NPB11球団視察の逸材 千葉商大の156キロ右腕・吉川凌平が12K完投で入れ替え戦先勝「生き残る」
◇千葉大学野球春季リーグ戦1部、2部入れ替え戦 千葉商大6―5敬愛大(2026年6月6日 千葉工大) 千葉大学野球春季リーグ戦の1部、2部入れ替え戦の第1戦が行われ、1部6位の千葉商大が6―5で2部1位の敬愛大に競り勝った。 今秋ドラフト候補の最速156キロ右腕・吉川凌平投手(4年)は10安打5失点で完投勝利を挙げた。 147球の熱投で12三振を奪い「野手が6点も取ってくれて乗っていくことができた。こういう大事な場面で勝ちきることを(習志野)高校の時から大事にしてきた。高校の時からの積み重ねがあり、大事な場面で耐えることができた」とあふれる汗を拭った。 昨年12月は大学日本代表候補の強化合宿に招集され、既にNPB11球団が視察に訪れた逸材として知られる。今季のチームは主力選手の就活や公務員試験とリーグ戦が重なった事情もあり2勝10敗で入れ替え戦に回った。自身も冬の練習期間にフォームのバランスを崩して不調に陥ったが、それでも春季リーグ戦では城西国際大戦で1失点完投勝利を挙げるなどチームの全勝利数となる2勝をマーク。下半身の捻転差を意識するフォーム修正を施し「真っすぐが良くなってきた」と復調の手応えを明かした。 あす7日の第2戦で1勝1敗のタイとなることがあれば第3戦の先発が濃厚。「このシーズンは絶対に1部で生き残って(秋は)優勝してプロに行きた。2部に落ちないことが一番大事。絶対に負けられない試合なので、もう全試合投げる気持ちで明日も明後日も準備していきたいと思います」。頼れるエースが闘争心たっぷりに言った。(柳内 遼平) ▼千葉商大・池田朝美監督 とにかく点を取れたことが良かったですね。吉川を信頼しているので9回まで任せる気持ちでした。リーグ戦は故障者や就職活動の関係で出場できない選手もいた。今日はケガ人や4年生がそろったのでチームが締まりましたね。経験は大事ですね。