第38話

#9 練習生時代①🎤🌸
2,809
2022/11/02 21:35 更新
(なまえ)
あなた
え''ッッ!やだッッ!
Bang Chan
Bang Chan
いいじゃん!
(なまえ)
あなた
やだッッ!
Changbin
Changbin
ヒョン、あなたやだって
Han
Han
他探す?
Bang Chan
Bang Chan
あなたがいいんだって…!
Changbin
Changbin
あらやだっ、プロポーズ?
Han
Han
隅に置けないねえ
(なまえ)
あなた
とにかく!嫌なものは嫌!お断りだから!


 「ごちそうさまッッ!」と言い、あなたはダンッとお代を机の上に叩きつける。あなたの大声に、一瞬カフェがざわついた。

机にかけてあった鞄を持ち、あなたは勢いよく立ち上がり、店を出る。

Changbin
Changbin
あーもう、待てってあなた…
Han
Han
ヒョン〜諦めようよ…あなた頑固だしさ…
Bang Chan
Bang Chan
…いや、ダメなんだよ。あなたじゃないと
Han
Han
忘れてた…こっちも頑固だった…
Changbin
Changbin
あ〜…。じゃあもう俺が行ってくるよ…


















Changbin
Changbin
お〜いあなたヤ、待てよ
(なまえ)
あなた
!…オッパ


歩いてるあなたの腕を掴み、「一緒に行こう」とため息混じりにチャンビンが言う。

あなたはハァとため息をつき、「好きにして」と返した。

Changbin
Changbin
そんなにヒョンとチーム組むのやなの?
(なまえ)
あなた
嫌って言うか…


練習生なら誰もが行う月末評価。

しかし今回のは特別で、練習生同士で男女混合チームを組み、一曲を発表するというものだった。

曲はカバーでもよし。オリジナルでもよし。
ナムジャでもよし。ヨジャでもよし。
ラップでもよし。歌でもよし。

パフォーマンスのクオリティだけを見る。

あなたはバンチャン・ハン・チャンビンのチームに誘われ、それを今断ったという状況だった。

Changbin
Changbin
俺らとやろうよ?ヒョンも言ってるし…
(なまえ)
あなた
うーん…
Changbin
Changbin
…もしかして、他に組むやついるの?
(なまえ)
あなた
…ヒョンジンと組もうかと思ってんだよね
Changbin
Changbin
!…ヒョンジンってあいつ!?あの最近入ってきためっちゃかっこいい!?
(なまえ)
あなた
そう。組もうかなって
Changbin
Changbin
…なんで?お前仲良いっけ?
(なまえ)
あなた
仲良いってかまあ悪くはないよ
Changbin
Changbin
なんで組もうって思ったの?
(なまえ)
あなた
流石に入ったばっかで月末評価あれじゃ可哀想だと思わない?
Changbin
Changbin
あ〜…ん…まあ……あ''〜〜……
(なまえ)
あなた
ね、思うでしょ
Changbin
Changbin
……あなたの気持ちはわかったけど、…ヒョンがさ…
(なまえ)
あなた
え、チャニが何
Changbin
Changbin
もう俺らにプラスであなた入ってるコンセプトで曲書いてんのよ…
(なまえ)
あなた
どんなコンセプト
Changbin
Changbin
マフィア
(なまえ)
あなた
ぐッッ…………!!
Changbin
Changbin
やりたいでしょ?
(なまえ)
あなた
死ぬほどやりたい……!!
Changbin
Changbin
俺もあなたがいると思ったんだけど…
(なまえ)
あなた
…でも流石にジニ放っておけないよ
Changbin
Changbin
だよな…


チャンビンはガクッと肩を落とした。

ファン・ヒョンジン。つい先月、練習生として入社してきたイケメン。

練習生は顔が整った子が多いけどヒョンジンは中でも別格で、それにスタイルもとても良かった。なんとなく近寄りがたい空気がある。

でも…あなたが気にかけるのもわかる。

あなたはほっと息を吐き、チャンビンの肩をポンと叩く。

(なまえ)
あなた
…ジニがもし平気って言って、断られたらオッパ達の方にいってもいい?
Changbin
Changbin
え、いい!いいよ!
(なまえ)
あなた
じゃあ悪いんだけど、ヒョンにそう伝えて
Changbin
Changbin
お前が伝えなよ
(なまえ)
あなた
さっき強く断っちゃったから気まずい
Changbin
Changbin
ヤァ、なんであんな強く言ったんだよ?
(なまえ)
あなた
だってああでも言わないと諦めないでしょ
Changbin
Changbin
それはそう
(なまえ)
あなた
ね、オッパよろしくね
Changbin
Changbin
あ〜…はいわかったよ…
(なまえ)
あなた
お願いね


そう言いながら、あなたは軽く笑う。
チャンビンは諦めたようにガシガシ頭をかいて、「おーわかったわかった…」と言う。















(なまえ)
あなた
今日誰のレッスンからだっけ
Changbin
Changbin
スホ先生
(なまえ)
あなた
あ〜…??
Changbin
Changbin
ヤァ、覚えてないだろㅋㅋㅋ
(なまえ)
あなた
……ボーカルレッスン…?
Changbin
Changbin
ダンスレッスンな
(なまえ)
あなた
あ〜…


会社に入りながら、そんなことをしゃべる。
チャンビンに「忘れてた、忘れてた」と揶揄われ、「だって新しく入った先生だから…」と言い訳をする。

そんな2人の前を1人通る男がいた。

Changbin
Changbin
お。ファン・ヒョンジン
(なまえ)
あなた
え、うそ!
Changbin
Changbin
ヤァ〜…マジでイケメンだな…
(なまえ)
あなた
オッパ、カバン持って先行ってて!
Changbin
Changbin
えっ
(なまえ)
あなた
頼んだよ!
Changbin
Changbin
あ、こらっ!……あなた!


チャンビンに鞄を押し付け、あなたはヒョンジンの元へと走り出した。
音楽を聞いてるようで、ヒョンジンは全くそれに気が付かなかった。

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