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存記が幼児化して、大人組が世話する話[前編]/Novel by とまと

存記が幼児化して、大人組が世話する話[前編]

16,007 character(s)32 mins

別作品へのいいね、スタンプ、反応ありがとうございます。モチベになります┏○

【ご注意】

■某掲示板の甚爾/髙羽/日車が高専の同期だった世界線を参考にしたIFストーリーです
■みんな生存のご都合設定
■腐界隈の人間が書いて居るため、苦手な方はご注意いを
■術式などしっかりと理解していない点がある為、ツッコミ所が多々あるかと思います。ノリで凌いでください。
■誤字などは見つけ次第修正致します。

□個人的な設定は、同シリーズ内に記載しておりますのでご興味ありましたらご確認ください。
□登場キャラ数が多い故、吹き出しの前にキャラ名を1文字を記載しています。

→何でもOKの方向け( *・ω・)ノ

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0.side髙羽
本業である芸人業が一段落着いた俺は、呪術高専東京校に足を運んでいた。特殊な学校故、二度と母校に足を踏み入れることは無いだろうと思い、高専を離れてから数年。
まさか、同級の2人がここで呪術師兼、教師をやる日が来るとは思っていなかった。
俺にも声はかかったが、教師は向いて居ない事とお笑いを辞めるつもりは無かった為、フリーの呪術師として席を置き、高専の出入りを許される立場になった。

死滅回游後、現在の呪術師や生徒達とも仲良くなり、公私共に充実した日々や交友を送れている。
そして何より、とーじやヒロミちゃんとまた昔の様に関われる事が何よりも嬉しかった。

今日は飲みにでも誘ってみよう。そんな事を考えながら事務室に足を運んだ。

伊「髙羽さん、こんにちは。今日は呪術師としての依頼は無かったはずですが…。」
髙「伊地知くん、こんにちは!これ差し入れ、良かったら食べてくれ!!」
伊「いつもありがとうございます。今川焼きですか、いいねすね!」
髙「五条達に見つかる前に食べてね!」
伊「そうします。」
髙「今日は、とーじとヒロミちゃんに会いに来たんだけど…居る?」

事務室に入ってたは良いものの、部屋には伊地知くん以外は誰も居なかった。

伊「甚爾さんは、真希さん、虎杖くんと呪霊討伐の任務。日車さんは本業の方で不在なので、今日は御二方とも高専には来ないかと。」
髙「そっ……かぁ……。」
伊「すいません。(髙羽さん、分かり易くガッカリしてるなぁ、、)」

伊地知くんにお礼だけ言うと、今日は諦めて帰る事にした。
改めて思ったが、恵くんや、乙骨くん、篤也や灰原くん達の姿も無い。

髙「(みんな、忙しいよね、、)」

本業を続けながら、呪術師をやらせて貰ってる自分が特殊なのだと改めて思う。忙しいはずなのに俺に要請が無いのは、みんな気を使ってくれているからだと思い直し、グループLINEにも連絡を入れるのも止めて置いた。

それから何回かは高専に足を運び、どちからに会うことが出来た日もあった。のだが…

パ「甚爾なら、悟と傑に追いかけ回されてたぜ。」
棘「シャケ。」

灰「日車さんなら、今日は冥冥さんと任務に出てますね!髙羽さん、先週テレビ出てるの観ましたよ!!」

甚「よう、髙羽久しぶりだな。わりぃ、今日は1年坊ども飯に連れてく約束だもんでな。また声掛けてくれ。」

七「こんにちは、髙羽さん。日車さんなら、先日甚爾さんと五条さん、夏油さんがぶっ飛ばした建屋についての後始末をしてます。あぁ、御三方なら私と灰原が精神的に〆ときました。」

秤「髙羽さんじゃねーか。甚爾さんなら綺羅羅と、灰原さんと九州の方に任務行ったぜ。」

寛「髙羽、仕事の方は順調そうで良かったな。この資料作成し終わったら、また直ぐに岩手の方に移動しないといけないんだ。無理しない様にな。」

篤「甚爾さんなら真希、秤、虎杖の稽古に付き合わされてますよー。」

夏「こんにちは髙羽さん。先日は一緒に任務ありがとうございました。是非また御一緒してください。日車さんなら生徒に簡単で効率的且つ、誰が見ても分かり易い報告書の書き方講座してますよ。あぁ、報告書サボったり、溜める傾向のある大人(悟、甚爾さん、灰原)も入ってます。」

飲みに誘うどころが、ゆっくり話をする事すら出来なかった。


1.side七海
授業が終り生徒達は帰宅し、高専を拠点にしている呪術師の面々も徐々に討伐から戻っており、いつもより構内に人が多く居た。

伊地知君に絡んでいる五条さんを夏油さんに押し付けて、現在は休憩所で伊地知君とコーヒーを飲んで一息ついている。
しばらくして日車さんが自販機に来て、飲み物を選び始めた。
少し悩んでから無難に500mℓのお茶に決めた様でそのボタンを押した。500円玉を入れたのか、また購入のランプが点灯したままだ。
お釣りのレバーを手にかけようとしたところで、横からコーラ購入のボタンを押す人物が。
ガタンと自販機の取り出し口に500mℓのコーラが落下し、悪びれもなく回収して、炭酸飲料独特の音を鳴らしながらボトルの蓋を開ける。
日車さんは諦めたかの様に、再度レバー掛けてお釣りと自分用のペットボトルを回収した。

