【閲注・CP注意】日車「ここは…?」その5

  • 1二次元好きの匿名さん26/06/15(月) 07:27:07

    虎杖×日車の監禁モノ安価(ときどき🎲)スレです。
    探索、対話、諸々の選択によってルートが変わります
    基本的なENDはTRUE、NORMAL、BADの3種類。
    その他特殊なフラグを踏むと???ENDが追加されます
    ルートによっては別CPが生えるかも…?なので虎日固定の方にはあまりオススメできません。
    閲注は主に残酷な描写によるものです。えろんえろんでは基本的にありませんので悪しからず

    みんなで日車をうまく監禁から救い出そう!
    LETS、脱出!

  • 2二次元好きの匿名さん26/06/15(月) 07:40:20

    前スレ達


    【閲注・CP注意】日車「ここは…?」|あにまん掲示板ぴちゃ、と水滴が落ちる音がする。その音が自分の額から鳴っていることに気が付いて、自分が床に転がされている状態だということを自覚した。ゆっくりと目を開く。目の前には白い、光沢感のある壁。「…ここは…?」…bbs.animanch.com

    【閲注・CP注意】日車「ここは…?」その2|あにまん掲示板虎杖×日車の監禁モノ安価(ときどき🎲)スレです。探索、対話、諸々の選択によってルートが変わります基本的なENDはTRUE、NORMAL、BADの3種類。その他特殊なフラグを踏むと???ENDが追加され…bbs.animanch.com

    【閲注・CP注意】日車「ここは…?」その3|あにまん掲示板虎杖×日車の監禁モノ安価(ときどき🎲)スレです。探索、対話、諸々の選択によってルートが変わります基本的なENDはTRUE、NORMAL、BADの3種類。その他特殊なフラグを踏むと???ENDが追加され…bbs.animanch.com

    【閲注・CP注意】日車「ここは…?」その4|あにまん掲示板虎杖×日車の監禁モノ安価(ときどき🎲)スレです。探索、対話、諸々の選択によってルートが変わります基本的なENDはTRUE、NORMAL、BADの3種類。その他特殊なフラグを踏むと???ENDが追加され…bbs.animanch.com



    〜前回までのあらすじ〜


    エンディングを2つ回収した後にCONTINUE♡した前回♡色々あって虎杖視点に移行してエンディングが確定!呪物は壊されたよ♡虎杖も日車も正気に戻った筈なのに、なぜか日車の愛の暴走具合が凄かったね♡当たり前だよね虎杖の1年どころか日車はそのずっと前から虎杖に灼かれて焦がれて仕方なかったんだもん♡ずっと飲み込んでた言葉、吐き出したくもなるよね…♡♡


    人間をやめてしまった虎杖!人間をやめると宣言した日車!日車へ唯ならぬ重感情を抱きながら飲み込んだアツヤ!日車の幸せと安全を大切にしてくれる優しい清水さん!清水さんとの約束は!?アツヤの気持ちは!?2人の未来と恋の行方は!?乞うご期待♡♡

  • 3二次元好きの匿名さん26/06/15(月) 07:41:44

    [エンディングリスト]

    TRUE END : ???
    NORMAL END : ???
    BAD END : カッコウの雛

    隠しエンド
    NTR END : 退けば他人

    全エンディングコンプリートまで、あと2つです

  • 4二次元好きの匿名さん26/06/15(月) 07:56:02

    たておつ

  • 5二次元好きの匿名さん26/06/15(月) 08:00:45

    乙です

  • 6二次元好きの匿名さん26/06/15(月) 08:18:58

    たておつ!

  • 7二次元好きの匿名さん26/06/15(月) 08:20:07

    スレ主ありがとう!!
    あらすじの内容と♡の温度差よ

  • 8二次元好きの匿名さん26/06/15(月) 08:30:22

    立て乙です

  • 9二次元好きの匿名さん26/06/15(月) 08:55:20

    ついにパート5か!
    ほぼ確定してる現エンドを除いてあと1エンドで終わってしまうと思うと少し名残惜しいな
    二人が幸せになれますよーに!!!

  • 10二次元好きの匿名さん26/06/15(月) 08:56:31

    とりあえず10まで保守

  • 11二次元好きの匿名さん26/06/15(月) 08:57:52

    たて乙です
    続きがくる!
    やったー!!

