青く塗った反射池が緑色に、トランプ氏肝いり事業で誤算 藻の大量発生で薬剤投入
米首都ワシントンのリンカーン記念堂前にある反射池(リフレクティング・プール)で16日、藻類の大量発生を抑えるため、作業員らが過酸化水素を投入した。 この池は、トランプ大統領が進めるワシントンの主要施設改修計画の一環として、底面が「星条旗の青色」に塗り直されたばかりだったが、水の再注入開始から約1週間余りで藻類が発生し、広範囲で緑色に変色した。国立公園局の作業員らは、「過酸化水素12%」と書かれた薬剤を、緑色に変色した池に投入した。 内務省報道官によると、池では藻類や大腸菌などの病原体、その他の汚染物質を除去する「高度なナノバブル・オゾン技術」による処理が行われている。 有害藻類の研究を30年以上続けてきたストーニーブルック大学のゴブラー教授は、過酸化水素は池に集まるカモやガンといった野生動物に対する影響は大きくないものの、藻に対する長期的な解決策にはならない可能性があると指摘した。