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デジタル庁GCASガイド

別紙1-2 GCASアカウントロール別2段階認証(MFA)要件

2026/06/10 公開

GCASアカウントはクラウド環境への管理アクセスを伴うため、パスワードだけでなく2段階認証による本人確認が必須である。ロールに応じて必要な認証方式が異なるため、申請前に自身のロールに対応するMFA要件を確認し、必要なデバイスを準備しておくこと。

1. ロール別MFA要件

各ロールに必要なMFA(2段階認証)の種別を示す。ハードウェアMFA必須のロールは、申請前にFIDO規格対応のセキュリティキーを調達しておくこと。

表1 ロール別MFA要件
組織区分グループ権限正式名称MFA種別(※1)
ガバメントクラウド利用機関利用機関(PMO)利用機関GCAS責任者ハードウェアMFA必須
利用機関GCAS担当者(管理者)ハードウェアMFA必須
利用機関GCAS担当者ソフトウェアMFA
プロジェクトチーム(PJMO)プロジェクトチームGCAS責任者ハードウェアMFA必須
プロジェクトチームGCAS担当者(管理者)ハードウェアMFA必須
プロジェクトチームGCAS担当者CSP本番相当環境アクセスあり:
ハードウェアMFA必須(※2)

CSP本番相当環境アクセスなし:
ソフトウェアMFA
開発運用委託業者開発運用委託業者(PMO)開発運用委託業者管理グループGCAS責任者ハードウェアMFA必須
開発運用委託業者管理グループGCAS担当者(管理者)ハードウェアMFA必須
開発運用委託業者管理グループGCAS担当者ソフトウェアMFA
プロジェクトチーム(PJMO)開発運用委託業者GCAS責任者ハードウェアMFA必須
開発運用委託業者GCAS担当者(管理者)ハードウェアMFA必須
開発運用委託業者GCAS担当者CSP本番相当環境アクセスあり:
ハードウェアMFA必須(※2)

CSP本番相当環境アクセスなし:
ソフトウェアMFA
(※1) ハードウェア・ソフトウェアMFAについて:
「ハードウェアMFA」は、「FIDO/FIDO2規格準拠のセキュリティキー」を用いた認証を指す。
「ソフトウェアMFA」は、「FIDO/FIDO2規格準拠のセキュリティキー・認証システムアプリ・Googleからのメッセージ」のいずれかを用いた認証を指す。
(※2) CSP本番相当環境アクセスありについて:
各CSPが提供する管理GUI機能のうち、本番相当環境(本番環境/共通運用管理環境/CICD環境)にアクセスする場合はハードウェアMFAが必要である。

2. MFAの種別と設定方法

2.1 ハードウェアMFAとソフトウェアMFAの違い

表2 ハードウェアMFAとソフトウェアMFAの違い
種別認証方式対象ロール
ハードウェアMFAFIDO/FIDO2規格準拠のセキュリティキー(物理デバイス)を用いた認証責任者・担当者(管理者)、およびCSP本番相当環境にアクセスする担当者
ソフトウェアMFAソフトウェアベースの認証(認証システムアプリ・Googleからのメッセージ・ソフトウェアキーのいずれか)上記以外の担当者

注意

2段階認証の設定画面では、SMS認証(電話番号)の設定項目もあるが、SIMスワップ等によるなりすましのセキュリティリスクの観点から利用を制限する。ただしスマートフォンアプリの利用が困難な場合に限り、暫定的に公用携帯または個人携帯の電話番号設定をソフトウェアMFAとして設定することを許容する。

2.2 設定方法・取得方法

GCASアカウントで利用可能なMFAの取得方法や設定方法については、以下のリンク先のページを参照のこと。

3. 留意事項

  • GCASアカウント払出し後、2週間以内に2段階認証を設定しなければ、GCASアカウントが自動でロックされる。
  • 2段階認証の設定手順およびロック解除の手順については、4 GCASアカウント払出し後の初期設定を参照すること。