“釜ヶ崎の象徴” 西成「あいりん総合センター」解体作業が本格的に始まる 来年3月までに工事完了へ
大阪市西成区にある「あいりん総合センター」の解体作業が9日始まりました。 9日午前8時半ごろ、大阪市西成区にある「あいりん総合センター」に、トラックなどの工事車両が次々と入っていきました。敷地の南側では、大型の重機による建物の解体が始まり、大きな音を立てて壁などが取り壊されていきました。 「あいりん総合センター」は1970年、西成区で日雇い労働者を支援する施設として開設され、労働者の街のシンボルでした。 施設は耐震性の問題があるとして、2019年に閉鎖されました。 しかし、閉鎖後も路上生活者による寝泊まりが続いたため、土地を所有する大阪府が明け渡しを求めて訴訟を起こし、路上生活者側の敗訴が確定。2024年12月には大阪地裁が退去させる強制執行を行いました。 解体工事は2025年から始まり、これまでは内装の解体や建物に使われていたアスベストの飛散防止などの準備作業が行われていましたが、9日からは重機を使っての本格的な解体作業が始まりました。 解体工事は2027年3月までに完了する見込みで、跡地には労働者支援施設のほか、多目的広場やにぎわいの空間を備えた施設が建設される予定だということです。