  • 12二次元好きの匿名さん26/06/15(月) 09:05:10

    スレ主の♡乱舞書き込みからしか得られない栄養素があるッ!
    もっとちょうだいっ!!

  • 13二次元好きの匿名さん26/06/15(月) 16:13:23

    前スレの落として割れてしまった卵、ちゃんと中に居たんだね
    そして今もふたりの足元に居るんだな
    コワ~…グロ~…

  • 14二次元好きの匿名さん26/06/15(月) 16:24:39

    ───────2年後



    「日車!久しぶり、元気してた?」
    「ああ、君はどうだ」
    「俺?へへ、めっちゃ元気だよ、こうやって日車にも会いに来れたしさ!」
    「それは…そうだな、日下部にはまた礼をしておかなければ」

    仙台駅を降りてすぐ、その凄まじい視力で俺を見つけた彼は、かつての彼と同じ…いやそれ以上の輝きを持った笑顔で俺に駆け寄った。変わったのは彼ではなく、その顔を真っ直ぐ見上げられるようになった、俺の方だった。今も時々逸らしたくなることもあるが、それよりも彼の綻んだ表情のひとつひとつを、この目に焼き付けて見つめていたいという気持ちの方が大いに勝る。

    「結構早く着くようにしたから大丈夫だとは思うけど…一応もう向かっとかん?待ってるんでしょ」
    「ああ、そうだな…歩きながらでも話はできる。行こうか」


    俺が呪術師をやめて丁度2年、俺達は久しく、文面ではない逢瀬を遂げていた。あの一件の後、彼は俺に言った通り、司法に身を委ね罪を償おうとした…のだが、それは上層部が許さなかった。結果的に彼の罪を全て隠蔽し、馬車馬の如く働かせる材料として、弱みを握ろうとしたのだ。

    「(…金にも地位にも名誉にも興味が無い彼に、俺はどうやって礼をすればいいのだろう)」

    そしてまたしても、そこの帳尻を合わせてくれたのは日下部だった。本当に面倒見の良い男だ、上層部でも爆弾扱いされている虎杖の面倒を見ると、半ば押し切る形で彼の身柄を高専に繋ぎ上層部から引き剥がして、その上で裁かれたいと願う彼の想いも尊重し、本来あと2年で終了する筈であった経過観察期間を更に3年延長する事で、刑期代わりだと言ってみせた。今回の外出も本来は行えないものを、態々上に説明できるように難癖を付けて任務という形に落ち着け、外泊許可まで出してくれたのだから、本当に頭が上がらない。

  • 15二次元好きの匿名さん26/06/15(月) 16:26:28

    「あ、来ましたよ高木さん!ほら、あそこ!」
    「本当だ、話の通りに大きいねぇ。こんにちは、噂の虎杖君かな」
    「は、ハイ!初めまして!えーっと、清水さんに、高木さん」
    「ふふ、まさにウブって感じだ。私が高木だよ、こっちの可愛い子が清水ちゃん」
    「日車さんからいつも!よーく!お話は聞いてますよ、虎杖君。清水です、日車さんがいつもお世話になってます」
    「なっ、こら清水…!」

    俺の身の回りの女性とはどうしてこうも、人を揶揄うのが上手なのだろう。交際している人物が居るという話は、地元に戻り暫くして、ある程度仕事の落ち着いた機を狙って2人に話した。加えて、相手が2回りも歳の離れた、同性だということも。最初は2人共開いた口が塞がらないといった様子で、清水に至っては詐欺にあっているのではと、至って真面目に心配までしてきた。そう思われるのも仕方が無い、ただ自分も本気で、紛れも無い真実なのだと真摯に伝えてみせれば、それ以上何か気にかけてくることはなかった。…否、恋バナという名目で行われる巧妙な尋問と誘導により、羞恥で度々首を絞められる思いはしたが。