寛「買ってやるとは言ってないが。」
甚「いいじゃねーか、金持ってんだから。」
寛「お前は使いすぎなんだ。」

甚爾さんはコーラのボトルに口をつけ、半分程一気に空けてしまった。日車さんも、そのままボトルを空けて1口だけ口を付ける。

寛「同じ建屋に居る時もあるはずなんだが、あまり合わないな。」
甚「お前の報告書講座説教は聞いてたぜ?」
寛「伊地知達を困らせるからだ。処理を進める方だって大変なんだぞ。」

そう言って、2人してこちら…というか、主に伊地知君の方を見る。
一瞬だけビクッと震える伊地知君。見かねて私の方から声を掛けた。

七「お疲れ様です。御2人共、今帰りですか。」
寛「お疲れ様。恵と今戻ったところだ。どっかの父親と違って素直で賢い。」
甚「おつかれさん。さて、誰の事だか。」
伊「任務、お疲れ様です。お怪我が無さそうで何よりです。」

2人が近付いて来る。座りますかと訪ねたが、遠慮された。私と伊地知君がソファーに座り、その前に甚爾さんと日車さんが立っている状態だ。

甚「お前、寝てるか?目の下ヤベーよ。」
寛「…寝てる。」
甚「時間は。」
寛「180分位…。」
七「分単位で言う意味あります?」
伊「日車さんこっちの仕事まで見てくれるの凄く有難いし、助かってるんですが無理しないでください。」
寛「せめて、五条と夏油を何とかできないか?」
七・伊「「それは無理です。」」
甚「即答w」

甚爾さんは、日車さんの肩に腕を載せて指さして笑ってる。

ずっと使命を背負って、分かり合えないまま対立することになってしまった1つ上の先輩達。
五条さんの生還も、夏油さんの復活も何故か理由は分からないが、きっとこの人達が関わっているのだろう。

そして、おそらく五条さんも夏油さんも甘えているのだ。そもそも、あの2人を相手に出来る呪術師なんて滅多に居ない。甚爾さんも毎回良く、相手にできるものだ。
特に、五条さんは自分が何とかするべきだと背負って居た何かを、ほんの少しでも押し付けられる人達がてきたのだと思う。今は傍に夏油さんも、家入さんもいる。

甚爾さん、日車さん、そして髙羽さんが高専を離れず、呪術師になってずっとこちら側に居てくれていたのであれば、何か変わって居たのではないか。そう思うのは、灰原を残して高専を離れた自分が言えるセリフではないと分かっているのに、考えずには居られなかった。

ドサッ…

考え事をしていたせいか、甚爾さんと日車さんの後ろで物音がするまで、誰が来たか何で気づかなかった。

4人で音がする方へ振り向くと、そこには髙羽さんが自分の荷物を床に落として立ち止まっていた。
少し顔を伏せて居るせいか、表情が見えにくい。

寛「髙羽?」
甚「どーした、そんなところに突っ立って??」

日車さん、甚爾さんが声を掛けるも反応が返って来ない。普段であれば、とーじ、ヒロミちゃんと煩い位なのに。

髙「俺だって……………………………のに………。」

少し時間を置いて、返ってきた言葉は聞き取り難い。

甚「何言ってんだ?」
髙「俺だって、一緒に居たいのに……。」

今度ははっきり言葉を聞こえた時、甚爾さんと日車さんは髙羽さんの言葉を上手く捉えられずに困惑していたが、私と伊地知君は目を合わせた。
髙羽さんは、ずっと御2人を訪ねて何回も高専に来ていた。忙しいのが分かっていたから、もしかしたらあえて連絡は取らなかったのかも知れない。
髙羽さんに甘い御2人は、忙しくても無理して時間を作るだろう事を考えて、髙羽さんなりに遠慮していたのではないだろうか。
その髙羽さんの行動を御2人は知る由もないのだが、そんな2人が目の前で楽しく話しているのを見て、何かが爆発してしまったのでは…

伊「髙羽さん!甚爾さんと日車さんは今し方任務から帰られて、丁度ここであったばかりなんです!!」

その可能性に伊地知君も辿り着いたらしく、透かさずフォローを入れる。

七「伊地知君の言う通りです。なので、髙羽さんが思って居る状況では…」

自分も続けて言葉を掛けるが、届いて居る様子が無い。

髙「俺抜きで楽しそうにしててズルい!!!」
七「(子供か!?)」
甚「落ち着け、髙羽!」
寛「どうしたのか説明を…」

内心自分はツッコミを入れ、日車さんが言いかけた瞬間、髙羽さんが︎︎ ︎︎"︎︎ボンッ︎︎︎︎"︎︎と爆発して白い煙を散らし、甚爾さんも日車さんもそれに巻き込まれてしまった。

七「伊地知君、大丈夫ですか。」
伊「私は問題ありません。でも……」

白い煙が引いていくと、3人が消えていた……。いや、正確には荷物や先程まで手に持っていたペットボトル、着ていた服は落ちているのだが姿が見えないのだ。
あわあわとしている伊地知君を落ち着かせ、落ちている服の近くまで移動する。

すると、よく見れば何かモゾモゾと動いている。何度目か、伊地知君と顔を見合わせ、上着を捲ると小さな子供と目があった。

お互いに瞬きをして、静止する。

伊「そっ……そんな事ありますぅ!!!!!!?」

今までの過程と予想できる結果が結び付いたのか、伊地知君の声が高専内に響いたのだった。


Comments

  • 皇 輝鬼

    どうか続きを〜!!

    November 9, 2024
  • shida
    October 6, 2024
  • September 16, 2024
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