勉強会で気になったワード 『シミュレーションをしないとロボット動作の時間が正しく分からず、手戻りになってしまう』 -- 生産技術において タクトの設定の次にやることは 加工の全体把握と分解による工程数の算出。 この時点で加工前後の人の作業や搬送方法の時間によって、各工程で『加工できる時間』はどれだけ残されているかをおおよそ確定する。 そして工程数が決まったらブロックレイアウトによって、許容されるエリア内で工程の入口から出口の経路、人やAGV、リフターなどの物流経路の成立性を検討し工程の枠が仮確定する。 そして、その決められた枠の中で設備の機器配置を検討し、サイクル線図によって動作の順番と時間の成立性を検討する。 ここで成立性に難があるとその規模によって、工程数かレイアウト時点から再検討するサイクルを回す。 -- 要はそのサイクルの中でシミュレーションは効率が悪すぎるので行わない。 かといって、シミュレーションをしないと実機ができてからのやり直しは面というのはめんどくさいので、『本当に怪しい部分のみ』シミュレーションを回す。 なので、造り込みのほとんどは机上計算などで行い、懸案箇所の答え合わせをシミュレーションする。 これは強度解析も同様の考えだと思う。 だから、 シミュレーションをやらないと失敗して手戻りする。というのは誤りで『原理に沿った動作、時間設定を正しく検討できてない』ことによって手戻りが発生するというのが正しい。 複雑なことでその判断に懸案があるから、シミュレーションという手段で確度をあげる。 そして、設備の設計の確定タイミングと設備立ち上げまでの期間を見て、シミュレーションの実行時期を判断するといった難しさもある。 シミュレーションは確かにあると嬉しいけど、 ないと仕事ができないは、問題点を正しく理解できてないということでもある点に注意が必要だと思う。