    これ以上店の前にたむろするのも憚られ、何より始まりそうな心底居心地の悪い話題を断ち切ってしまおうと店へ入れば、背後でくすくすと笑う声がした。君達は俺の母親か何かか?予約の確認をしている内に、背後で彼と彼女らが楽しそうに話しているのが分かる。人懐っこく、人に好かれる彼だ、すぐに打ち解けるだろうというのは確信に近いものを持っていた。席についてもそれは途絶える事なく、限りなく温和な空気が卓上に流れ続け、眺めるばかりでもつい笑みが零れる。俺の顔を見て、僅か物珍しそうに正面の2人が目を丸めたのを俺は見逃さなかった。

    「…やっぱり、本当なんですね」
    「何がだ?」
    「いいえー?でもほら、高木さんもそう思いますよね?」
    「…うん、そうだね…疑ってた訳じゃないけど、やっと実感できたって感じかな」
    「?」

    言葉の真意が分からないまま首を傾げれば、隣で彼もそうしていたらしい。全員揃って吹き出したところで、その話は有耶無耶になってしまった。結局最後まで真意は分からないまま食事を終え、店を出る。軽く公園で腹を休め、後々彼女達はまた仕事に戻るそうだ。清水と彼が特に親しげにしているのをベンチに座り眺めていれば、その隣に、彼女は迷い無く座ってきた。

  • 16二次元好きの匿名さん26/06/15(月) 17:45:34

    虎杖と日車がふたり並んで外にいる…!
    清水ちゃんと高木さんに岩手で会えてる…!
    めちゃくちゃ穏やかであたたかな空気が流れてて本当に嬉しい
    日車が虎杖を交際相手だってはっきり口にできてるのも嬉しい

    くっ日下部~~~!!お前はどこまで優しい男なんだ!!
    あのトンデモマンションに電話一本で日車を助けに来てくれたし、
    あれだけヤバいことしたうっすら恋敵の虎杖も匿ってくれたの!?
    いい男過ぎるよ日下部…

  • 17二次元好きの匿名さん26/06/15(月) 17:54:02

    「…向こうに混ざらなくていいので?」
    「んん?いいや、聞きたいことがあるって顔をしてたから、聞く機会を設けてあげようかと思って。違った?」
    「……いいえ」
    「ふふ、当たりだね。じゃあ君が気になってること、にも心当たりがあるから、話そっか」
    「…」
    「あはは、そんな顔しないでよ。何年君の先輩やってると思ってるの、思ったより君って分かりやすいんだから。日車君」

    あぁ、やっぱりこの人には敵わない。1度心を壊して、改めて分かったことだ。圧倒的な才とはまた別、人に寄り添い、人を考える。そういった思考を当たり前に持ち合わせて、己にも他者にも適応させられる。こういった職業でなくとも、彼女は誰かを救える人間だったのだろうと、よく思わされる人だった。彼女がかつて、同業として、先人として。俺に放った言葉を、俺は己の信念を元に突き返した。その選択は、悔いても恨んでもいない。ただ…あの時彼女が問うた言葉に、俺は上手く答えられなかった。あの時確かに、己の内側を見つめ直して、完全に折れてしまう前に僅かでも、支え木を添えられていたのなら

    「君から…ってよりは、清水ちゃんが君から聞き出した話を、私はよく聞かせてもらってたんだけど」
    「あぁ、虎杖君の話。私と君はあんまり会う機会がないしさ、清水ちゃんの方が詳しいんだ。聞いたら何でも教えてくれちゃって」
    「あぁ……いいや…吐いたのが悪い、か…」
    「ふふ、まぁそれでね?君と彼の関係が良好なのも、君が彼を愛してやまないのも、確かに聞いてたし伝わってた」
    「だけどさ、百聞は一見にしかずって言うでしょ?今日の日車君、凄く幸せそうだったよ。それでやっと分かったんだ、彼が君にとって、どれだけ大切な存在なのか」

  • 18二次元好きの匿名さん26/06/15(月) 17:55:50

    「……彼は、太陽のような子です。知っての通り、貴女が言った通り、精神を壊した私を。彼は掬いあげてくれた。私が忘れた、人の尊さをもう一度、教えてくれた」
    「だからこそ、私は、弱くも気高く美しい彼を、救いたい。彼はこれまで、多くの理から追い出され、神からも見捨てられたような道程を歩いてきました。だから、今度こそ、私だけは。私が傍に居ることが彼の救いになるのなら、朽ち果ててでも」
    「……変わったようで、変わってない。君はずっとそうだね、弱者救済なんて陳腐なものでもない。君のことだから、きっとまた、無理をするんだろうけど」
    「それでも、今は彼を救うことが、君の救いになるんだね」

