日本ハム・新庄監督、「初優勝おめでとうございます」交流戦制した西武を開口一番祝福 14勝4敗でも「優勝できないのがパ・リーグの強さ」
◇16日 セ・パ交流戦 広島0―2日本ハム(マツダ) 日本ハムの新庄剛志監督は就任5年目で初の交流戦優勝を逃した。優勝の前提条件が広島戦に5点差以上をつけて勝つことだったが、勝利こそ果たせど、2点のリードしか築くことができず、結果的に西武に優勝をさらわれた。 新庄監督は開口一番に「初優勝おめでとうございます」と最後も勝利で締めくくった西武を敵将ながら大いに祝福。「いや、大したものですよね。今年は強くて強くて。素晴らしい優勝だと思います」と続けた。 チームも14勝4敗の好成績を収め、2位・ソフトバンクと同率でフィニッシュ。「もう十分。この交流戦を選手たちがよくやってくれて。この成績でも優勝できないのがパ・リーグの強さ。あの時勝ってればな、というのがない」とナインの健闘をたたえた。 交流戦を制することができなかったが、大事なのはリーグが再開してからだ。この日の勝利で貯金を「7」に増やしたが、リーグ順位は4位のまま。パ球団同士で星をつぶし合うシーズン後半戦の戦い方がペナントレースを左右する。「ここからが楽しみですね。またパ・リーグの試合に戻って」と気持ちをいったんリセットした。 思い切って主砲レイエスを広島遠征に帯同させなかった。かかとに”爆弾”を抱えており出場選手登録したまま本拠地に残して治療に専念させた。ベンチに入れて代打待機の選択肢もあった中で、指揮官は「(この試合に)守らせて後半に何かあったら…。どこでもドアがあったとしたら呼んでるかな。(19日からの)ソフトバンク戦に備えてもらう」。2日の広島戦が雨天中止となった時点で方針を決めていたという。 試合は4回にドラフト3位ルーキー・大塚瑠晏のバント適時安打で先制し、9回に万波中正が右翼に2試合連発となる14号ソロを運んだ。投げては先発した北山亘基投手は6回途中を4安打無失点で切り抜け今季6勝目(2敗)をマーク。自身の交流戦連勝記録を「7」に伸ばした。
中日スポーツ