NAHAマラソンも終了していますが、
下関海響レポがまだ完結していませんでしたので、
こちらを完結させます。
長州出島エイドで素麺が売り切れていることに、打ちひしがれていると、
目の前を通り過ぎていく、6時間のペースランナー集団。
スタート前に聞いた、
「後半は、キロ8分半で走ります~」
を、思い出して、付いていきます。
キロ8分半ならなんとかなるかもしれない・・・。
しかしそれは、淡い期待・・・。
いきなりの急坂の上に、体が拒絶するかのようにまったく走れない。
走ろうと思っているのに、足が動かない。
こうなった以上仕方がない。
ペースランナーを見送り、次の関門で終了する事を決断します。
周りも、わかっているのに足が動かずやむなく見送るしかない人たちばかりです。
さあ、ここからは、そんな心が折れた人たちが収容関門へと向かう、
真の最後尾の姿をお届けいたします。
30キロ通過。
4時間12分ということは、残り12キロを1時間45分で走れば完走できる・・・。
別にそんなに大変なことではない・・・。
今見れば。
この時は、ペースランナーが先に行ってしまったので、
終わった・・という気持ちが強くてそんなことを考える余裕がなかった・・
のかも知れない。
たぶん周りのランナーたちも同じような気持ちではなかったのだろうか?
心が折れるとは、こんな状態だろう。
みんなの背中からガッカリ感が伝わってくる。
リタイア確定して(したと思い込んで)いろんな思いが交錯していたのではないだろうか。
カッコ悪くてチームのみんなに、家族に、会社の人に、友人に、
合わす顔がない・・・
などと思っているのかもしれない。
確かにカッコ悪いです。
でもね~失敗した話、カッコ悪い話の方が面白いんですw
大抵の人は、失敗した話を聞くのが好きなんです。
しくじり先生がウケるように。
みんな!こうなったら、思いっきり話を盛って自虐ネタにしてしまおうw
自分でも自虐ネタが好きだからこんな事を延々とブログに書き続けているんです。
自慢じゃないが、物事上手くいったことより上手くいかないことの方がはるかに多かったんです。
要は、自虐ネタしか無いということですw
これからもリタイアし続けるから安心してくれ!
もしかしてサロ魔10連敗とかしたら逆に伝説になるのかもしれないと思えてきたw
(イヤイヤウソです)
チャリティゼッケンで語る!
背中から哀愁が漂っています。
そして傍らには、もはや走ることをあきらめたランナーが、
縁石に座って、ふくらはぎを揉んでいます。
よく見ると、右端にも座っている人が写っていますね。
足が痛いのかもしれませんが、心が折れると一気に気力も失われます。
ゼッケンの文字は、ピンボケでよく見えませんが、
走れるだけで、まるもうけ!!
と、書いてあります。
でもこの状態で読むと、皮肉にしか思えない・・・ような。
今日は、救急車の往来も激しかったです。
ここで、ジャギ様とウルトラマンが抜いていく!
あいつらはまだあきらめていないのか?
そして左端にいるのは、リアルのび太くんではないか!
結構走れそうな体をしているのに、今日は調子悪いのだろう。
その後、見ることはなかった。
32キロ通過。
ボランティアスタッフも撤収準備をしている。
ホークス女子が、歩いている。
スタート前は、昨夜のホークス優勝で、テンションが上がっていたのだろうが、
今は、どんな心境なのだろうか?
ヘッドホンから流れている曲は、ホークス応援歌かもしれないw
またか・・・
今日は、倒れている人を見ることが多いです。
そして間もなく33キロの関門が、迫ります。
よし、ここで終了しようと、思っていると・・・・・
「あと1分で関門閉鎖しま~す」
の声が!
思わず、反射的に走ってしまいましたw
最後くらいは、走って終了しようとの思いもあったからです。
ところが、閉鎖2秒前くらいに関門突破・・・・。
ありゃ、突破してしまったよw
突破したからには、ちょっと走ってみるか!
ダメだ・・・まったくダメだ・・。
全然足が動かない・・・。
仕方ない次の関門まで歩こう。
しばらく進んでいくと・・・・・
うわ~またか・・・・。
今日は本当に、何人も倒れている人を見ました。
トンネルに向かう人たち。
力なくうなだれている人が多いです。
まぁ仕方ないです。
もうゴールゲートには、到達しないことが確定したランナーたちに、
ボランティアスタッフが、声援を送ってくれますが、
みんな応える元気がありません。
まぁ仕方ないですね。
なんとなく、みんな力なくフラフラと歩いているように、見えますねw
ゴールするという目標がなくなると、張りつめていた気持ちが一気緩み、
疲れがどっと押し寄せてきます。
まぁ仕方ないですねw
35キロ地点通過。
5時間4分経過。
残り7.2キロを55分です。
記念に写真を撮っている人もいますw
ん?
