田口貴志氏(暁星かるた部顧問)による部員への暴力行為・ハラスメント事案について また、その行為を全日本かるた協会へ通報した際の対応について
ちはやふる特別監修の田口貴志氏、同漫画のライバル校のモデル暁星高校、そして全日本かるた協会の実態です。
この度、過去に暁星高校かるた部関係者の田口貴志氏(以下、田口氏)より受けた暴力行為・ハラスメント事案に関して、全日本かるた協会(以下、協会)へ通報し、調査を求めました。しかし、協会は真実の究明および責任ある対応を意図的に回避したと判断せざるを得ない結論に至ったため、皆さんのご意見をうかがいたく公表いたしました。
1.事案の概要と協会への通報
以前、暁星かるた会(当時)に所属していたかるた会員(以下、被害者)に対し、以下の具体的なハラスメント行為が発生しました。
暴力行為::田口氏に髪をつかまれ、膝蹴りによる顔面への暴行を受けた。その後、被害者は退部処分へ。
移籍妨害:その後、被害者が他のかるた会への移籍を希望したにもかかわらず、加害者とされる田口氏の意向により移籍が妨げられ、卒業後の移籍申請も拒否された。
なお、詳細な経緯は、以下の通りです
以下の話は、暁星中学校・高校に現在も在職中の田口貴志教諭に私が受けた暴力や嫌がらせについての話です。競技かるた部の活動で有名な田口氏です。私自身は暁星中・高の卒業生で、被害にあったのは在学中と卒業後の両方です。
暴力を受けた当時、私はかるた部員でした。
部活動の練習中の昼休み、私は田口氏からお使いを頼まれました。田口氏の昼食を代理で買ってきてほしいとのことでした。私自身は昼食を持参しておりましたが、部員仲間の多くも買い出しに行くのでそれに付いて行くついでに了解しました。そこで田口氏の希望であったパスタを購入しました。
それを渡しましてしばらくすると、田口氏が「これ温めた?」と私に聞いてきて、事情がよくわからなかった私は、(快晴の夏の日の昼間でしたので、)「太陽の熱で温まっていると思います」という内容のふざけた返答をしました。それに対し、「底の方でゼラチンが固まって食える代物じゃねえんだよ」と田口氏が激怒しました。
恥ずかしい話なのかわかりませんが、私はコンビニでパスタを購入したことがそれまで一度もなく(それ以降も一度もありません)、コンビニで購入したパスタはレンジでチンしないといけないということを全くわかっておりませんでした。言われてみるとレジで「温めますか?」と聞かれた気がしましたが、コンビニで弁当を購入する際にいつも温めを断る私はきっとその日も断ったはずです。
田口氏は、それを私の悪ふざけだと受け止めたようです(繰り返しますが、コンビニ弁当をレンチンせずに問題なく食べられるように、コンビニパスタもレンチンしなくても持ち歩くうちに適度に温まり、問題なく食べられるものだと心底信じておりました)。そこで、(食べかけのトレーを)「もう一度購入したセブンイレブンにもっていき、レンチンしてもらってこい」と氏は私に命令しました。私は、詳しいことはよくわかりませんでしたが、なんとなく衛生面の関係でそれは難しいのではないかと思いそう伝えましたが、何度も温め直してくるように迫ってきました。その何度目かで「馬鹿じゃねえの?」と発言したところ、田口氏は怒り狂い、座っていた私の髪の毛をつかみ、顔面を膝蹴りし始めました。その際に、田口氏ご自身が高校生時代に野球部の監督に受けたケツバットについての思いを発しながら膝蹴りを続けました(1,2分?数分?その辺はちょっと記憶がありません)。
その日のそれ以降どういうことになったのか私は全く記憶がないのですが、帰宅後、翌日か翌々日も部活に向かったことは確かです。結局、翌々日も田口氏と口論になり、例のごとく暴力を受け、その場で退部処分になりました。
全日本かるた協会に訴えても「かるたを続けたいなら、田口氏に謝るべき」と対応なし。学校に相談すると聴き取り自体はありましたが、具体的な対応は無し。(その際にわかったことですが、職員室にレンジは設置されていたようです・・・。)
