄れてしまっていた」と供述。県警は約30年前から不正が行われていたとみている。この問題は25年1月、県への公益通報で発覚。県が同社の検査所登録を取り消し、県警に刑事告発した。県によると、検査をしなかったボンベは昨年までの5年間で約8万5000本に上り、県内外の一般家庭などに納入されていた。