    彼女はそう、暖かな笑顔を浮かべながら言った後、立ち上がった。俺は気が付かなかったが、どうやら清水に呼ばれたらしい。俺は彼女の笑みの真意が分からず、慌てて後を追った。振り返った彼女の眼鏡に映る自分の顔を見て、分かりやすいという彼女の気持ちがほんの少し、わかったような気がする。いたずらに緩められた唇が、明瞭に笑みをたたえて言った。

    「ふふ、っ、あはは!もう、そんな深い意味なんてないよ」
    「見返りを求めないってのは確かに立派で、君の美徳だけど…それだけじゃあ、壊れちゃうものってあるから。ただすごく、本当に心から、安心しただけ。君のいち、先輩としてね」

  • 19二次元好きの匿名さん26/06/15(月) 21:20:31

    ──────




    「そんで、どーだったよ。愛しの恋人さんに久しぶりに会った感想は」
    「あぁ、楽しかった。観光もしたし、知り合いにも合わせてやれた。あと牛タンも食わせた」
    「おーおーそりゃ何より。アイツ泊まってったんだろ、家泊めたのか?」
    「家には泊めていないな、ホテルだ」
    「へぇ、んじゃ部屋一緒?ビジホとか?」
    「…?い、いや…彼とは、ホテル前で別れて、俺は家に…」
    「は!?なんでだよ、一緒に泊まったんじゃねぇの!?」
    「なぜ確定事項のように言うんだ!別にいいだろう!」
    「いやいやいや、悪いって言ってる訳じゃねーけどよ…」

    東京と岩手との丁度中間地点、福島の個室居酒屋。彼は頼んだ円盤餃子の羽を箸で断ちつつ、声を荒らげた。一旦の起伏が終わったのか、らしくないと自責に呟きつつ、餃子を1つ口に放り込んでは地酒を呷る。文句を垂れる彼は、話題の中心である虎杖との岩手観光を可能にするべく、存在する権限や地位を使い走り回ってくれた、日下部篤也当人だった。勿論、他にも手を貸してくれた人物も居たそうだが…それも彼が助けを頼んでのこと。今日の飲みは、礼をとレターパックで現金を包んでいる最中、彼からかかってきた電話にて決まったことだ。手渡しの方が良いかと合流してすぐ帯付きの束を差し出したら、あまりに酷い顔をするもので笑ってしまった。

    彼は今日、丁度この辺りで任務があったらしい。普段は腰に携帯している刀も、袋に入れ背中に背負われていた。虎杖と会った時は、あまりに全てが鮮明過ぎて、2年越しの懐かしさも感じられなかった程だったが…今度は襲いかかってくる、たかが2年のノスタルジーに目を焼く程心地だった。それほど、目の前に座る彼の所作はあの頃のままで、酷く居心地が良い。夜と言うには明るく暖かく、日中と言うには静かで冷たい…朝焼けや夕暮れを思わせる、ぼんやりとしたその出で立ち。丁度いい、と言っては失礼だろうが、俺にとって彼は、いつ何時もそんな相手だった。

  • 20二次元好きの匿名さん26/06/15(月) 21:24:01

    「あぁ、そういや。虎杖には一応、まだ話してねぇんだけど…アンタには伝えとくか」
    「?どうした」
    「ん、いーや…重い話は早めに話しとかねぇとなって。まぁそんな重く受け止めんなよ」

    思い出したように1つ呟いた後、彼は神妙な面をして、手元の携帯を操作する。何が飛び出るかも分からないと身構えていれば、すんなり画面が向けられた。そこに映っていたのは、1歳から2歳程度の、子供の写真。溢れんばかりの笑顔を振りまいて、カラフルなエプロンを付けた女性と手を繋ぎながら芝生を歩いている。……結婚、したのか?