10キロ55分じゃないよね?
7.2キロ55分だったら、大したことないよね?
もしかして、ちょっと気合いを入れたら完走できたのか?
今見るとそう思っても、この時はそんなことを考える精神状態?では、ありませんでした。
やっぱり6時間のペースランナーが、先に行ってしまった事へのショックは大きいです。
橋の上に差し掛かると、スタッフの人が、
「まだ走れば関門間に合うよ~」
「ここまで来たのにもったいないよ~」
などと、叫ぶもんだから、
”ホントに間に合うのかよ?”
などと思いつつ、
またまた反射的に走ってしまいますw
36キロ地点。
下りなので、思ったよりスピードが出ます。
背中で語る!
ゴール後のビール求めてRUNランRUN♪
ビールネタ多いです。
アンタも走れば、美味しいビールが飲めるよ!
(それは儚い夢でしかありませんでした・・)
関門が見えてきた。
本当に関門通過できるのか?
何?
すでに閉鎖されている?
(期待させといて)全然間に合ってないんですけどw
6分前に閉鎖されていました。
これにて終了です。
関門の美ジョガー!
ウェアにしみ込んだ汗が、この日の暑さを物語っています。
”37キロ関門で、おわった~”
とかLINEを入れているのでしょうか。
チャリティゼッケンで語る!
「絆」
この人の律儀な性格を物語っているようです。
感謝の気持ちは、大事です。
バスの中では、ペットボトルの水と、どら焼きが配られましたが、
まったく食欲が無く、食べないで持ち帰りました。
バスを降りると、こんな風にスタッフの出迎え?を受けましたw
立てなくなった人の為に、車椅子も用意されていました。
出迎えに来ていた友人に、
「ダセ~」
とか言いながら、バスを降りてきた、
ホークスファンw
たぶんあとで、笑い話にした事が想像されます。
自虐ネタとして、笑い飛ばすのが一番です。
バスを降りて、ゴール地点でも見に行こうかと思っていると、
声をかけられます。
(例によって、妄想による脚色が入ってます)
「オイ!ボバフェット!」
「なんだ?ジャギじゃないか」
「アンタも護送されてきたのか?」
「ああ、こう見えてもオレ様は、暑さに滅法弱くてな!」
「今日のところは、護送されてやったぜ!」
「お互いマスク被るのは暑さにこたえるからな」
「実は、ボバがいるとか言ってアンタをペースメーカー代わりにしてたんだけどな」
「そうか、頼りにならなくてスマなかったな」
「気にするな!まぁいいってことよ!」
「ところで、ウルトラマンとカイジはどうなった?」
「カイジのヤツ途中で、帰りやがった!」
「帰った?任務を放棄したというのか?」
「なんでも、早くハネムーンに行かないとヨメに怒られるらしくてな」
「なんだそれは!”私とマラソンとどっちが大事なの?”と言う事か?」
「まぁアイツもいろいろとタイヘンそうだからな、カンベンしてやってくれ」
「なんか腑に落ちないが、まぁいいだろう」
(まさかそんな理由で、いなくなっていたとはw)
「ウルトラマンは、どうなった?カラータイマーは、鳴っていなかったか?」
「カラータイマーは、ピコピコ鳴っていたけどよ、長州出島エイドでエネルギーを補給したら、
回復しやがった!」
(エネルギーが配られていた長州出島エイド)
「一緒に護送されてこなかったのか?」
「エネルギー補給のおかげで、なんとか任務達成しやがったようだぜ!」
「そうか、さすがウルトラマンだな。」
「賞金は、いくらもらえるんだ?」
「賞金?そんなもんあるわけね~だろう。お前みたいな賞金稼ぎじゃないからな」
「そうだったな。それじゃまたどこかで会おう!」
「おう!また会えるのをたのしみにしてるぜ!」
ジャギ様とリベンジへのエールを交わすw
落ち着いたところで、参加ランナーに無料で振舞われている、
”ふく汁”をいただきます。
そして、制限時間の6時間が経過しようとしていたその時、
「ストームトルーパーも帰ってきました~」
何?ストームトルーパーがいたのか!
急いで、ゴールランナーを見行くと・・・・
いた~ストームトルーパー!
しかもプラスチック製の本格的なコスチュームを着ている。
あのマスクとコスチュームで、よく完走したものだw
スゴイ!凄すぎる!
今度は、ぜひ最後尾に集合をお願いします。
おわり