お金と医学生
臨床科目が始まった時から私の勉強方法は一貫している。
問題を解き、授業のレジュメを見て、足りないところは『病気がみえる』シリーズで補う。
授業レジュメと病みえの順番が逆になることもあるが、使うものは①過去問 ②授業レジュメ ③病気がみえる の3つだ。
今回、なぜこのタイトルにしたかというと私の勉強スタイルにも影響しているからだ。
CBTを控え、まだ座学もあるなかで周りは授業中に予備校の映像授業を見ている。
いつも一緒にいる友達を除けば、文字通り、前を見ても後ろを見ても右を見ても左を見ても皆映像授業を見ている。
どうやら私たちのように映像授業を買わない方が珍しいらしい。
私が映像授業を買わないのには2つほど理由がある。
①シンプルにお金がない。
ありがたいことに、卒後の9年を引き換えにお金を頂いて大学に通っているため、毎日お金がないと思いながら生活している。
教材用に毎月1万円ずつ貯金はしているが、去年病みえシリーズを15巻揃えたこと(今年に入ってから精神科も購入)、CBT用のクエバンを買ったこと、iPadのバッテリー交換に出したことなど、色々と重なってしまったため貯金袋は軽い。
また、以前に無料の映像授業を見て期間内にアンケートに答えればよい、というアルバイトに申し込んだのだが、1つだけ見て残りは全く見る気が起きなかった。
結局期間内のアンケートに回答できず、「今後アルバイトが回ってこなくなります。」というメールが送られてきた。
うーん、無念。
そんな経緯で映像授業を買っても見ないのでは、と思ってしまっている。
自分の苦手なところだけ見るという使い方をしている同期もいるようだが、捻出した4万をそんなふうに使うのは個人的に勿体無いと思ってしまった。
貧乏性である。
②ただただプライドが高い
生まれてこのかた、あまり予備校や塾といったものに馴染みが無い。
理由を言えば、塾代が高いと知り口が裂けても母に伝えれなかったという①に似た理由である。
しかしそれでも、なんとかなってきたのが私の二十数年の人生だ。
今回も「そんなものに頼らなくても」という変なプライドや見栄があるのかもしれない。
周りの映像授業ブームは大学3年の時には訪れた。
私の大学では3年後期の試験が鬼門と言われている。
試験科目は細かく分ければ20科目近くになり、膨大な科目数をこなすには映像授業を使うのが効率の良いやり方だ。
ただその“鬼門の3年後期“で映像授業を使わず、非常に良い成績を残してしまった。
普通にその場で叫び出したくなるくらい。
しかしそれが良くなかった。
私は映像授業などなくても良い成績を取れるという変な自信が育ってしまったのだ。
今日本当は『プライドと医学生』というタイトルでnoteを書こうと思ったのだが、先にお金の件を話しておきたかった。
失念していたが、私が映像授業に対してどう思ってるかは本題ではない。
業界、医学生のことただの金ヅルだと思ってるでしょ?????
ということだ。
いや立派な値段するだけの素晴らしい解説は非常に感謝しているが、他の医療学生に比べて値段が違いすぎやしないかね。
まず、他の職種の学生向けにはYouTubeコンテンツも充実している。
しかし医学生向けには違和感を感じるほどない。
頭にきてOsmosisという動画を見漁っていた時期もある。(海外医学生にはメジャーなのかな?分かりやすいが英弱なので元気じゃないと見れない)
お得セット!と銘打った商品が余裕で10万を超えていたり、イヤーノートが一冊では完結していなかったり…
ストアで商品を見ていると、私の財布の寂しさに嘆くよりも腹が立ってくる。
病気がみえるのシリーズは新版以外は中古を紙で買った。
秋からの実習に向けてイヤーノート(内科・外科3万、小児科9千)も電子版で欲しいし、その前のOSCEに向けて診察ができるシリーズ(全2巻、1巻9千)も欲しい。
国試の過去問を買うのはやっぱり6年になるときにしよう…


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