    「……おめでとう、祝儀は」
    「バカバカバカちげーって!俺ァ万年独身貴族!!知ってんだろアンタ、言わせんなよ…ってそうじゃなくて!」
    「キレッキレのボケツッコミだな」
    「そりゃどーもね!本題入らせて!!」

    ゼェハァと態とらしく息切れしたような素振りを見せる彼が、1つ咳払いをした後にまたもや神妙な顔を作る。それに習って此方も聞く姿勢を作れば、漸く彼は口を開いた。

    「この子、お前らの子供ね」
    「……は?」
    「あーいや、厳密にはお前らのいざこざに巻き込まれて、本来死ぬ筈だったのに生き返っちまった赤子。ほら、呪物ん中入ってたろ」
    「…成程」
    「おーおー途端に死にそうな顔しやがって。ほら注いでやるから飲め、美味いぞ〜地酒」

    無理矢理注がれた酒を条件反射で飲み込んで、口元に押し付けられる餃子を口に入れた。葱の香り高さといっぱいに広がる肉の甘みと旨み、パリパリの羽と溢れんばかりの肉汁がコントラストを奏でて…うん、美味い。表情が僅かに前向きになったのを見て安堵の息を漏らした日下部は、引き続き事務的に続きを話し始めた。できる限り俺を感情的にしないようにという、彼なりの配慮なのだろう。

  • 21二次元好きの匿名さん26/06/15(月) 21:35:04

    高木さんはずっと日車の先輩なんだな、弁護士の先輩であり人生の先輩であり
    本当に素敵な女性で、彼女を裏切ることにならなくてよかった

    日下部も変わらないんだ、あの日からずっと続いてる優しさがある
    今は友愛に変わったのかな、それとも秘めたまま墓場まで持っていくのかな
    とか思ってたら餃子あーんで食べさせてくるし日車も何の疑いもなく食べちゃうこの距離感よ

    …子供!?!?

  • 22二次元好きの匿名さん26/06/16(火) 00:56:41

    よかったねぇ日車…高木さんと清水ちゃんにも会わせられて、なにより虎杖に会えて、アツヤとも前のように酒を酌み交わすようになれて…
    そっか、アツヤも結婚したんだな…月日が経つのは早いもんだな…
    …と思ってたらいいいいいい虎杖と日車の子供!?!?

  • 23二次元好きの匿名さん26/06/16(火) 08:59:07

    トゥルーだと思っていたけどどうなのかわからなくなってきたー!
    この子はなんの変哲もない子として産まれてこられたのだろうか

  • 24二次元好きの匿名さん26/06/16(火) 09:23:56

    卵壊すだけ壊して中身を処理しなかった(できなかった?)パターンか
    ええーどっちEND?

  • 25二次元好きの匿名さん26/06/16(火) 09:43:50

    マジで虎日の子供が生まれちゃってたら内密に処分されてそうなんだよなぁ
    発生のきっかけは虎日だったけど成長は他の人の呪力を使って生まれた赤子って感じ?

  • 26二次元好きの匿名さん26/06/16(火) 10:04:05

    詳細開示前なので違うかもですが
    五条悟に並ぶ才能の持ち主と、羂索に作られた身体特性に御厨子と赤血操術が付与した上に半呪霊化した人物の子供とか、上層部あたりなら興味あるやろなとか、生物の理の中では生まれるはずなかったし、血ではなく呪力を引き継いでるなら、術式やらをそのまま継いで発現する可能性も高いかも?とか、暴走したり失敗したら処分すればいいしとかって考えならやりそうだなとか、思ってしまった

    あと、久しぶりに会ったのに、夜一緒に過ごさないの何で?
    ここに理由が無い事を願うよ

  • 27二次元好きの匿名さん26/06/16(火) 13:50:36

    「この子は、その…認知が、必要であったりするのか」
    「ん〜?いや、もう既にこっちは孤児として扱ってるから要らねぇよ」
    「では養育費くらいは」
    「あ〜…まぁこの子の将来考えるんだったら学費くらい工面して貰ってもいいかもな、いやこの子とお前って公的な面で見たらほぼ他人なんだけど」

    彼が中身の無い枝豆のさやを咥え、普段飴の棒でやってみせるよう唇で動かすのを見やり、それを取っ払ってやれば素直に離す。聞きたいことは山ほどあるがまずは彼の口から、全て概要を聞いた後に聞くのがいいのだろう。

