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デジタル庁GCASガイド

6(オプション)CSP環境アクセス制御設定(CEP設定)

2026/06/10 公開

6.1 CSP環境へのアクセス制御の概要と方針

6.1.1 CSP環境へのアクセス制御の概要

CSP環境への端末アクセスを制御することを目的として、ガバメントクラウドでは接続元の端末またはIPアドレスに基づいてアクセスを制限する機能を提供している。このアクセス制御は、CEP(Chrome Enterprise Premium)を使って実現する。

ガバメントクラウドにて提供しているCSP環境へのアクセス制御方式の概要を以下に説明する。

表6-1 CSP環境へのアクセス制御方法の概要
制限方法制限の仕組み必要なもの
接続元端末制限CEP(Chrome Enterprise Premium)とEndpoint Verification拡張プラグイン(以下、「EV拡張プラグイン」と呼ぶ)を使用し、登録済みの端末シリアル番号に基づきCSP環境へのアクセスを制限する
  • CEP(CEPライセンス)(※1)
  • Chromeブラウザ(EV拡張プラグインの前提)
  • EV拡張プラグインの導入(端末が要件を満たすこと)
接続元IPアドレス制限管理者がPJMO単位で登録したグローバルIPアドレスの範囲に基づき、CSP環境へのアクセスを制限する
  • CEP(CEPライセンス)(※1)
  • (※1)CEPライセンスは、ガバメントクラウドチームにて準備しているライセンスを管理者の申請に基づき利用者のGCASアカウントに付与する。そのため利用者にてCEPライセンスを個別に購入する必要はない。

6.1.2 CSP環境へのアクセス制御の適用方針

CSP環境へのアクセス制御の適用方針は、利用機関の種別によって異なる。
以下の表を参考に、自身の利用機関における方針を確認すること。

表6-2 CSP環境へのアクセス制御方針(CEP利用の方針)
対象クラウド管理インタフェースに対するアクセス元の制限方針アクセス元の制限方法(※1)
接続元端末制限接続元IPアドレス制限
府省庁
独立行政法人等
公共SaaS事業者
各クラウド利用機関の運用方針に委ねる。【オプション】(※2)【オプション】
地方公共団体総務省の「地方公共団体における情報セキュリティポリシーに関するガイドラインOpens in new tab」を踏まえ、本番相当環境は必須とする。本番相当環境(※3):【必須】
上記以外:【オプション】
【オプション】
CEP適用による端末制限時は基本的に不要。

注意

「接続元端末制限」は、GCASアカウントを用いた各CSP環境へのシングルサインオンに一律で適用される。そのため適用時は、CSP本番相当環境だけでなく検証・開発環境等も含む全CSP環境へのアクセスに適用されることに注意すること。

6.2 CSP環境へのアクセス制御機能利用の前提条件

6.2.1 「接続元端末制限」機能利用の前提条件

CEPライセンスは、ガバメントクラウドチームにて準備しているライセンスを付与するため、事前に準備する必要はない。

CEPライセンス以外に接続元端末制限を行うには、ChromeブラウザにEndpoint Verification拡張プラグイン(EV拡張プラグイン)の導入が必要である。EV拡張プラグインを導入するには、以下の条件を満たす必要がある。

注意

  • 各府省で利用展開されているGSS端末の場合、EV拡張プラグインの導入が不可であるため、接続元端末制限は利用できない。
  • 接続元のグローバルIPアドレスによるアクセス制御のみを希望する場合、EV拡張プラグインの導入は不要である。

6.2.2 「接続元IPアドレス制限」機能利用の前提条件

「接続元IPアドレス制限」の場合、事前に準備が必要なものは特にない。
(CEPライセンスは必要であるが、ガバメントクラウドチームにて準備しているライセンスを付与するため、事前に準備する必要はない。)

6.3 CSP環境へのアクセス制御の設定手順

CSP環境へのアクセス制御を有効にする手順を説明する。
なお、説明内の「申請者」と「管理者」はそれぞれ以下の通りである。管理者の手順については、GCASガイド(メンバー専用ページ)で公開されている「GCASアカウント取得後の諸手続きについて」を参照すること。

  • 設定手順説明における「申請者」と「管理者」の違い
    • 申請者実施: 申請者自身で実施が必要なもの
    • 管理者実施: 「責任者」または「担当者(管理者)」の実施が必要なもの

6.3.1 「接続元端末制限」の設定手順

  1. (管理者実施) 対象となるGCASアカウントへ「CEPライセンス付与」の操作を行う
  2. (申請者実施) ChromeブラウザとEV拡張プラグインを、それぞれ以下の手順を参照しインストールと設定を行う
    1. Chromeブラウザのインストール: https://www.google.co.jp/intl/ja/chromeOpens in new tab
    2. EV拡張プラグインのインストールと設定: https://support.google.com/a/users/answer/9018161?hl=jaOpens in new tab
  3. (申請者実施) 6.4を参照し自身が利用する端末の「端末シリアル番号」を確認し、管理者に連携する
  4. (管理者実施) 申請者より連携された「端末シリアル番号」をGCASにて登録する(登録後の1時間を目途に情報が反映され制御が有効化される)

6.3.2 「接続元IPアドレス制限」の設定手順

「接続元IPアドレス制限」の設定は、管理者がプロジェクトチーム(PJMO)単位で設定するものである。
そのため、申請者が行う設定はない。

6.4 端末シリアル番号の確認方法

CSP環境への接続元端末制限を行う場合、6.3.1の手順3で端末シリアル番号を管理者に連携する際に必要となる。以下の手順で確認する。

6.4.1 Windows OS

コマンドプロンプトまたはPowerShellにて以下のコマンドで確認する。

wmic bios get serialnumber

またはMicrosoftアカウントにサインイン後、デバイスの「詳細を表示」からシリアル番号を確認する。

6.4.2 macOS

Apple社の「Mac のモデル名とシリアル番号を調べる」を参照する。
https://support.apple.com/ja-jp/HT201581Opens in new tab