私自身はかるたを続けたかったので、他のかるた会へ所属を目指しその上で活動を続けようと思いましたが、そのかるた会への移籍(みっともない?外聞が悪い?そう評されていたと記憶しています)を田口氏が認めないとのことで、練習に参加するのみで大会への参加は不可。今はわかりませんが、当時のかるた業界は、かるた会というものに所属しないと公式大会への参加はできませんでした。暁星かるた会の会長はもちろん田口氏で、他会へ所属するには田口氏の承認が必要なシステムだったとのことです。
そういうわけで、高校在学中の私のかるたプレイヤーとしての活動は、以後ゼロ。ちなみにかるた部自体は、まあ、大きな支障なく活動を続けています。
高校卒業後、私は進学する際に東京を離れました。かるたをやるつもりは全く無かったのですが、ふとしたきっかけにより、再開することにしました。その道府県(仮にA県とします)にはかるた会があったので、そこへ参加するために、一応、田口氏へ移籍の願いを申し出ましたが、拒否。まさか卒業後も嫌がらせを受けるとは思っていなかったので驚きました。
現在、私はかるたの活動は一切しておりません。一方で、田口氏は現在まで暁星中高の教諭として、かるた界隈で活動されていますね。暁星中高も全日本かるた協会も、田口氏の暴力は不問に処すということなのでしょうか。
暁星中高やかるた会を通じた出会いや楽しい経験はありましたが、暁星中高や全日本かるた協会がこんなに情けない組織であると予め知っていたら関わらなかったのにという後悔はやはりあります。同じ思いをする人が二度と出ませんように。
私たちはこの詳細な経緯を、7月9日付で全日本かるた協会の常務理事 総務部長 加藤 誠氏宛に報告し、調査と対応を求めました。その際、当時の状況を知り得る複数名の関係者(証人候補3名)のリストも提示しました。
2.協会からの調査結果報告と、その不誠実な内容
協会からは7月28日付で調査結果の報告がありましたが、その内容は私たちが求めていた誠実な事実調査と説明責任を大きく欠くものであり、極めて遺憾に思います。
「被害者不明」「記録なし」を理由とした調査の限界:
協会は「被害者名が不明であるため真偽の判断ができない」「これ以上の調査は困難」と結論付けました。しかし、私たちは極めて具体的かつ詳細なハラスメント行為の内容を提示しており、加害者とされる田口氏であれば、被害者名が伏せられていても自身の行為を認識できたはずです。また、協会報告には、田口氏が反省や謝罪の意を示したという記載が一切なく、協会が事実を隠蔽しようとしているように感じました。
証人リストに対する非対応:
私たちが提示した証人候補に対し、協会は「被害者名が不明であるため具体的な聴取ができない」として、一切の接触・聴取を行っていないことを明言しました。「暁星高校の関係者に、このような事案について心当たりはないか」という程度の事実確認すら行わないまま「真偽判断不能」と結論づけたことは、真実に向き合う姿勢を放棄したように感じました。
加害者(田口氏)の認否の不開示:
協会は田口氏本人への聴取を行ったにもかかわらず、その認否について「回答できない」としました。これは、仮に田口氏が事実の一部を認識していたとしても、協会がそれを外部に伏せる選択をしたことになり、問題の隠蔽に加担しているような印象を受けました。
過去の協会対応に関する調査の回避:
「かるたを続けたいなら謝るべき」という協会の過去の不適切な対応についても、「時期不明」「記録なし」「関係者の記憶にない」として事実認定を回避しました。記録がないという理由を掲げる一方で、提示された周辺情報や証人への聴取努力を怠ったことは、当時の協会がこの問題を主体的に解決せず、結果的に被害者を「見捨て、切り捨てた」と認識されるような対応をしていた可能性を十分に把握できたはずと私たちは考えております。
協会からの報告と加藤氏とのやりとりについては、以下の通りです。
全日本かるた協会
常務理事 総務部長 加藤 誠 様
お世話になっております。
7月28日付の調査結果ご報告、確かに拝受いたしました。ご指定の期日までにご対応いただいたことはありがたく思います。
しかしながら、報告内容を拝見するに、貴協会が真実の究明および責任ある対応を回避されているとの印象を私どもは受けました。以下、説明いたします。
【調査結果に関して】