    「あの呪物は、本来生まれて来る筈無かった命…つまり人に望まれねぇで死んだ、胎児の準備が必要なんだわ。それを呪物に入れて、呪力を込めて、そんで生まれてくる」
    「それは何となく彼との対話で察していたが、ではその子はやはり半呪霊の?」
    「いーや、半呪霊どころか呪力すらミリも持ってねぇよ。あの呪物結構面白いもんだったらしくてな、壊したのが勿体ねぇくらい」
    「あの卵を介した呪力は、まぁ勿論赤子の養分になる。だとしてもいくら養分注いだとこで、死んだ赤子には何の意味もない」
    「あの呪物に籠ってたのは、同じよーに人間の思惑で殺された、赤ん坊達の積もりに積もった呪い。生きたかった、生まれてきたかったっつう、生物として当然の想いの塊だ」
    「…まさか」
    「そー、そのまさか。あの呪物に入れた時点で、死んでた胎児は生き返るんだ。どんなに状態が悪くても、死後長くても、綺麗に健康に」
    「本来なら呪力を込められて育った赤子は半呪霊になるはずだ、でもそうはならなかった。なぜだと思う?」

    あぁ、教師の彼らしい癖だ。考察に値する情報を寄越してから、残りは自分で考えさせる。俺は彼の教え子であったことはない筈だ、それでもこういった問い掛けをする時、彼は酷く楽しそうな顔をする。期待に応えてやろうと、僅かばかり思ってしまうのは失礼だろうか。

  • 28二次元好きの匿名さん26/06/16(火) 13:52:57

    「…卵の中で蘇生された段階では、ただの人間の赤子だ。そして養分を注がれて、体内に蓄積するからこそ、半呪霊として育つ」
    「うん」
    「そして、あの時。俺達は子供が不完全な状態で卵を割り、養分を絶った状態で、そのまま放置した」
    「呪物の目的が、中に居る胎児を無事に生まれさせることならば、どんな手管を使ってでも胎児を生き延びさせる筈だ」
    「そーだなぁ」
    「…だから、胎児が身体の中に貯め込んでいた呪力も、生命維持に消費した。身体の中から呪力が消えれば、それはただの赤子だ」
    「ん〜まぁほぼ正解だな。実際そうやって呪力自体は消費してたんだろう。ただ高専連中がその胎児を見つけた時、まだ微量に呪力はあった」
    「そんで貴重なサンプルだか言って、上が育てたがったんだよ。わざわざ人工子宮みてぇなの用意して。んで育ってく内に、段々と呪力は消えた」
    「何故…」
    「こっからはあくまで俺の推測でしかねぇけど、呪力の元はお前らだろ?お前らが赤子の存在を忘れた、生まれてこいっつー強い思いが、消えたから、呪力も霧散したんじゃねぇのって」
    「…忘れていたことが、まさか良い方向に働くとはな」
    「そ。だからお前らがまたあの子を自分の子と認識し始めたら、突発的に呪力やらなんやらに目覚めちまうかもしんねぇの。それで言うの渋ってたんだよな」

    そこまで言い切って、彼はまた酒を呷った。恐らく全て言い終えたのだろう、再度餃子に手を付け始めている。

    「…公的には他人、と言ったな。つまり器の変異は」
    「殆ど無かったよ、入る前の状態そのまま。DNA鑑定もしたが、アンタらとは一致しなかった。つか写真見たろ、明るい茶髪。似ても似つかんでしょーが」
    「そうか…今は孤児として扱っていると聞いたが」
    「そりゃ当たり前にね。上も、呪力すらねぇって分かった途端興味無くしてくれたらしくてな、のびのび育ってるよ」
    「……良かった」
    「近頃里親も決まりそうなんだとよ、呪力も何もねぇ、ただの一般人。冥冥辺りが雇われて少し監視はするらしいが、特に何もなきゃ、こっちの世界とはおさらばって感じ」

    彼も俺も、元は一般人。きっと彼も紆余曲折あり、この世界に足を踏み入れて生きているのだろう。命の危機も多い、別れも多い、そんな世界に、あの小さくか弱い命が巻き込まれずに済んだこと。言葉にはしないが、彼も安堵を覚えているのだ。

  • 29二次元好きの匿名さん26/06/16(火) 14:21:15

    産まれることができなかった子供がそのまま生まれ直したのか、器の形を変えることなく
    穏便な形で良かった
    でもあの短期間で子供が生まれてこれる分の呪力がすでに注がれてたんだから怖い
    十月十日呪力を注ぎ続けたBAD ENDの赤子は完全に半呪霊だったんだな

    ささやかに描写される日下部と日車の淡いブロマンス表現が癖になる…!

