“「トクリュウ」の危険性知って”学校現場などで呼びかけ強化
(更新)
「トクリュウ」匿名・流動型犯罪グループが関与したとみられる事件で、少年たちが末端の「実行役」などとして利用されるケースが相次いでいることを受け、警察庁などは学校現場などで危険性を伝える取り組みを強化することにしています。
警察庁によりますと、「トクリュウ」が関与したとみられる強盗事件で去年検挙された304人のうち、14歳から19歳が116人と全体の38%を占めました。
先月、栃木県上三川町で起きた強盗殺人事件では、実行役とみられる男子高校生4人が逮捕されるなど、少年たちが末端の「実行役」などとして利用されるケースが相次いでいることを受け、警察庁などは、今月から来月にかけて警察官が学校に出向くなどして、「トクリュウ」に関与する危険性を伝える取り組みを強化することにしています。
具体的には、報酬は支払われず実行役は逮捕されること、未成年だから罪が軽いということはないこと、脅されても警察が必ず保護することなどを伝えていくということです。
赤間国家公安委員長は、5日の閣議後の会見で、「夏休みの前に、全国の中学生や高校生などに対し、いわゆる闇バイトでトクリュウに関与することがいかに危険であるかを伝える取り組みを進めていきたい」と述べました。
高市首相 Xで保護者らに呼びかけ「直接語りかけて」
「トクリュウ」に関連し、高市総理大臣は旧ツイッターの「X」に、保護者らに対する呼びかけを投稿しました。
この中では「大切な子ども達が幸せな人生を送るため、そして何よりも闇バイトで人生を棒に振らないため、直接語りかけてほしい」としています。
そして、先輩や友達からの誘いでも応じないことや、銀行口座やスマートフォンを売らないことなどを、周知するよう求めています。