問題となったラオジーの投稿内容(現在は削除済み。編集部で加工)

問題となったラオジーの投稿内容(現在は削除済み。編集部で加工)

周囲には「動画は儲かる」とも…

 東南アジアで取材を重ねてきたジャーナリスト・泰梨沙子氏は、紀田容疑者を知る人物に接触したという。

「ラオジーの動画を見た現地在住者のあいだでは、動画に出てくる食べ物の好みや服装などが“紀田氏と似ているのではないか?”ともいわれていました。本人も周囲に『動画は儲かる』などと話していたようです」

 泰氏は、「インターネットでは近年、今回問題になったようなラオスでの児童買春の情報を提供するブログの存在が複数確認されています」と続ける。

「SNSでは、そうしたブログなどを参考にラオスへ渡航し、児童買春をしていた人たちの投稿も散見されました。一方で、昨年6月に在ラオス日本国大使館から児童買春に対する注意喚起が出て、逮捕者も出てきていることから、そうした投稿は少なくなってきています。

 日本の警察も、海外での児童買春や買春を示唆するブログについて、取り締まりを強化していく姿勢を示しています」

 泰氏の説明の通り、在ラオス日本大使館は昨年6月、〈昨今、SNS上でラオスにおける日本人による児童買春を示唆するような内容の投稿が見受けられます〉として、児童買春はラオスと日本両国で取り締まりの対象であることを注意喚起していた。前出・社会部記者が続ける。

「容疑者の自宅にあった容疑者のパソコンやスマートフォンのなかに、ブログの投稿写真と同じものが保存されていたことがわかっています。容疑者はラオスに数多くの渡航しており、その写真の中には渡航した時期と同じ時期のものも多く含まれているそうです」

 紀田容疑者は容疑を否認しており、これから捜査が進む中で、事件の全貌が明らかになってきそうだ。海外で横行する児童買春、ラオジーの悪行は氷山の一角に過ぎない──。

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