1.被害者不明・記録なしを理由とした調査の限界について
私どもは詳細な事実経過を提示しており、加害者として提示した田口氏であれば、被害者名が伏せられていても、仮に本当にやっていた行為ならば、被害者の名前を認識したはずと考えます。 しかし貴協会報告には、田口氏が反省や謝罪の意を示したという記載は一切ありません。ということは、「田口氏は反省していないんだな」と私どもが受け取ることになろうことは、加藤様も理解されることと思います。
2.証人リストを提示したにも関わらず、情報収集が行われていない点について
先日、証人候補として3名のお名前を提示いたしました。そこで「暁星高校の関係者で、こうこうこういう感じの人物に心当たりはないか」と話を聞く等の最低限の情報収集さえ行われずに、移籍妨害というハラスメント行為についても「真偽判断不能」と宣言されたことは非常に残念です。
3.過去の対応調査について
「かるたを続けたいなら謝るべき」との指摘に関し、時期不明や記憶・記録なしを理由に事実認定を回避されたことは、まあ「それもそうかなぁ」とも思います。「仮に鶴谷氏が発言したとしても、記録に残しているわけはない」というのは、私どもも考えておりましたから。ここで、2で私が言ったように、周辺調査をしてくだされば、少なくとも、当時の被害者が抱えていた(暴力行為とはまた別の)移籍妨害ハラスメントについては、ある程度事情がわかったと私どもは考えております。それがわかると、当時のかるた協会が、その問題を主体的に解決されなかった、被害者から見ると「見捨てられた、切り捨てられた」と感じるような対応をしていた可能性を否定できない、そのように考えておりました。
【今後に関して】
貴協会がこれ以上の調査を進めるために被害者本人の実名が必要とされたことは、一旦受け取ります。もし、調査を進められたいということであれば開示する用意はあります。
しかしながら、開示したとしても、被害者への直接的な接触は、現時点では控えていただきたく存じます。まずは私を通じて調整いただくようお願いいたします。どうしても直接の連絡が必要と判断される場合には、その理由と調査方針を事前に私にご説明ください。
または、貴協会が今回の調査結果をそのまま貴協会の最終的な見解とされるならば、内部での問題解決は困難と判断せざるを得ません。
以上、私どもの見解を申し上げました。
お世話になります。
報告書受領のご連絡をいただきありがとうございます。
なお、何点かのコメントをいただきましたが、現状では、
昨日お送りしました報告書で回答したこと以上のことは
申し上げられません。
よろしくお願いいたします。
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一般社団法人全日本かるた協会
常務理事
総務部長 加藤 誠
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3.公表に至る経緯
7月28日の協会からの回答で、被害者の名前がわからないために、
1.真偽を判定できない
2.これ以上調査ができない
3.証人候補に接触できない
と協会が主張したことから、被害者名が協会にとっては非常に重要な情報となるように受け取りました。そこで、私どもは被害者名を開示する用意があることを提示し、対話と解決の機会を探りました。しかし、協会からの最終回答は「これ以上のことは申し上げられない」というものでした。これは、協会が7月20日6時32分のメールで示した「通報いただいたことを真実だと仮定した上で対応しています」という姿勢を翻意したものと私どもが受け取ってよいという宣言であるように感じました。
協会が被害者の名前が特定できる情報があっても、本件を深く調査する意思がないことを示唆していると受け止めざるを得ません。
これらの経緯から、私たちは協会内部での問題解決はもはや不可能であると判断いたしました。
事実、現在まで、田口氏からも協会からも、ついでに言うと暁星高校からも謝罪などは一切ありません。


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