【辺野古沖転覆事故】 守られなかった “1隻に船長2人ルール” 3年前まで抗議船船長を務めた女性が後悔語る「甘いところ、多々あった」
過去に船長が1人で出航した他の船長が、ルール不徹底を叱られる場面もあったということですが、今回は「抗議活動」ではなく「海の案内」だったことが理由で、船長2人体制が守られていなかった可能性があると、関係者から聞いているということです。 ■「落水」は想定していたが… 元船長によると、「船長訓練」という、船を操縦する技能講習は定期的に行われていました。しかし、「船の転覆」の想定はありませんでした。 ――訓練では何を想定していた? 「エンジントラブルだったり、ガス欠だったり」「落水者の訓練っていうのはやるんですよ。船舶免許を取る時にやるんですけど、船自身の転覆っていうのは想定してなかったと思います」 事故の一報を受けるまで、高校生を乗船させていたことを知る反対協のメンバーは少なかったという元船長。事故原因の究明のためにできることは全て協力するとしつつ、平和運動や平和学習自体にまで影響が及んでいることには、悔しさを口にしました。 元船長: 「これにかこつけて平和運動、平和教育自体が叩かれていたり」「どうにかならないのかなという悔しい気持ちもあります」 事故とは異なる文脈で、なぜ人々が海に出て声を上げ続けてきたのかという歴史的背景や、沖縄が抱える基地問題について、学んでほしいと話しました。
琉球放送