担い手不足の病院に外国人看護助手 献身と責任感が起こした変化
毎日新聞
2026/6/9 09:00(最終更新 6/9 09:00)
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「移動しますね」。髪の毛を覆うヒジャブ姿の病院スタッフが、ベッドで病棟を移ることになった入院患者に声を掛け、看護師と共に搬送を始めた。医療の現場で、担い手不足の職種を外国人が支えるケースが増えている。水戸赤十字病院(387床)では、2025年12月からインドネシア出身の女性10人が看護師の業務をサポートする看護補助者(看護助手)として働き始めた。
10人はいずれも20代で、現地で日本語や介護について学んだ後に来日し、常勤嘱託職員として採用された。看護師の指示のもと、食事や入浴、トイレなど患者の身の回りのケアのほか、病床のシーツ交換などを担っている。
在留資格は最長5年の「特定技能1号(介護)」だ。期間内に介護福祉士の国家資格を取得し、更新回数に制限がない在留資格への切り替えを目指している。
日本全体での介護分野の特定技能1号の受け入れは25年12月末現在で、6万7871人となり、前年から2万3504人増加している。
採用の背景に、看護師の負担増
採用の背景には、高齢化で認知症など介護度が高い入院患者が増えたことによる看護師の負担増があった。医療技術が進歩する中で、地域の中核病院である同病院では看護業務が複雑化する傾向もあった。
負担を減らそうと看護…
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