【大学選手権】部員206人KANSAI魂で栄冠 「強い関大を取り戻そう」関大・森内大奈主将が4回先制打

スポーツ報知
優勝し、胴上げされる関大・森内大奈主将(カメラ・桜井 彩乃)

◆報知新聞社後援 第75回全日本大学野球選手権記念大会 ▽決勝 慶大1―2関大(14日・神宮)

 決勝が行われ、関大(関西学生)が慶大(東京六大学)を接戦の末に破り、54年ぶり3度目の優勝を決めた。

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 半世紀の時を超え、関大が日本一に輝いた。歓喜の輪の中心には主将・森内大奈がいた。「強い関大を取り戻そう」。1年秋に関西学生リーグの頂点を経験したが、小田監督の就任後は4季連続で4位以下。チームもばらばらだった。「2年間勝てなかったのは、監督がしたい野球を徹底できなかった」と選手間でも話し合いを重ね、戦術理解を徹底した。

 先制打はその成果だった。4回1死一、二塁でエンドランのサイン。森内が反応し、左前へ先制打を運んだ。「仕掛けて先手を取ろう、という話をしていたので。本当にハマった」と塁上でポーズ。喜びが込み上げてきた。

 「強くても『応援がダメだ』とか『プレーが荒い』とかでは、評価されない」。部員は206人の大所帯。チームに関わる全員が本当の戦力となった。「応援して、応援されるチームづくりを目指した」とベンチの控え部員も、スタンドも大応援で後押しした。

 小田監督が「あの得点が大きかった」と強調した5回の右越え本塁打は4番・山本だ。13日の準決勝・国学院大戦で放ったサヨナラ打に続く殊勲打。「(森内)大奈さん中心に、秋もチームを仕上げてくれる。しっかりついていって、頑張りたい」と約束した。

 森内主将は「勝利の価値を追求しよう、という話をずっとしている。一度休憩してまた、その価値の見出し方を追求していければ」と表情を引き締めた。頂点に立った喜びは一瞬だけ。視線は秋に向いている。(岡野 将大)

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