地元深蒸し煎茶入り「いい匂い」 三重・松阪の幼小中で 給食に緑茶パン
三重県松阪市本庁管内の各市立小学校19校と、飯南飯高管内の同小中学校6校の給食の献立で26日、「深蒸し煎茶」を使った「緑茶パン」が登場し、児童生徒たちは地元特産のお茶の香りと味を楽しみながら頰張った。28日までに同幼稚園全11園、同小中42校で提供される。 市教育委員会は、地域の良さや地産地消の大切さを学んでもらおうと月1回、県や市内で採れた旬の野菜や、松阪牛などの地場産食材を使い「ちゃちゃもランチ」として給食の献立に取り入れている。5月は市茶業組合の協力で、松阪産の深蒸し煎茶の粉末約10.5キロを製パン工場で生地に練り込み、パンに加工し、子供たちの「松阪茶」への興味関心を高めようと提供している。 伊勢寺町の市立伊勢寺小学校(渡邉尚美校長、156人)の2年生27人は26日午後0時20分から教室で昼食の準備を開始。配膳を終え、全員で手を合わせて「いただきます」とあいさつした後、緑茶パンにメープルシロップを付けて元気よく頰張った。昼の放送では「今年摘み取ったばかりの新茶をパンに練り込んで作りました。ちょっぴり苦みがあるけど、甘いメープルシロップを付けて食べると苦みは気になりません」と緑茶パンを紹介した。 森中祐翔君は「お茶の匂いと味がおいしかった。少し苦かったけど、メープルもおいしかった」と笑顔で話していた。