  • 30二次元好きの匿名さん26/06/16(火) 16:42:40

    「…ま、壊れちまったけどさ。あの呪物も、生きてて欲しいって生き返らせた赤子がこんな元気に生きてて、少しは浮かばれるとこもあんじゃねぇの」
    「幸せになって欲しいとか、生きてて欲しいとか。そういうのは、叶わねぇことも多いし。呪いになっちまうことだってある、無情なことにな」
    「……やはり、養育費は払うことにする」
    「おーおーいいじゃん、いい飯食わせてやれよ」

    重い話を終えたからか、彼はどこか重荷を降ろしたように1つ息を吐いて、また普段通りの表情に戻り夜酒を再開した。話題も何気なく、昔話していたようなものばかり。彼が担任を持つ生徒達の話、近頃の知り合いの様子、互いの仕事についてや他愛も無い世間話。きっと彼は他の人間と飲む時も、この話をするのだろうと分かる程、慣れた様子で話されるその全てに懐かしさを覚えた。卓上にあった大きな円盤餃子が無くなった頃、十分出来上がった様子の日下部は勘定にと席を立った。

    「日下部、上着が」
    「ちょっと持っとけ、酒飲んであちーんだよ」

    俺に上着を預けたのは、きっと財布を出させない為だったのだろう。自然に俺の分まで会計を終えた日下部は俺を連れて店を出て、その後上着と刀を取り上げた。夏も終わりに近く、今日は少し肌寒い。未だ騒がしい街並みを眺めつつ夜風に吹かれては、その冷たさも心地良く感じられた。その隣で日下部はタクシーを呼ぼうと携帯を弄っているようで、本当にどこまでも手際がいいというか、何というか…

    「俺ももっと、君のように器用だったら良かった」
    「急になんだよ、潰れたか?」
    「いいや…本当は、夜も一緒に過ごしたかったんだ、先日も」
    「なに、本当に酔ってんじゃん。別に言えばよかったろ、アイツなら喜んでホテルキャンセルすんぞ」
    「それでも、言えなかったんだ。君ならば、まず相手がこちらに来ると分かった時点で、一緒に泊まれるようにと手配するだろう」
    「まぁそうだけど…別に俺じゃなくてもやるやつはやるだろ」
    「そうかもしれないが、君の器用さはもっと優しい。今だって、君は君の為にタクシーを呼ぼうとしているわけじゃないんだろう。分かるぞ、そのくらい」
    「……まーね、お見事ですよ日車先生。今呼んでやったから、来たらさっさと帰んな。アンタ今結構酔ってっからな?自覚あるか知らんが」
    「ん、ふふ、当たりだな、やはり優しいやつだ、日下部」
    「聞いちゃいねぇなコイツ…」

  • 31二次元好きの匿名さん26/06/16(火) 16:44:21

    なんか日下部→日車が、恋と名前がつく前の感情って感じがして切なくもあたたかいな…

  • 32二次元好きの匿名さん26/06/16(火) 17:02:29

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  • 33二次元好きの匿名さん26/06/16(火) 17:05:04

    地方ではあるが、流石飲み屋街と言ったところだろうか。彼が呼んだと言ってから10分もたたずやってきたタクシーに、乗れと日下部がドアを開けて俺の荷物を車内に投げ込む。投げるなと叱るも、特に何とも思っていなさそうな謝罪が帰ってくるだけだった。乗り込んでシートベルトをつけている間、彼は運転手と話をしているようで、大人しく待っていれば話を終えた彼がこちらを向いた。

    「ま、今後もどうにかお前と会わせてやれるように、アイツにはさんざ働いて貰うよ」
    「あぁ…有難う日下部。本当に感謝してもしきれない」
    「いーんだって。俺は、お前に…」

