ナフサ不足の“目詰まり”どこで?資材が入らず倒産した会社も 供給ルートを遡り調べると…
■原料を供給する石油化学工業会「我々が障害持っている訳ではない」 さらに「川上」の石油化学工業協会は… (石油化学工業協会 工藤幸四郎会長 5月21日) 「消費者やサプライチェーンの途中の段階が、値段が上がる・供給が細るという危機感を抱いた需要(で不足している)。供給側は需要に合わせて、しっかり作るべきだし、我々がそこに障害を持っている訳ではない」 業者は需要に応じた生産をすべきで、自分たち原料供給側が「目詰まり」の原因ではないという立場を示しました。 ■“シンナーを使わない塗装”に需要の高まり そんな中、需要が高まっているのが「シンナーを使わない塗装」です。 (筒井工業 前島靖浩社長) Q.シンナーを使わない塗装が注目されているが? 「粉体塗装といって、樹脂の粉だけで塗装する」 粉体塗装・パウダーコーティングを日本で初めて実用化した、愛知県半田市の筒井工業。 (前島社長) 「袋に入っているのが、粉体塗料」 (大石) 「粒子がめちゃくちゃ細かい。さらさらを通り超えて、ふわふわしている」 塗料は樹脂を粉末にしたものですが、シンナーは使わないため、中東情勢の影響は今のところ出ていません。 金属面にスプレーガンで粉末塗料を吹き付けると… (大石) 「粉が出ました!色がついてる。ちゃんとくっついて、粉なのに液体みたいになっています」 (前島社長) 「溶けた時に粘度が高くなって、厚塗りしてもたれてこない」 ■粉の塗料を焼き付ける“紛体塗装”に問い合わせ急増 焼き付けることで硬化し、液体の塗装に比べ厚みは2倍。40年近い耐久性があり、道路標識や車の足回りなどに使われている粉体塗装。通常の塗装に比べ、3〜5割コストが高くなるうえ、色も混ぜ合わせて作るなどは出来ませんが、今まで使っていなかった業者からの問い合わせが急増しているといいます。 (前島社長) 「液体の塗装が難しい状況なので、粉体塗装ならできるのかと。粉体塗料の注文が塗料メーカーに殺到しているので、塗料製造の時間がかかっている」 Q.ナフサショックの影響で人気が高まり、入りにくくなっている? 「おっしゃる通りです」
CBCテレビ
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