    そこまで言いかけたところで、彼はふと言葉を止めた。日下部が、俺に?言葉の続きを強請る前に、彼は車のドアを閉めた。窓は空いているから、声は届くが…なぜ

    「とりあえず、次会うときはきっちりちゃっかり、夜まで一緒に居れるよう根回しとけよ。そこまで面倒見る気ねぇからな俺」
    「日下部、なぁ」
    「さっき言ってたみてぇにホテルとっとくのもありかもな、まぁ上手く上には言っといてやっから」
    「日下部」

    誤魔化しも上手くいかないと判断したのか、彼は運転手に車を出すよう告げた。無情にも静かになり始めるエンジンの音が、物理的な別れを予期させる。もう一度問いかけようとする言葉を遮るように、彼は笑って言った。

    「気にすんなよ」
    「お前は何も考えず、ただ虎杖と幸せになっとけ。もう十分、頑張ったろ」
    「…頼むから」

  • 34二次元好きの匿名さん26/06/16(火) 17:11:48

    日下部~~~っっ!!
    大人の秘めた恋の落日…夕暮れの男の恋の終わり…
    日車は本当に気付いてなさそう、でもこの鈍感さも好きだったのかな日下部は

  • 35二次元好きの匿名さん26/06/16(火) 17:42:42

    >>34

    切ねぇ…

    虎日←篤也 良いな…

  • 36二次元好きの匿名さん26/06/16(火) 19:28:18

    気づいていてほしい気持ちと気づかず後ろめたい気持ち一切なく虎杖と幸せになってほしい気持ちがふたつある〜
    …いややっぱり何の憂いもなく虎杖と幸せになってくれ

  • 37二次元好きの匿名さん26/06/16(火) 20:57:05

    >「幸せになって欲しいとか、生きてて欲しいとか。そういうのは、叶わねぇことも多いし。呪いになっちまうことだってある、無情なことにな」

    これでアツヤ泣泣そうだよな叶わなかったんだよな妹も旦那もタケルも泣泣って思ってたら

    >「お前は何も考えず、ただ虎杖と幸せになっとけ。もう十分、頑張ったろ」

    >「…頼むから」

    これお出しされて死ぬ 呪いになっちまうことだってあるって言ったよね!?!?その直後に幸せになれなんて呪詛吐いちゃうんすかオイオイオイオイオイオイ重いって

  • 38二次元好きの匿名さん26/06/16(火) 23:38:14

    これはTRUEなのかなNORMALなのかな…
    虎日←日下部のTRUEっぽい…?一応虎杖と日車は幸せそうだし…
    日下部お前も幸せになれよな泣泣泣

  • 39二次元好きの匿名さん26/06/17(水) 07:14:06

    ⋆ 

  • 40二次元好きの匿名さん26/06/17(水) 16:37:56

    これはTRUEでしょ、こんな全方位穏やかな展開から急に奈落に突き落とされたらもう何も信じられないよ

  • 41二次元好きの匿名さん26/06/18(木) 00:19:15

    実は日車がどうなったのかはまだ分からないんだよな
    呪術師ではないけれど人ならざるものになった可能性はまだあるんだよな
    そして何をもってしてTRUE、NORMALとなるかもまだ分からない…

  • 42二次元好きの匿名さん26/06/18(木) 07:25:35

    保守

  • 43二次元好きの匿名さん26/06/18(木) 07:50:12

    穏やかで平和なルートを辿っているはずなのになんか不穏だし日下部が…あのルート以外じゃ日下部が報われる事はないんやな…虎日だからNTR以外じゃ成立しないのは当たり前だけど「お前が…お前さえ幸せならそれでいい、たとえその隣にいるのが俺じゃなかったとしても」ってことぉ?!大好きなやつ!!!!

  • 44二次元好きの匿名さん26/06/18(木) 14:12:20

    日下部はその言葉通り日車が幸せになれれば報われるのかもしれない…
    NTRルートでも日車が幸せになれたかがとても際どいところにある悲しみ

  • 45二次元好きの匿名さん26/06/18(木) 21:07:32

    このレスは削除されています

  • 46二次元好きの匿名さん26/06/19(金) 00:43:30

    どうしようこんな幸せなのにバームクーヘンエンドだったりしたら…嵐の前の静けさだったら立ち直れない…

スレッドは6/19 10:43頃に落ちます

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